ページトップに戻る

それ多汗?においも?わき汗・多汗症4つの治療法

多汗の原因は体温上昇・遺伝・ストレス・食生活

多汗の原因は体温上昇・遺伝・ストレス・食生活

薄着の季節が近づくと、わき汗や多汗症、わきがのご相談が増えてきます。
2012年に厚生労働省が発表した統計によると、日本人でわき汗・多汗症、わきがに悩む方は約720万人も存在するという多さ。原因は、体温上昇によるものだけではなく遺伝やストレス、偏った食生活です。これらによって、エクリン汗腺アポクリン汗腺という2つの汗腺のうち、エクリン汗線から過剰に汗が出ることで多汗症は発症します。エクリン汗腺は99%が水、1%が塩で構成されているため、ほぼ無臭。しかし、発汗後に放置すると、皮膚表面の雑菌が繁殖して独特の臭いを発するため、臭いと無関係ではありません。

要注意! 4大治療法は症状に合わせて的確に選択

要注意! 4大治療法は症状に合わせて的確に選択

わき汗・多汗症、わきがの治療は、根因であるエクリン汗腺に働きかける必要があります。有効な4つの治療法をご紹介しましょう。

ボトックス ボツリヌストキシン菌から抽出されたタンパク質によって一過性の筋肉麻痺を生じさせる方法。わきの下に注射することで、エクリン汗腺の活動を抑止し汗の分泌を抑えます。効果は半年〜1年ほどなので、プチ治療と呼べるでしょう。

サーミドライ 高周波の熱作用でエクリン汗腺やアポクリン汗腺を処理する、アメリカで人気の方法。わきの下を、ほんの5mm程度切開してカテーテルから照射するため、持続性は半永久的。安全性が高いうえ、術中にベビーパウダーで発汗を確認しながら行うため、確実な効果が得られます。

ミラドライ マイクロ波という電磁波をわきの下に照射し、エクリン汗腺を破壊します。水分(汗)のある箇所に対して発熱する、マイクロ波の作用を活用した方法。皮膚表面を冷却しながら施術するので安全性は高いですが、効果には疑問の声もあります。

ビューホット わきの下に極細の針を挿入し、針の先端を通して高周波を照射させエクリン汗腺を壊す方法。面照射するため、確実にエクリン汗線に届きます。ただし、もとはフェイスリフト用の機器なので汗腺を破壊する効果自体は薄いという説も根強くあります。

コラムのポイント

  • わき汗・多汗症の原因は、発熱や遺伝、ストレス、食生活によるもの
  • 汗の原因はエクリン汗腺だが、発汗し皮膚の雑菌が混ざると臭いも出る
  • ボトックスやサーミドライなど、症状に合った治療法を選びましょう