【新治療】ハンドベイン(手に浮き出た血管)を改善する方法

【新治療】ハンドベイン(手に浮き出た血管)を改善する方法

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手の甲は元々脂肪が少ないので、ちょっとのダメージでも、周辺の皮膚、筋肉、骨、神経に与える影響は大きくなります。このようなリスクを最小限に抑え、手の甲の浮き出る血管を改善できる施術をご紹介しましょう。「40代以上」「最近になって手に血管が浮き出てきた」「血管の他にも手には気になることがある」。そんな方は、従来のハンドベイン治療よりもっと若々しい手になれる新治療(脂肪注入)がおすすめ。実際の効果と、詳しい治療内容についてご紹介します。

この記事の監修ドクター

大橋 昌敬
大橋 昌敬 医師
(THE CLINIC 総院長 / 日本美容外科学会専門医 / 日本美容外科学会会長

【症例写真あり】ハンドベイン新治療の成果

手の甲は年齢が出やすい部位の一つです。人の目にも触れやすいため、年齢とともに目立つようになったハンドベインやシワにお悩みの方は少なくありません。そんな方へ、ザ・クリニックでは脂肪注入によるハンドベイン治療をご提供しています。
当院ではハンドベイン治療の際、レーザーや薬剤注入による施術は行っていません。それでも良質な脂肪を注入することで、浮き出た血管が目立たなくなっただけでなく手の甲の表面がふっくらし、若々しい印象に変化しています。

血管の浮きとシワが改善され若々しい手に!

ハンドベイン治療の症例画像1

こちらの方は、65歳のゲストで昔の様なハリのある手を取り戻したいと来院されました。ハンドクリームでは効果が得られなかった手のシワが、新治療によりボリュームアップ。浮き出た血管も目立たなくなりました。

施術名 手の甲への脂肪注入(ハンドリバイブ)
施術概要 皮下脂肪を採取し、老化細胞や血液等の不純物を遠心濾過で除去。この中から粒子の細かい細胞群「マイクロCRF」を抽出して手の甲に注入する。
施術費用(標準モニター) ¥600,000(税込¥660,000)
モニター募集に関して詳しくはこちらをご覧ください。
▷【血管・シワを目立たなく|手の脂肪注入モニター募集】
施術の副作用・リスク 施術後には一定期間、痛み、浮腫み、内出血、こわばり等の症状が見られることがあります。また、この他にも予期しない症状が現れる可能性がありますので、術後異常を感じた際には速やかにご相談ください。

浮き上がった血管と骨ばりが改善

ハンドベイン治療の症例画像2

こちらの方は44歳のゲストで、はじめは手のシワを気にされて来院されました。当院が行った新治療により、ハリを戻し、骨や血管も目立たなくすることができました。手の甲にあったシワが改善され、ふっくらとした仕上がりになりになりました。

施術名 手の甲への脂肪注入(ハンドリバイブ)
施術概要 皮下脂肪を採取し、老化細胞や血液等の不純物を遠心濾過で除去。この中から粒子の細かい細胞群「マイクロCRF」を抽出して手の甲に注入する。
施術費用(標準モニター) ¥600,000(税込¥660,000)
モニター募集に関して詳しくはこちらをご覧ください。
▷【若々しい手の甲に|脂肪注入モニター募集】
施術の副作用・リスク 施術後には一定期間、痛み、浮腫み、内出血、こわばり等の症状が見られることがあります。また、この他にも予期しない症状が現れる可能性がありますので、術後異常を感じた際には速やかにご相談ください。

手の血管が浮き出る悩み”ハンドベイン”の専門治療と失敗のリスク

ハンドベインとは

ザ・クリニックに寄せられる手のお悩みトップ3にも入るのが、太く浮き出る血管。この症状はハンドベインと呼ばれ、専門のクリニックや一般外来でも治療が行えます。
これに対し20年ほど前にスタートしたのが、手の甲へのヒアルロン酸注射です。皮下にボリュームを持たせ血管を目立たなくする治療法ですが、効果が一時的なこと、デコボコになったり青白く透けるなどの失敗リスクがあることから、あまり積極的には行われていません。現在、血管外科から派生したクリニックや外来では、手の血管にアプローチする治療法をメインに扱っています。
主な治療法は体外式レーザーや硬化剤注入療法、血管内レーザーなどです。まずはこれらについて、詳しくご紹介します。

治療法 メリット デメリット
体外式レーザー 皮膚の上からレーザーを照射して
手の血管を収縮させる治療法
  • 皮膚への影響なし
  • 注射や圧迫が不要
  • 効果が薄い
  • 太く浮き立った血管は
    適用外となることもある
硬化剤注入療法 手の血管に硬化剤を注入し、
血管を塞ぐという治療法
  • 太い血管にも有効
  • しこりになる可能性あり
  • 他の血管が浮き出る
血管内レーザー 浮き出ている血管に細い針を刺し、
内側から特殊なレーザーを照射して
血管を収縮させる治療
  • 太い血管にも有効
  • 傷口が目立ちにくい
  • 他の血管が浮き出る
  • 数日腫れる
  • 神経障害のリスク

ハンドベインの治療法1:体外式レーザー

ハンドベインの治療法1:体外式レーザー

皮膚の上からレーザーを照射して手の血管を収縮させる治療法です。皮膚の上からとは言え、使用するレーザーはヘモグロビンに吸収されやすい性質を持っており、皮膚に影響することはありません。注射を使わず圧迫の必要がないので手軽な反面、効果が薄いというデメリットも。元々、下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう:足の静脈の弁が壊れて血液が血管内にたまる病気)の中でも蜘蛛の巣状の細かい症状への治療法だったため、太く浮き立った手の血管は適応外なことがあるようです。

ハンドベインの治療法2:硬化剤注入療法

ハンドベインの治療法2:硬化剤注入療法

手の血管に硬化剤を注入し、血管を塞ぐという治療法です。機能しなくなった血管は退化して消えていくというメカニズムで、太い血管にも有効とされています。静脈は目に見える一部の血管を塞いでも血流は保たれるので、その点は問題ありません。ただ、血管が固まって一時的にしこりになることがあります。また、他の血管が目立つようになるといった副作用もあるようです。

ハンドベインの治療法3:血管内レーザー

ハンドベインの治療法3:血管内レーザー

ハンドベイン治療と言うと、今は血管内レーザーがメインで行われています。浮き出ている血管に細い針を刺し、内側から特殊なレーザーを照射して血管を収縮させる治療です。太めの血管にも有効で、レーザー用の針は採血時に用いる針より‷やや太い‷程度なので、傷跡が目立たちにくいです。こちらも硬化療法と同じく、これまで目立っていなかった血管が浮き出るようになる失敗リスクがあります。(ただ実際のところ、手の甲のように分岐が多く蛇行しているような血管には不向きです)。
術中は多量の麻酔を用いるため、術後に数日腫れが残ります。また、レーザーの出力が強すぎると、神経障害などの失敗リスクが生じる危険があるので、注意が必要です。

手の甲の血管が浮き出るのはなぜ?

ハンドベインは血管に関する症状なので、治療を請け負っているのも血管専門のクリニックがほとんどです。そのため、手の血管自体をどうにかするという治療法に多くの人が納得するでしょう。手の血管が浮き出る原因のひとつには「遺伝」も関係するといわれているため、10代や20代でお悩みの方なら、血管だけをどうにかしたいと考えるのも当然です。ただ、ハンドベインの最大の原因は実は「老化」にあります。次の3つの老化現象によって、手の血管が浮き出ているのです。

手の血管が浮き出る原因1:血管の拡張

血管の老化

加齢によって、血管は弾力を失います。すると、収縮されにくくなり拡張、血管が太く目立ってきてしまうのです。
朝の某人気情報番組でも、冷水に手を浸ける前後の血管の収縮率は、20代で30%なのに対し、70代は14%しか血管が収縮しなかったという調査結果を過去に紹介していました。その関係からか、特に夏場の方が太く目立つという声が多くあがっています。

手の血管が浮き出る原因2:肌の衰え

肌の老化

手の血管が弾力を失うのと同時に、肌もコラーゲンの減少でハリを失います。コラーゲンは真皮の70%を占める要素なので、それが減少すれば真皮は薄くなり、太くなった血管が透けやすい状態に。よりハンドベインが強調されてしまうのです。
また、肌の衰えでは「シワ」というハンドベイン以外の気になる症状も発症します。この両方にお悩みの方は多くいらっしゃいます。

手の血管が浮き出る原因3:脂肪の減少

脂肪の老化

脂肪は加齢とともに減少することが分かっています。手はもともと脂肪が多い部位ではないため、少しの変化でも大きな影響が現れます。脂肪の減少によってふっくらとした皮下のボリュームを失ってしまうため、手の血管が目立ってしまいます。それが、ハンドベインです。
また、同じ理由からも目立ってしまい、ハンドベインに加え、筋張った手にお悩みの方も少なくありません。海外の研究でも、一般的に魅力的な手には軟部組織の量が相関し[1]、手の老化の度合いは脂肪の分布に応じて、①軽度の萎縮、②静脈が露出した中程度の萎縮、③腱が露出した重度の萎縮の3段階に分けられる[2]といった報告があります。老化が原因である場合、血管だけへのアプローチでは満足する結果が得られない可能性が考えられます。

ハンドベインの新治療 “ハンドリバイブ”で若々しい手の甲へ

ハンドベイン治療の症例(54歳/女性)

施術名 手の甲への脂肪注入(ハンドリバイブ)
施術概要 皮下脂肪を採取し、老化細胞や血液等の不純物を遠心濾過で除去。この中から粒子の細かい細胞群「マイクロCRF」を抽出して手の甲に注入する。
施術費用(標準モニター) ¥600,000(税込¥660,000)
モニター募集に関して詳しくはこちらをご覧ください。
▷【手の脂肪注入モニター募集】
施術の副作用・リスク 施術後には一定期間、痛み、浮腫み、内出血、こわばり等の症状が見られることがあります。また、この他にも予期しない症状が現れる可能性がありますので、術後異常を感じた際には速やかにご相談ください。

加齢による肌の衰えや、脂肪の減少によってハンドベインが起こっている方には、手のエイジング治療「ハンドリバイブ(手の脂肪注入)」がおすすめです。これは、特殊な技術で濃縮した自分の脂肪を手の甲に注入する施術です。通常の脂肪注入と違って肥大化した老化細胞は含まれておらず、良質な脂肪のみを抽出・注入します。そのため、ボリュームとして脂肪が定着しやすく、老化によって減少した脂肪を取り戻すことが可能です。
また、濃縮されたハンドリバイブ用の脂肪には、コラーゲンを産生する脂肪幹細胞が通常よりもたくさん含まれています。そのため、ボリュームアップで得られる肌のハリに加え、肌質の改善も期待できるのです。実際の症例写真を見ていただくと、血管が目立たなくなっていることに加え、肌に透明感が出て、若々しくハリのある手になっていることがお分かりいただけるかと思います。
 ハンドリバイブは根本の原因である血管には作用しませんが、露出した伸筋腱(手指の筋肉とつながる腱)と手の甲の静脈の色と輪郭を目立たなくすることで[3]、見た目の改善にはかなり効果が期待できます。海外でも、脂肪移植による手の若返りは中程度~重度に老化した手の標準治療として提供されるべきとした研究報告[4]や、手の背側を若返らせ患者の98.5%が結果に満足していたという結果[5]、の報告が見受けられます。

ダウンタイムを比較すると…

ハンドベインとハンドリバイブ、注入針の違い

現在のハンドベイン治療の主流とも言えるのが血管内レーザーですが、細い針を使用するため低負担に感じるでしょう。しかし、血管内へアプローチするハンドベイン治療にもダウンタイムはあります。実際に治療を受けた人の口コミを見てみると、術後の腫れや内出血が想像以上だったという声も少なくありません。ハンドベインに硬化剤を注入する硬化療法はレーザーよりもダウンタイムが少ないと言われていますが、術後に包帯で手を圧迫する必要があり、仕上がりまで生活の不自由さは否めません。
一方のハンドリバイブも、細い針という点は同じ。ただ、こちらは従来のハンドベイン治療とは発想が逆です。注入針の先端が丸い鈍針を使用するなど、血管はできるだけ傷つけないよう配慮します。人によっては多少の内出血があるかもしれませんが、こうした症状は鈍針の使用と注入方法の工夫で最小限に抑えることが可能です。術後も腫れはほとんどなく、手を圧迫固定する必要もないので負担も少なく済みます。

ハンドベインにお悩みの方はクリニックへ相談を

先にも触れたように、手の血管が浮き出ているお悩みがある10代や20代の方で遺伝が原因の方には、血管にアプローチする従来の治療法や、ハンドベイン専門のクリニックをおすすめします。なぜなら、手のボリュームを改善する必要はないからです。
ただ、老化によるハンドベインでお悩みの方は、専門クリニックへの相談と平行して、ザ・クリニックのハンドリバイブ(手の脂肪注入)もおすすめです。当院では、手の状態の診断はもちろん、他のハンドリバイブ症例や医学的な裏付けの話など、比較検討する材料を提示しながらご説明いたします。治療法の選択肢の一つに入れて頂けるように、お一人おひとりにあった提案をしてまいります。
【ハンドベインの新治療】手の脂肪注入モニター

コラムのポイント

  • 手の血管が浮き出るハンドベインのほとんどの原因は、老化による肌の衰えと脂肪の減少
  • ハンドベインは、繊細な脂肪を注入して手にハリを与えることで改善することができる
  • ハンドリバイブは、脂肪が増えることで血管浮きと手のシワや骨張りも目立たなくできる

よくある質問

  • 手の甲の血管よりも手のシワが気になっているのですが、ハンドリバイブで改善できますか?

    ハンドリバイブでは、手の甲に自己脂肪を注入することでハリが生まれるため、シワの改善にも効果的です。

    注入する脂肪は、ご自身のお身体から比較的、採取しやすい部位(太もも・お尻等)から脂肪吸引により採取し、その後、遠心分離器にかけて不純物を取り除いた良質な脂肪(マイクロCRF)へと加工したものを注入します。
    マイクロCRFは、良質で細かい脂肪細胞のみを抽出・濃縮した脂肪で、ボリュームを補うことに特化しています。ひとつひとつの細胞が大きいため、ふっくらとした健康的で若々しい印象を与えることはもちろんのこと、肌質改善効果による手の若返りが期待できます。

  • 手の血管が浮いて見えるので、少しでも改善しようとマッサージやクリームを使っていますが、なかなか効果が感じられません。他にいい方法はありますか?

    手の血管が浮き出る原因は皮膚の老化や加齢に伴う血管の拡張、脂肪の減少と言われています。手の血管を目立たなくするのが目的の場合は、失った脂肪を補うといった方法が効果的です。

    手の血管は、加齢によって弾力を失うことで収縮されにくくなり、血管自体が拡張するため目立ちやすくなります。それと同時に、肌もコラーゲンの減少によりハリを失うため、真皮(表皮の下にある層)は薄くなり、太くなった血管が透けやすい状態にもなります。加えて、手は元々脂肪が少ない部位であるため、加齢とともに脂肪が減少していく過程でどうしても血管が目立ちやすくなってしまうのです。
    肌の衰えや脂肪の減少によって手の血管の浮き出るハンドベインが起こっている場合は、ハンドリバイブ(手の脂肪注入)でボリュームを補うだけで、見た目の改善にはかなりの効果が期待できます。

<監修医師紹介>

大橋 昌敬

大橋 昌敬 (THE CLINIC 総院長 / 第112回日本美容外科学会会長)

■経歴
  1. 1990年
    久留米大学医学部 卒業
    久留米大学医学部 第二外科 外科学 入局
    (胸部外科学、救急医学、麻酔全般を習得/博士号取得)
  2. 1994年
    Toronto General Hospital(Canada)
  3. 2000年
    聖心美容外科 東京院副院長 就任
  4. 2003年
    聖心美容外科 福岡院院長 就任
  5. 2009年
    THE CLINIC 福岡院院長 就任
  6. 2012年
    THE CLINIC 東京院院長 就任
  7. 2015年
    THE CLINIC 技術指導医 就任
  8. 2017年
    THE CLINIC 統括指導医 就任
  9. 2022年
    THE CLINIC 総院長 就任
  10. 2023年
    第112回日本美容外科学会長就任
■資格
  • 日本胸部外科学会認定医
  • 日本外科学会認定医
  • 日本美容外科学会専門医
  • VASER Lipo認定医
  • TOTAL DEFINER by Alfredo Hoyos 認定医
■所属学会
  • 日本外科学会
  • 日本胸部外科学会
  • 日本形成外科学会
  • 日本美容外科学会(JSAS)
  • 日本美容外科学会(JSAPS)
  • アメリカ形成外科学会(ASPS)
■著書
技術教科書『安全で​失敗しない​脂肪吸引の​手術』​(克誠堂出版)​

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