鼻プロテーゼ整形の腫れ・透け・痛みは失敗! 抜去後の対処法3つ

鼻プロテーゼ整形の腫れ・透け・痛みは失敗! 抜去後の対処法3つ

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鼻の美容整形として代表的なプロテーゼ隆鼻術。そのトラブルから、プロテーゼ抜去(除去)希望の問い合わせが増えています! 美容外科で鼻の整形施術を経験した当院のドクターが、原因や鼻の復元方法を語ります。

この記事の監修ドクター

大橋 昌敬
大橋 昌敬 医師
(THE CLINIC 総院長 / 日本美容外科学会専門医 / 日本美容外科学会会長

腫れや痛みが……整形失敗増の原因とは?

鼻プロテーゼの危険症状

15分ほどの簡単な手術で鼻を高く……。理想の鼻を手に入れる美容整形の手術として、シリコンプロテーゼを使った隆鼻術(りゅうびじゅつ)は最もポピュラーで安全な施術と言われてきました。ところが手軽さの裏で「15年前に鼻の整形で入れたプロテーゼが変形してずれた」なんてトラブルがネットの口コミやブログでよく報告されているという実態も。プロテーゼ隆鼻術による鼻の美容整形後に、以下のような症状がある方は黄信号! 1つでも該当するならば、すぐに整形後の鼻をメンテナンスをするべきです。
□鼻頭が赤く腫れている
□位置によって痛みや違和感がある
□鼻の皮膚が薄くなってきた
これらのトラブルが起こる原因はただ2つだけ。鼻の正しい位置にプロテーゼが入っていないか、プロテーゼのサイズが鼻に合っていないかのどちらかで、いずれもドクターの技術不足によるところが大きいため、鼻の整形手術の失敗例とも言えるのです。

除去後に考えられる美容整形の3択

プロテーゼによる鼻整形後の腫れや痛みといった失敗症状が生じた場合、プロテーゼを除去(抜去)するにしても、除去後の鼻をどうするかが大きな問題となります。実際、THE CLINIC への問い合わせが後を絶たないことからも、鼻の再整形にお悩みの方は多いと言えるでしょう。
鼻のプロテーゼを除去する整形手術自体は30分ほどで完了しますが、プロテーゼの挿入状況や除去後の患部の状態により鼻を復元する整形方法が変わります。
①鼻整形のプロテーゼを調整し直して再び挿入
レディエッセを使った隆鼻術
マイクロCRF注入による隆鼻術
があります。①は除去のダメージが少なければ施術しやすく、鼻筋を作るには最も適しています。しかし、挿入状態が悪いと再び鼻の整形を行うまでに数カ月の期間を空ける必要があるというデメリットがあります。
②は歯や骨を形成する上で必要な『カルシウムハイドロキシアパタイト』が主成分の注入物を注射器で注入する方法で、鼻の高さを出したり、細くシャープな鼻筋を作りやすいというメリットがあります。しかし、1年半ほどで吸収されるため持続性に欠ける、注入量、位置が適切でないと不自然な仕上がりになるなどのリスクがあります。
③のマイクロCRF注入は、自分の脂肪を活用するため、炎症や違和感などのトラブルもなく長期的な効果というメリットがあります。ただ、シャープな鼻筋形成を望む場合はプロテーゼ、レディエッセの方が理想には近い鼻整形ができるかもしれません。
それでも、当院へ鼻の整形プロテーゼ除去(抜去)で駈け込むゲストのほとんどは、③のマイクロCRF注入による隆鼻術を希望されます。それは鼻の整形プロテーゼ除去(抜去)を希望する方たちにとって、トラブルの元であるプロテーゼが体内に残っていることが最大のストレスだからです。何年も前に挿入したプロテーゼがいつか失敗に繋がるのでは……と気にしながら日々を過ごすのは、確かに精神的にも辛いはずです。

プロテーゼ再挿入 レディエッセ マイクロCRF
プロテーゼ再挿入のイメージ。 レディエッセのイメージ。歯や骨を形成するカルシウムハイドロキシアパタイトを主成分とした注入物、レディエッセを鼻や顎に注入。0.3㎜〜0.5㎜程度の注射針を用いる。 マイクロCRFのイメージ。皮下脂肪を採取し、そこから老化細胞や血液等の不純物を特許技術の遠心濾過で除去。この中から粒子の細かい細胞群(マイクロCRF)を抽出して術部に注入する。

○ 鼻筋を作るには最適

× 挿入状態により、すぐの挿入不可。再トラブルが起こる可能性もある。

○ 細い鼻筋の形成に最適

× 1年ほどで吸収されてしまう。複数回の施術が難しい。

○ 炎症などのトラブルがなく安全

× 細い鼻筋の形成はしにくい

プロテーゼ再挿入 レディエッセ マイクロCRF
プロテーゼ再挿入のイメージ。 レディエッセのイメージ。歯や骨を形成するカルシウムハイドロキシアパタイトを主成分とした注入物、レディエッセを鼻や顎に注入。0.3㎜〜0.5㎜程度の注射針を用いる。 マイクロCRFのイメージ。皮下脂肪を採取し、そこから老化細胞や血液等の不純物を特許技術の遠心濾過で除去。この中から粒子の細かい細胞群(マイクロCRF)を抽出して術部に注入する。

○ 鼻筋を作るには最適

× 挿入状態により、すぐの挿入不可。再トラブルが起こる可能性もある。

○ 細い鼻筋の形成に最適

× 1年ほどで吸収されてしまう。複数回の施術が難しい。

○ 炎症などのトラブルがなく安全

× 細い鼻筋の形成はしにくい

マイクロCRFの鼻整形のススメ

マイクロCRF注入の驚くべき効果

マイクロCRFを使った鼻の整形(隆鼻術)であれば、ずれる、透ける、腫れる、突き出て痛いと言ったトラブルや失敗はまず起こり得ません。注入後の脂肪は高い確率で定着するため、長期間鼻の高さや形が保てるとても安全な方法と言えるでしょう。海外の研究では、鼻の脂肪注入の審美的な結果に対する満足度はおおむね高く、輪郭矯正などに効果的とする報告もあります[1]
まず鼻を整形したプロテーゼを除去(抜去)し、1ヶ月以上経って患部が落ち着いてからマイクロCRFを注入します。鼻プロテーゼが入っていた層にマイクロCRFを注入するため、プロテーゼ除去前に近い鼻の形に復元をすることができます。このようにマイクロCRFの注入位置を工夫することで、形とボリュームの調整が可能となります。注入は極細の針で行うためダウンタイムは短く、2~3日は少々腫れることもありますが、メイクでカバーできる範囲でしょう。
また、脂肪を劣化させず長期保存できるFatBankサービスを利用すれば、複数回の脂肪注入でお望みの鼻筋の形成が叶う可能性も。プロテーゼのトラブルでお悩みの方にとってマイクロCRF注入は、人工物に頼らずに、長く鼻の形を保つことができる隆鼻術として1つの選択肢となるでしょう。
鼻が関係する理想的なフェイスラインについてのコラム「日本人なら横顔整形!? 鼻・顎のEライン(イーライン)が美人の秘訣」もぜひ参考にしてください。

コラムのポイント

  • 鼻の整形「プロテーゼ隆鼻術」の失敗・トラブルはドクターの技術不足が原因
  • プロテーゼ除去後の鼻の整形方法は、再挿入、レディエッセ、マイクロCRFの3つが代表的
  • マイクロCRFは腫れや透けや痛みなどの違和感なく、持続性と安全性の高い隆鼻術が可能

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