コラム

軽んじてはいけない脂肪吸引後の圧迫固定

皮膚のたるみとむくみの関係

皮膚のたるみとむくみの関係

よく脂肪吸引後の圧迫固定は仕上がりの美しさに影響すると言われますが、それは内出血や痛みの軽減の他、むくみを予防して皮膚の収縮を助けるという効果が得られるからです。
術後のむくみは、脂肪を除去したスペースに麻酔液やリンパ液などの水分が停滞することで起こります。圧迫すると物理的にそれ以上は膨れあがることはできないので、むくみは抑えられます。しかしこれが長引くと、手術で傷ついた線維組織が再構築されたときに皮膚を収縮しようとしてもそれができません。脂肪をしっかり取ったのにまだつまめる脂肪が残っていると感じるのは、こうして皮膚が収縮できずにたるんでしまっている場合が多いのです。特におへその上やウエストといったベルトで締め付ける部位はその上に水分がたまりやすく、こういった失敗が生じやすいと言えます。

圧迫固定で注意すべき点

圧迫固定で注意すべき点

このような事態を回避するためにも圧迫固定は重要なのですが、単純に締め付ければ良いというわけではありません。例えば、腕の途中を圧迫すると指先に近い方の血流が滞るように、ある一部分だけではその部位の末梢(末端)がむくんでしまいます。よって、患部周辺を含めて全体的に圧迫しなければなりません。また、足の場合は末梢を強く、中枢側に向けて少し弱めるという工夫も必要です。
こうした理由から、THE CLINICでは部位ごとに専用の固定用品を使用、無料でお貸出ししています。それでも全体を均等に圧迫できない場合は、レストンと呼ばれるスポンジを併用。その他、包帯の巻き方も研究するなど、より美しく仕上げるためのこだわりがあります。