脂肪吸引で失敗しない美尻ガイド
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お尻の脂肪吸引をお考えの方は、ぜひご覧いただきたいコラムです。理想の小尻・美尻を手に入れるのに、お尻の脂肪吸引を”あえて”しないこともあります。実際の症例写真、他院の失敗写真を公開!
お尻の脂肪吸引の前に見ておきたい症例画像
突然ですが、クイズです。こちらの症例写真を見て、どこを脂肪吸引したかお分かりになりますか? コラムのタイトルからお察しでしょうが、答えは腰と太もも。お尻は1ccも脂肪吸引していません。それなのにヒップアップ手術をしたかのような効果すら見て取れます。
お尻や下半身の脂肪吸引は1、2を争うニーズの高さですが、なかにはこのように、お尻を脂肪吸引しなくても、魅力的なハート型に形成できるケースもあるのです。
施術名 | ベイザー脂肪吸引 |
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施術概要 | ベイザー波という超音波を皮膚の内側から脂肪組織に照射して、周辺組織と脂肪細胞を遊離。その後カニューレという専用の管で脂肪細胞を吸引除去する。術後は脂肪採取部位を圧迫固定。カニューレ挿入口には、5mm程度の小切開を加える。 |
施術費用(標準モニター) | ¥300,000(税込¥330,000) モニター募集に関して詳しくはこちらをご覧ください。 ▷美尻をつくる【脂肪吸引モニター募集】 |
施術の副作用・リスク | 施術後には一定期間、痛み、浮腫み、内出血、こわばり等の症状が見られることがあります。また、この他にも予期しない症状が現れる可能性がありますので、術後異常を感じた際には速やかにご相談ください。 |
実はあまり手を加えない
そもそも、お尻の脂肪吸引にどのような手術をイメージされているでしょうか。お尻全体の脂肪を吸引して小さくする、そうお考えではありませんか? 実は、それは大きな誤解です。
ザ・クリニックで行ったお尻の脂肪吸引の症例写真をご覧ください。上臀部や割れ目付近には手を加えず、下臀部外側を施術することがマーキングからお分かりいただけるかと思います。一部は太ももとも言えそうな張り出した部分にマークしています。そう、意識すべきはお尻からの脂肪吸引量ではありません。いかに美しいヒップラインをデザインするかなのです。
冒頭でご紹介した“1ccもお尻を脂肪吸引しなかった症例”も考え方は同じ。あちらの方の場合は、お尻自体よりも腰と太ももの脂肪吸引で、ヒップラインにメリハリをつけることが必要でした。
施術名 | ベイザー脂肪吸引 |
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施術概要 | ベイザー波という超音波を皮膚の内側から脂肪組織に照射して、周辺組織と脂肪細胞を遊離。その後カニューレという専用の管で脂肪細胞を吸引除去する。術後は脂肪採取部位を圧迫固定。カニューレ挿入口には、5mm程度の小切開を加える。 |
施術費用(標準モニター) | ¥300,000(税込¥330,000) モニター募集に関して詳しくはこちらをご覧ください。 ▷美尻をつくる【脂肪吸引モニター募集】 |
施術の副作用・リスク | 施術後には一定期間、痛み、浮腫み、内出血、こわばり等の症状が見られることがあります。また、この他にも予期しない症状が現れる可能性がありますので、術後異常を感じた際には速やかにご相談ください。 |
やみくもな脂肪吸引は危険! 高確率で失敗も
「デザインする」ということは、ザ・クリニックのドクターが指導医を任されているベイザー脂肪吸引の技術セミナーでも毎回入念にレクチャーするポイントです。その認知は、美容外科・美容整形の医師たちの中に以前よりも広まっているはず……。しかし、デザイン不足が原因の他院失敗の治療相談は後をたちません。
お尻の脂肪吸引で下臀部にだけにアプローチする理由もまた、そこにあります。美しいお尻の条件は、上臀部にヒップラインのトップ(最も立体的な部分)があること。つまり、上臀部にはある程度のボリュームが必要なのです。もしこの禁断の脂肪に手を出そうものなら、下の画像一つ目にある他院の失敗症例のようになってしまいます。脂肪の多い部分を施術すれば小尻になると思ったのでしょうか、上臀部の脂肪だけが根こそぎ吸引されていました。丸みやハリを完全に失った垂れたお尻は、老けた印象が際立っています。
ただ、上臀部に手を出さなければ失敗しないというわけでもありません。その典型例が二つ目の写真。先ほどの失敗症例とは逆に、お尻の真ん中から下の脂肪がごっそり吸引されていました。そもそも、お尻は体の中でも特に立体的な構造の部位。脂肪が脂肪の支えとなっていることを熟知しておかなければなりません。残すべき脂肪まで吸引したことが原因で、支えを失った上臀部の脂肪が重力に逆らえず、このような悲しい結果になってしまったのです。
さらに、お尻の下垂だけで終わらなかったのが三つ目のケース。脂肪吸引量だけを意識したのか、取り過ぎによって所どころ皮膚が筋肉に癒着し、お尻がボコボコになっていました。
お尻の脂肪吸引ならここまでやるべき
お尻の脂肪吸引でいかにアプローチ箇所が重要かお分かりいただけたかと思います。しかし、それは基本に過ぎません。いくら判断が正しくても、根こそぎ脂肪吸引してしまっては、3つ目のような失敗を招いてしまうからです。
例えば、下臀部内側に脂肪がたくさんついている場合は、しっかりとボリュームダウンが可能。術前にイメージしたヒップラインになるよう脂肪吸引します。一方、下臀部外側(張り出し部分)は主に浅い層の脂肪を除去。なおかつベイザー脂肪吸引を使った引き締め技術、スーパーフィッシャルリポサクションでたるみ防止の処置を施す必要があります。元々たるみが強くでているゲストには、サーミタイトという特殊な高周波施術も併用して、術後の仕上がりを担保することも。
お尻の脂肪吸引は、こういった配慮や技術が不可欠なほど難易度が高い施術です。だからこそ、お尻にアプローチするのかしないのか、まずはその判断が大きな意味を持ちます。
美尻を手に入れるためのドクター見極め法
では、お尻の脂肪吸引が必要かどうかはどのように判断するのでしょうか? それは脂肪のつき方だったり、皮膚の状態だったり、様々な診察に経験を踏まえてこそ可能。言い換えると、その診断力や経験値がなかったがために、先にご紹介したような失敗が起こっているのです。
つまり、小さいお尻や美尻を手に入れるためには、正しい判断ができる美容外科医を選ばなければなりません。まずは自分のなりたいお尻のイメージをしっかり伝え、下記の要点を確認しましょう。必ず複数クリニックのカウンセリングを比較して検討ください。
お尻カウンセリングの確認リスト
1、 理想とするお尻が伝わっているか?
2、 その上でお尻の脂肪吸引は必要か?
3、 なぜ必要か? or なぜ不要か?
4、 どこをどう脂肪吸引するのか?
5、 その施術でお尻が垂れない根拠は?
当院の無料カウンセリングでは、お一人お一人にしっかり時間を確保し、最適な施術をご提案しています。
お尻の整形をご検討中の方はお気軽にご相談ください。
コラムのポイント
- お尻の脂肪吸引をしなくても美尻・小尻をつくれるケースがある
- お尻全体の脂肪吸引は失敗を招く
- お尻はアプローチする箇所で脂肪吸引技術を変える必要がある