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豊胸シリコンバッグ抜去後の噂の真相 偶然の一枚が証拠画像に!

結論が出たはずの“脂肪豊胸手術いつやる論争”

結論が出たはずの“脂肪豊胸手術いつやる論争”

豊胸シリコンバッグの抜去(摘出)後に脂肪豊胸手術を行う場合、数か月あけた別日に行うべきか、それとも同時か。長く美容外科業界で議論されてきた内容ですが、5年ほど前からは抜去と同時に行うことが推奨されています。これには専門的なものも含め、いくつかの理由があるのですが、他院で説明を受けた方からどちらが良いかとご相談いただくこともいまだに少なくありません。
確かに、いくらコラムやブログで「同時がベスト」と目にしても、主治医に「数か月あけた方がいい」と言われたらそう思ってしまうのも当然です。ただ、ご紹介する証拠画像を見れば、数か月あけるのが間違いだということを納得いただけることでしょう。

始まりは脂肪豊胸手術の安全性

始まりは脂肪豊胸手術の安全性

では、ご覧ください! の前に、そもそもなぜ豊胸シリコンバッグ抜去(摘出)後の脂肪豊胸手術の時期が議論されているのか、その経緯について知っていただく必要があります。
論点は、脂肪豊胸手術の安全性です。豊胸シリコンバッグを抜去すると、挿入していたスペースが空洞となります。当然ですが、空洞なので血流はありません。つまり、この中に入った脂肪は栄養を得られず壊死し、炎症を起こしたりしこりとして残ったりしてしまうのです。これを回避する策として、以前は3か月ほど期間を設け、空洞が塞がるのを待つという方法が常識で、THE CLINICもそれに準じていたと統括指導医の大橋ドクターは言います。

エコーには映らない“抜去と同時がベスト”の理由

エコーには映らない“抜去と同時がベスト”の理由

しかし、他院で豊胸シリコンバッグを抜去したゲストにコンデンスリッチ豊胸を施すことが増えてきた頃、気づいてしまったのです。注入器を挿入する際、「スポンと抜けるような」(大橋ドクター談)組織の手応えをまったく感じない部分があることに。そして出した結論が、数ヶ月待っても豊胸シリコンバッグを抜去した空洞が完全に塞がる確証はないということ。つまり、抜去時に傷口から空洞を確認しつつ脂肪注入する方法が最も安全なのです。加えて、ボリュームを失ったまま数ヶ月過ごす心のダメージまで解決できると考え、情報発信を始めました。
これを機に、豊胸手術の新しい見解は一気に業界に拡散。ただ、空洞は広範囲ながらもぺたんこになっており、エコー検査でも確認することはできません。そのため、今回ご紹介する画像が初の証拠となるわけです。

ついに見えた! シリコンバッグ抜去後の空洞

お待たせしました。それでは、豊胸シリコンバッグ抜去(摘出)後は同時の脂肪豊胸手術がベストだという証拠画像をご覧いただきましょう。
下のエコー画像は、10年前に他院で豊胸シリコンバッグを抜去され、コンデンスリッチ豊胸のご希望で来院された方のものです。当初なかった真っ黒な空洞が、右の画像には映し出されていることをご確認いただけるかと思います。エコーに映らないはずでは? と思った方は鋭い。この方が他と違ったのは、脂肪の定着を高めるため胸に陰圧をかけるBRAVAという器具を使用した点です。大橋ドクターの話では、完全に塞がっていればいくらBRAVAで陰圧をかけてもこのように映ることはないとのこと。つまり、10年たっても空洞が完全に塞がらなかったという事実が明らかになったのです。

安全に脂肪豊胸手術するための第一歩

完全に塞がるかどうかには個人差がありますが、100%安全でない以上、豊胸シリコンバッグ抜去と同時に空洞を避けながら脂肪注入する必要があるのです。しかし、これには抜去と注入共に高い技術が必要なため、すべてのドクターがすぐ実践できるわけではありません。できないのに引き受けて失敗することを考えれば、「当日の脂肪豊胸手術はできない」と申告するドクターは、正しい判断をしているのかもしれません。ただし、そこで「数か月あけてから注入しましょう」と提案するドクターがいたら、この事実を知らずにアドバイスしている可能性が……。セカンドオピニオンを利用して、別の信頼できるドクターを探すことをおすすめします。

コラムのポイント

  • シリコンバッグ抜去後の空洞は時間が経っても塞がる保証はない
  • THE CLINIC で行ったエコー検査でその証拠が明らかになった
  • 「数ヶ月あけてから脂肪注入」と言われたらセカンドオピニオン