脂肪吸引モニターに聞く! ダウンタイムを乗り切る、術後のむくみケア
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脂肪吸引術後のダウンタイムで起こる「むくみ」でお悩みの方へ。THE CLINICで脂肪吸引をしたナースやコンシェルジュが、自身の経験からオススメのむくみ軽減法をご紹介します!
代表的なダウンタイム「むくみ」
痛みやむくみ・腫れ、内出血がある中、前回は『痛み編』として有効方法とアイテムを、実際に脂肪吸引を経験したモニター(THE CLINIC のナース&コンシェルジュ)20人にインタビューしました。今回は、痛みと同じくらいに影響のあるダウンタイムの〝むくみ〟について、有効な負担軽減法を調査したので、ぜひ参考にしてみてください。
むくみの原因と部位別症状
脂肪吸引の術後の代表的なダウンタイム「むくみ」は、脂肪を除去したスペースにリンパ液や体液などの水分が停滞することが原因で起こります。
脂肪を取り除いて隙間ができると、それを埋め合わせようとして体液(血液やリンパ液など)が染み出します。その結果スペースに水が溜まって、むくみの症状が出てくるというわけです。
顔(頬・顎)のむくみ
術後2~4日ほどでむくみのピークを迎えます。この間は最も顔の大きい状態になりますが、顔のダウンタイムは比較的軽いため、手術前とさほど変わらない状態であることがほとんどです。
こちらのゲストも、施術後から2日目と比較すると3日目がピークにむくんでいましたが、4日目からむくみが落ち着き、ほっそりとしたフェイスラインに整ってきました。
施術名 | ベイザー脂肪吸引 |
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施術概要 | ベイザー波という超音波を皮膚の内側から脂肪組織に照射して、周辺組織と脂肪細胞を遊離。その後カニューレという専用の管で脂肪細胞を吸引除去する。術後は脂肪採取部位を圧迫固定。カニューレ挿入口には、5mm程度の小切開を加える。 |
施術費用(標準モニター) | 頬(両側)¥270,000(税込¥297,000)/顎下(二重あご)¥270,000(税込¥297,000) モニター募集に関して詳しくはこちらをご覧ください。 ▷DT軽減の工夫も【お顔の脂肪吸引モニター募集】 |
施術の副作用・リスク | 施術後には一定期間、痛み、浮腫み、内出血、こわばり等の症状が見られることがあります。また、この他にも予期しない症状が現れる可能性がありますので、術後異常を感じた際には速やかにご相談ください。 |
二の腕のむくみ
二の腕のむくみは手術当日から1~2週間程度で治まります。術後3日~1週間でピークを迎え、パンパンになった二の腕に驚かれる方も少なくありませんが、以降は症状が徐々に治まり細さを実感することができます。こちらのゲストの場合も、4日後をピークに大きくむくんでいる様子が見られますが、8日目になるとむくみが落ち着き、施術前より確実に細くなっていることがわかります。
施術名 | ベイザー脂肪吸引 |
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施術概要 | ベイザー波という超音波を皮膚の内側から脂肪組織に照射して、周辺組織と脂肪細胞を遊離。その後カニューレという専用の管で脂肪細胞を吸引除去する。術後は脂肪採取部位を圧迫固定。カニューレ挿入口には、5mm程度の小切開を加える。 |
施術費用(標準モニター) | ¥200,000(税込¥220,000) モニター募集に関して詳しくはこちらをご覧ください。 ▷DT軽減の工夫も【二の腕の脂肪吸引モニター募集】 |
施術の副作用・リスク | 施術後には一定期間、痛み、浮腫み、内出血、こわばり等の症状が見られることがあります。また、この他にも予期しない症状が現れる可能性がありますので、術後異常を感じた際には速やかにご相談ください。 |
お腹のむくみ
痛みが治まった術後3日以降からむくみが目立つようになります。1週間ほどでむくみのピークを迎えると一時的に体重が増加し不安に思われる方もいらっしゃいますが、むくみによる症状ですのでご安心ください。こちらのゲストも3日目~7日目は全体的にむくんでいる様子が見られます。一方で、10日目になると、むくみが落ち着いてきただけでなく、ウェストのラインがきれい現れ、さらにお腹全体が平坦になっている様子がわかります。
施術名 | ベイザー脂肪吸引 |
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施術概要 | ベイザー波という超音波を皮膚の内側から脂肪組織に照射して、周辺組織と脂肪細胞を遊離。その後カニューレという専用の管で脂肪細胞を吸引除去する。術後は脂肪採取部位を圧迫固定。カニューレ挿入口には、5mm程度の小切開を加える。 |
施術費用(標準モニター) | ¥270,000(税込¥297,000) モニター募集に関して詳しくはこちらをご覧ください。 ▷DT軽減の工夫も【お腹の脂肪吸引モニター募集】 |
施術の副作用・リスク | 施術後には一定期間、痛み、浮腫み、内出血、こわばり等の症状が見られることがあります。また、この他にも予期しない症状が現れる可能性がありますので、術後異常を感じた際には速やかにご相談ください。 |
太もものむくみ
太ももは脂肪吸引量が多く、むくみをはじめとするダウンタイムの症状が出やすい部位でもあります。ピークは3日~1週間程で、重力の影響で徐々に症状が下に降りていくのが特徴で、太ももの脂肪吸引を行った場合であっても膝にむくみが現れることがあります。
こちらのゲストも5日目にむくみがピークをむかえ、以降は徐々にむくみが治まり、ほっそりとした太ももが確認できます。
施術名 | ベイザー脂肪吸引 |
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施術概要 | ベイザー波という超音波を皮膚の内側から脂肪組織に照射して、周辺組織と脂肪細胞を遊離。その後カニューレという専用の管で脂肪細胞を吸引除去する。術後は脂肪採取部位を圧迫固定。カニューレ挿入口には、5mm程度の小切開を加える。 |
施術費用(標準モニター) | ¥270,000(税込¥297,000) モニター募集に関して詳しくはこちらをご覧ください。 ▷DT軽減の工夫も【太ももの脂肪吸引モニター募集】 |
施術の副作用・リスク | 施術後には一定期間、痛み、浮腫み、内出血、こわばり等の症状が見られることがあります。また、この他にも予期しない症状が現れる可能性がありますので、術後異常を感じた際には速やかにご相談ください。 |
太もものダウンタイムついてさらに詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
▷コラム「太もも脂肪吸引のダウンタイム経過報告〜6ヵ月までの写真を公開〜」
むくみ対策にはどんなケアが効果的?
こうしたむくみの症状を少しでも緩和させ、完成までの日数を近づけるためにも、当院でおすすめしたい4つの方法をご紹介したいと思います。
対策① 着圧タイツを活用する
「最初は直接履くと、太ももが痛くて。冷や汗が出る程だったから普通のタイツの上から履くようにした」という意見から「脂肪吸引後2週間くらいまではガードルで固定し、痛みがなくなる時期に着圧タイツに移行するという、使い分けをした」など、負担をかけ過ぎない着圧タイツの活用法を見出すモニタースタッフがたくさんいました。
さらに、「タイツよりボディスーツのほうが、上から洋服を着てもゴワつかないから働きやすかった」という、立ち仕事の方にオススメの情報もありました。
対策② 術部を温める
そして仕事の後は、入浴や、加温またはインディバや高周波トリートメントで術部を温めるむくみケアを行ったという声が多かったです。
なかには、「家庭用の高出力器Dr.ibis(ドクターイビス)などでマッサージするのもアリ」との意見も。
ちなみに顔はボディほど腫れやむくみが出ませんが、施術当日と翌日のみフェイスマスクをすることでむくみがだいぶ軽減されますので、もともとむくみやすい体質の方には、対策グッズとして頬やアゴごとカバーできるフェイスマスクがおすすめです。
対策③ 術部のマッサージを行う
最も多かったのがマッサージによるむくみケアを行っていたという声。
マッサージは血行が良くなることで代謝を促し、症状の消退を加速させます。
なお、早期の段階で無理にマッサージをすると、痛みや内出血を悪化させる可能性があるため、術後1週間頃から行うようにしましょう。
術後専用コスメ「DOWNTIME」
そうはいっても自分でマッサージをするのは難しいという方は少なくないと思います。また、下半身などむくみが顕著に現れやすい部位の場合、マッサージをしてもなかなか改善が見られないことも。そんな方におすすめなのが、THE CLINIC が開発した術後専用コスメ「DOWNTIME」。
DOWNTIMEを使用してマッサージを行うと、体液循環の促進を最大限に高めてくれるため、高度な技術がなくても、十分なマッサージ効果が得ることが可能です。
また、むくみのピークである術後1週間というのは、痛みのピークでもあります。痛みが激しい場合は、術部に塗布するだけでも効果が期待できます。
ダウンタイムの不安や相談は、ドクターやナースへ
脂肪吸引の術後に起こるむくみに有効な対策アイテムは、ガードル、着圧タイツ、ボディスーツなどがおすすめで、いずれも術部をしっかり抑えることが効果的ということが分かりました。
また、体内からのむくみ改善法としては美容医療機器で深部から加温し、血流を改善する方法が有効でしょう。これについては、老廃物がどんどん排出されるため、術部がスッキリして負担を軽減できると実体験からも証明されています。同様に血流を改善する方法としてマッサージも効果的です。
脂肪吸引のダウンタイム(むくみ)は顔なら比較的軽く、術部が下半身や広範囲であるほど長引く可能性が高いです。いずれにしても、少しでも回復を早めるためにも入念にケアしていきましょう。
こうしたご自身で行えるアフターケア以外でも、当院では術後に「ダウンタイム軽減点滴」を行うことで、むくみだけでなく内出血・痛みなど、さまざまなダウンタイム症状の緩和と早期回をサポートしています。この点滴は、損傷が強い所に集中して働きかけ、修復を促す性質を持つ成分を用いた最新の治療で、ダウンタイムの軽減が期待できます。
さらに、THE CLINIC には、自ら脂肪吸引を経験したスタッフが多くいるので、直接その経験談を聞くことで、より詳しくダウンタイム(むくみや痛み、拘縮など)の対処法を知ることができます。
どんな些細なことでも大丈夫ですので、お困りの際はカウンセリング時に直接お尋ねいただく、もしくはメールでお気軽にご相談ください。ぜひ、お待ちしています。
コラムのポイント
- 脂肪吸引のダウンタイム症状の1つ、むくみは水分の停滞が原因で起こる
- むくみを抑えるには、着圧タイツや入浴、高周波トリートメント等で術部を圧迫&加温すると◎
- 顔のむくみは比較的軽めだが、太ももなど下半身やお腹など広範囲であるほどむくみが長引くため、より入念なケアが必須