脂肪吸引の種類・方法を解説【ベイザーとアキーセルの違いは? 最新機材は何?】

脂肪吸引の種類・方法を解説【ベイザーとアキーセルの違いは? 最新機材は何?】

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脂肪吸引と一口に言っても、クリニックによって施術の方法や使用する機器の種類は様々です。脂肪吸引をご検討されている方の中には、どれを選択すべきなのか迷ってしまう方も少なくないのではないでしょうか。
そういった方々のため、今回は脂肪吸引の種類とその方法についてご紹介。特徴、施術の違い、メリットデメリット、今、世界的にスタンダードな最新機材について解説します。ぜひ、クリニックや施術選びの参考にしてください。

この記事の監修ドクター

大橋 昌敬
大橋 昌敬 医師
(THE CLINIC 総院長 / 日本美容外科学会専門医 / 日本美容外科学会会長

脂肪吸引の「方法」の種類

脂肪吸引とは、身体に小さな傷を付けて、その穴からカニューレと言われる特殊な吸引管で皮下脂肪を取り除く方法で、その方法は大きく2つあります。
脂肪を吸い出す際に陰圧(吸引する力)がないと脂肪を吸引できない訳ですが、この陰圧を機械で作り出すか、シリンジを用いて手動で発生させるかの違いです。

シリンジ法

シリンジ法の仕組み | 注射器(シリンジ)の押し子を引く事によって、注射器内部の圧力を低めて陰圧にする方法

シリンジ法は、注射器(シリンジ)の押し子を引く事によって、注射器内部の圧力を低めて陰圧にする方法です。
陰圧は人の手で細かくコントロールできるため、数CCレベルでのきめ細かな吸引や、皮下組織や血管など、他の組織を傷つけることのない丁寧な吸引ができます。
しかし、この方法は、周囲が脂肪細胞で満たされているという状態でなければうまく陰圧がかからないため、傷口に近い浅い層の脂肪吸引や、大量の脂肪吸引が必要なお腹・太ももなどには不向きです。
また、シリンジは、内部に脂肪が溜まってくるとだんだんと吸い出す力が落ちてきます。その結果脂肪が吸引しにくくなり、効率が悪くなるというデメリットもあります。
人の手によって陰圧が細かくコントロールできる反面、手動で行う施術ですから、医師の技術が大きく関係します。高度な技術を持っているドクターでなければシリンジ法は行えません。

シリンジ法の仕組み | 注射器(シリンジ)の押し子を引く事によって、注射器内部の圧力を低めて陰圧にする方法

機械を使用する方法

カニューレに、電気のモーターで動く真空ポンプと言われるものを取り付け、スイッチ一つで陰圧を作り出す方法です。「掃除機のようなもの」といえば想像しやすいかもしれません。
脂肪吸引の種類でベイザーやアキーセルなど耳にしたことがあるかもしれませんが、これらはこの吸引機器の名称です。吸引機器には様々な種類があり、それぞれ原理や方法が異なります。

シリンジ法による吸引/機械による吸引

脂肪吸引の「機材」の種類

現在、美容外科クリニックで使用されている主だった脂肪吸引機器は9種類です。
まずはそれぞれの特徴についてご紹介します。
このうち、アキーセル、ライポマティック、マイクロエア、バイブロフィットはPAL(Power Assisted Liposuction)と呼ばれる機材です。電動でカニューレ(脂肪を吸引する管)を振動または回転させながら脂肪を柔らかくほぐし、効率よく脂肪を除去でき、海外では広く使われています。

エルコーニアレーザー スマートリポレーザー ボディジェット ベイザーリポ LSSA(エルサ)脂肪吸引 アキーセル(PAL) ライポマティック(PAL) マイクロエア(PAL) バイブロフィット(PAL)
効果 ★★☆☆☆ ★☆☆☆☆ ★★★☆☆ ★★★★★ ★★★★★(?) ★★★★☆ ★★★★☆ ★★★★★ ★★★★★
デザイン性 ★☆☆☆☆ ★☆☆☆☆ ★★☆☆☆ ★★★★★ ★★★★★(?) ★★★☆☆ ★★★☆☆ ★★★★☆ ★★★★★
ダウンタイム ★★★☆☆ ★★★★☆ ★★☆☆☆ ★★★★☆ ★★★★☆(?) ★★★☆☆ ★★★★★ ★★★★☆ ★★★★☆
メリット
  • 機材が直接体に触れることがないので火傷の心配がない
  • 自然に痩せたように見える
  • 体への負荷やダウンタイムが少ない
  • 周辺組織へのダメージが低く、体に低負担で安全性が高い
  • デザインにこだわった高度な脂肪吸引が可能
  • 皮下脂肪のおよそ90%を除去できる
  • タイトニング効果がある
  • ベイザーと同等の性能と言われるが、新機材のため詳細は不明
  • 周辺組織へのダメージが低く、体に低負担で安全性が高い
  • 脂肪注入に適した脂肪を採取することが可能
  • 熱による炎症を防ぐことができる
  • 一度に取れる脂肪の量が多く、広範囲の吸引が可能
  • カニューレの選択肢が豊富で、くびれなど曲線的なボディデザインに最適
  • 筋肉を強調するデザイン、くびれのデザイン、他院脂肪吸引後の修正手術など、難易度の高い施術にも対応
  • 手動では難しい皮膚ギリギリの浅い層を安定して吸引できるため、凹凸のない美しい仕上がりが期待できる
  • マイクロエア同様、太さや長さなと、カニューレの種類が豊富
  • カニューレを手で曲げて、形やカーブの角度を自由に変えることができる(手術をしながら、その人の身体に合わせて最適な形状にかえることが可能)
デメリット
  • 脂肪細胞に届くエネルギー量が少ないため、吸引できる量が少ない
  • 広範囲の脂肪の除去には不向き
  • 脂肪吸引ほどの効果は得られない
  • 一度に多くの脂肪を除去できない
  • 体の表面近くの脂肪吸引が難しい
  • 医師の技量が結果を大きく左右する
  • 新しい機器で導入クリニックが少ない
  • デザインを意識したきめ細かな吸引は難しい
  • デザインを意識したきめ細かな吸引は難しい
  • 新しい機器で導入クリニックが少ない
  • 新しい機器で導入クリニックが少ない
エルコーニアレーザー スマートリポレーザー ボディジェット ベイザーリポ LSSA(エルサ)脂肪吸引 アキーセル(PAL) ライポマティック(PAL) マイクロエア(PAL) バイブロフィット(PAL)
効果 ★★☆☆☆ ★☆☆☆☆ ★★★☆☆ ★★★★★ ★★★★★(?) ★★★★☆ ★★★★☆ ★★★★★ ★★★★★
デザイン性 ★☆☆☆☆ ★☆☆☆☆ ★★☆☆☆ ★★★★★ ★★★★★(?) ★★★☆☆ ★★★☆☆ ★★★★☆ ★★★★★
ダウンタイム ★★★☆☆ ★★★★☆ ★★☆☆☆ ★★★★☆ ★★★★☆(?) ★★★☆☆ ★★★★★ ★★★★☆ ★★★★☆
メリット
  • 機材が直接体に触れることがないので火傷の心配がない
  • 自然に痩せたように見える
  • 体への負荷やダウンタイムが少ない
  • 周辺組織へのダメージが低く、体に低負担で安全性が高い
  • デザインにこだわった高度な脂肪吸引が可能
  • 皮下脂肪のおよそ90%を除去できる
  • タイトニング効果がある
  • ベイザーと同等の性能と言われるが、新機材のため詳細は不明
  • 周辺組織へのダメージが低く、体に低負担で安全性が高い
  • 脂肪注入に適した脂肪を採取することが可能
  • 熱による炎症を防ぐことができる
  • 一度に取れる脂肪の量が多く、広範囲の吸引が可能
  • カニューレの選択肢が豊富で、くびれなど曲線的なボディデザインに最適
  • 筋肉を強調するデザイン、くびれのデザイン、他院脂肪吸引後の修正手術など、難易度の高い施術にも対応
  • 手動では難しい皮膚ギリギリの浅い層を安定して吸引できるため、凹凸のない美しい仕上がりが期待できる
  • マイクロエア同様、太さや長さなと、カニューレの種類が豊富
  • カニューレを手で曲げて、形やカーブの角度を自由に変えることができる(手術をしながら、その人の身体に合わせて最適な形状にかえることが可能)
デメリット
  • 脂肪細胞に届くエネルギー量が少ないため、吸引できる量が少ない
  • 広範囲の脂肪の除去には不向き
  • 脂肪吸引ほどの効果は得られない
  • 一度に多くの脂肪を除去できない
  • 体の表面近くの脂肪吸引が難しい
  • 医師の技量が結果を大きく左右する
  • 新しい機器で導入クリニックが少ない
  • デザインを意識したきめ細かな吸引は難しい
  • デザインを意識したきめ細かな吸引は難しい
  • 新しい機器で導入クリニックが少ない
  • 新しい機器で導入クリニックが少ない

1. エルコーニアレーザー

エルコーニアレーザーという低出力レーザーを、肌の上から滑らせるように数分間照射し、脂肪細胞を柔らかくした上でカニューレで吸引していく方法です。アメリカの国家機関であるFDA(日本の厚生労働省にあたる機関)の認可も得ており、欧米では広く普及しています。
これまでの体外式超音波脂肪吸引は表皮に直接機材を当てる必要があったため火傷の恐れがありましたが、このエルコーニアレーザーの場合、機材が直接体に触れることがないので火傷の心配がなく、より安全性に優れた脂肪吸引となっています。しかし、体外からレーザーを当てるため脂肪細胞に届くエネルギー量が少なくなり、それだけ吸引できる量も少なくなるという難点もあります。

従来の体外式超音波脂肪吸引とエルコー二アレーザー脂肪吸引

2. スマートリポレーザー(レーザーアシスト脂肪吸引)

スマートリポレーザーの仕組み | 太さ1mmの管からレーザーを照射し、脂肪を液状に溶かす

つまようじ程の太さの器具を体内に挿入し、身体の内側からレーザーを照射して脂肪を溶かし、溶けた脂肪を分解・排出させる方法です。脂肪吸引というよりは、脂肪溶解注射に近いものとご想像ください。レーザーで溶かした脂肪がゆっくりと時間をかけて体内に吸収されていくため、自然に痩せたように見えることが最大のメリットです。さらに、レーザーを照射するレーザーカニューレは直径1mm程度と非常に細いため傷跡も目立ちません。
しかし、レーザーは照射範囲が限られるので、広範囲の脂肪の除去には不向きな機材です。
低負担であっても、やはり効果は脂肪吸引には及びません。吸引効果の低さを補うために脂肪吸引とスマートリポレーザーを併用するクリニックもありますが、医学的根拠はなく、レーザーで処理したとしても効果はあまり変わることはないようです。[1]

スマートリポレーザーの仕組み | 太さ1mmの管からレーザーを照射し、脂肪を液状に溶かす

3. ボディジェット

ボディジェットの仕組み | ジェット水流の作用やウォーターポケットの存在で周辺へのダメージが少ない

カニューレの先から噴射されるジェット水流を使った施術で、水圧で脂肪と周辺組織を分離し、脂肪を吸引します。水流を用いるので、周辺組織へのダメージが低く抑えられるのが特長です。
しかし、一度に多くの脂肪を取ることにはあまり向いていません。大量の水を使用すると脂肪を除去したスペースに停滞する水分が多くなり、脂肪を取れば取るほどそのスペースも広くなるので、ひどくむくんでしまうのです。
また、ジェット水流には、細胞密度が高く硬い、浅い層の脂肪組織を柔らかくするまでの力はなく、体の表面近くの脂肪吸引が難しいというデメリットもあります。同様の理由で、線維質で組織が硬い上腹部や二の腕の肩周辺、太ももの外側などには、あまり有効ではありません。

ボディジェットの仕組み | ジェット水流の作用やウォーターポケットの存在で周辺へのダメージが少ない

4. ベイザーリポ(ベイザー脂肪吸引)

ベイザー脂肪吸引は、特殊な超音波「VASER波」で脂肪とその周辺組織を分離させてから、刃のないカニューレで脂肪組織のみを吸い出す施術です[2]。脂肪だけに影響する特殊な超音波「VASER波」を照射することで、脂肪を液状にし、血管などの周辺組織を傷つけることなく、皮膚直下の浅い層から、筋肉に隣接する深い層までしっかり吸引することができます。皮下組織に与えるダメージが最小限なので、保管された線維組織が収縮し、皮膚の引き締め効果が期待できるのも大きな特徴です。この、周辺組織を傷つけずに脂肪を取り除くことができるといった点から、従来の脂肪吸引機器よりダウンタイムが軽減されているというメリットがあります[3]
また、Power X(パワー・エックス)という回転式ハンドピースやVent X(ベント・エックス)という長さや形状のバリエーションが豊富なカニューレを使用することで、筋肉のラインを際立たせるなどデザインにこだわった高度な脂肪吸引が可能です。

ベイザーリポの脂肪吸引のプロセス/バリエーションが豊富なカニューレ

5. LSSA(エルサ)脂肪吸引

ベイザー脂肪吸引同様、特殊な超音波で脂肪組織を乳化して、脂肪だけを吸い出すことができます。
脂肪以外の周辺組織を傷つけないので引き締まった自然な仕上がりが得られることや、皮膚直下の浅い脂肪層も無理なく吸引できることなどが特徴です。こうしたメリットもベイザー脂肪吸引と非常に似通っています。

6. アキーセル(PAL)

カニューレの微細な振動(前後運動)で脂肪を柔らかくほぐしながら吸引する方法です。これにより脂肪の周辺組織へのダメージを抑えられるので、痛みや内出血などのダウンタイム症状を軽減できます。FDAの許可も得ており、一定の安全性が認められている施術方法です。
また、通常よりも細く、吸引口が小さいカニューレを使用するため、幹細胞が死滅しにくく、定着率の高い脂肪注入に適した脂肪を採取することが可能です。さらに、吸引機能だけでなく注入機能も備えているため、脂肪注入を前提とした脂肪採取に適している方法と言えるでしょう。

アキーセルと従来の脂肪吸引カニューレとの違い/アキーセル脂肪吸引のプロセス

7. ライポマティック(PAL)

高空気圧を利用して、微振動を引き起こし脂肪を吸引する超音波脂肪吸引技術と、回転式のハンドピースを使用して吸引を行う方法です。熱の代わりに高空気圧を利用するため、術後、熱による炎症をおこす心配がありません。また、回転式のハンドピースを使用することで、吸入管を強く前後に動かす必要がなく、まわりの組織を痛めずに吸引することができます。さらに、このハンドピースには、回転することで硬くて吸引されにくい脂肪を分解してくれる効果もあるため、一度に取れる脂肪の量が多く、広範囲の吸引が可能です。
一方で、お腹にシックスパックを作ったり、お尻の形を整えたりといった、繊細な作業が必要となる脂肪吸引までは難しいと考えます。

ライボマティックの仕組み

8. マイクロエア(PAL)

マイクロエアの特徴

カニューレの微細な振動を活用し、脂肪をほぐしながらスムーズに吸引する機器です。周囲組織を傷つけにくく、体への負担を最小限に抑えるため、安全性が高いのが特徴です。豊富なカニューレの選択肢により、くびれや筋肉を強調するデザイン、他院の修正手術など難易度の高い施術にも対応可能。特に皮膚近くの浅い層も安定して吸引できるため、凹凸のない美しい仕上がりが期待できます。

9. バイブロフィット(PAL)

バイブロフィット

マイクロエアを改良し、術者が操作しやすい設計が特徴の脂肪吸引機器です。医師の負担を軽減することで、長時間の施術や大規模なボディメイクが可能になりました。カニューレの太さや長さの選択肢が豊富で、手術中にゲストの体に合わせて形状を調整できる柔軟性も魅力です。これにより、より繊細で個別化されたデザインが可能になりました。

ベイザー脂肪吸引とアキーセル はどちらが優れている?

ベイザーリポ(以下、ベイザー脂肪吸引)とアキーセルはどちらも人気の施術で、「優れているのはどちらか?」といった質問をよくいただきますが、どちらも異なる特徴があってそれぞれに良さがあると考えます。
もし迷われた場合は、ご自身のニーズに適しているのはどちらかという視点で選ばれると良いと思います。

ベイザー脂肪吸引(ベイザーリポ) アキーセル
吸引管の特徴や種類
  • 形状別に複数あり
  • 脂肪注入機能はない
  • 太さ別に複数あり
  • 脂肪注入機能が備わっている
吸引法 超音波で脂肪を溶かしながら吸引 振動で脂肪をほぐしながら吸引
吸引量 皮下脂肪の90% 皮下脂肪の70%
吸引する範囲 広範囲 中間層のみ
(浅い層や深い層の吸引には不向き)

ベイザーリポ(ベイザー脂肪吸引)とアキーセルの違いって?

ベイザー脂肪吸引とアキーセルでは、使用する吸引菅の形状や吸引方法、また除去できる脂肪の量や範囲が異なります。これらで、脂肪吸引後のデザイン性や仕上がりに違いがでます。
アキーセルは、使用する吸引管は太さ別に複数ありますが、形状はどれも同じでまっすぐしています。また、脂肪組織を振動で柔らかくほぐしながらの吸引では皮下脂肪の70%までの除去となり、浅い層や深い層の吸引には不向きです。そのため、細かくデザインを設定するような施術は難しいとされています。
比べて、ベイザー脂肪吸引は、超音波で脂肪を溶かしながら液状になった脂肪を複数の吸引管を使用して吸引するため、皮下脂肪の90%を除去が可能で、広範囲の脂肪除去ができます。そのため、微細なデザインにもこだわった施術が有効です。

当院がメインで扱うのはベイザー脂肪吸引

THE CLINIC が考える機材選びの基準は、4つあります。

①吸引後に皮膚が弛まずキレイに仕上げられること
②周辺組織へのダメージが最小限であること
③取り残しなくしっかり脂肪を吸引できること
④繊細なボディデザインが可能であること

これらを全てクリアできるのはベイザー脂肪吸引であると考えています。
美しさを手に入れる以前に失敗や安全性が欠如していては元も子もありません。また、脂肪吸引は、単に脂肪を吸引するだけの手術ではなく、美しいフェイスライン・ボディラインを形成するための手術であると思っています。こうした理由から、当院では、洗練したボディラインを安全かつ精微に叶えるために開発された、脂肪吸引機器「ベイザー脂肪吸引」を推奨してるのです。

ベイザー脂肪吸引の症例

当院で取り扱ったベイザー脂肪吸引の症例をご紹介します。
こちらは、人気の高い部位であるお顔やお腹、太ももの脂肪吸引の症例です。
症例を見てもおわかりいただけると思いますが、単にすっきりとした細身効果を実感していただく以外にも、自然に見えるフェイスラインやボディラインに仕上がっています。今回ご紹介した部位以外でも、二の腕やふくらはぎ、背中、お尻など、各種部位別で脂肪吸引が可能なため、それぞれのお悩みに対してピンポイントなアプローチができます。

ベイザー脂肪吸引の症例画像

施術名 ベイザー脂肪吸引
施術概要 ベイザー波という超音波を皮膚の内側から脂肪組織に照射して、周辺組織と脂肪細胞を遊離。その後カニューレという専用の管で脂肪細胞を吸引除去する。術後は脂肪採取部位を圧迫固定。カニューレ挿入口には、5mm程度の小切開を加える。
施術費用(標準モニター) ¥270,000(税込¥297,000)
モニター募集に関して詳しくはこちらをご覧ください。
▷技術指導機関が提供【パーツ別 脂肪吸引モニター募集中】
施術の副作用・リスク 施術後には一定期間、痛み、浮腫み、内出血、こわばり等の症状が見られることがあります。また、この他にも予期しない症状が現れる可能性がありますので、術後異常を感じた際には速やかにご相談ください。

お悩み別に対応したモニターを募集しています。ご興味のある方はぜひ、ご覧ください。
パーツ別 脂肪吸引モニター募集中

以下の動画では、当院の大橋医師がベイザー脂肪吸引と通常の脂肪吸引の違いについてわかりやすく解説しています。ぜひ参考にご覧ください。

現在のイチオシはバイブロフィットとベイザーの併用

当院では、PALとベイザー脂肪吸引の併用を“もっともオススメの組み合わせ”としてご提案します。

PAL(バイブロフィット)とベイザー脂肪吸引の併用症例

施術名 PAL+ベイザー脂肪吸引併用
施術概要 ベイザー波という超音波を皮膚の内側から脂肪組織に照射して、周辺組織と脂肪細胞を遊離。その後PALの電動カニューレで脂肪細胞を吸引除去する。術後は脂肪採取部位を圧迫固定。カニューレ挿入口には、5mm程度の小切開を加える。
施術費用(標準モニター) ¥300,000~¥480,000(税込¥330,000~¥528,000)/1部位あたり
モニター応募をご希望の方はこちらからご応募ください。
▷ PAL脂肪吸引モニター募集
施術の副作用・リスク 施術後には一定期間、痛み、浮腫み、内出血、こわばり等の症状が見られることがあります。また、この他にも予期しない症状が現れる可能性がありますので、術後異常を感じた際には速やかにご相談ください。

PALとベイザー脂肪吸引を併用するメリット

PALとベイザー脂肪吸引を併用するメリットは、大きく3つあります。

【メリット1:広範囲の脂肪を吸引可能】

広範囲の脂肪を吸引可能

PALはカニューレの形状や長さが豊富で、体の細部にまで対応できます。一方、ベイザーは超音波で皮膚直下や筋肉層近くの脂肪にアプローチ可能。両者を併用することで、単体使用では難しい脂肪の取り残しを防ぎます。

【メリット2:体への負担を軽減】

体への負担を軽減

ベイザーは超音波で脂肪を柔らかくする機能を持ち、PALの吸引を補助します。その結果、手術時間が短縮され、麻酔量の削減や体温低下の予防が可能になります。

【メリット3:引き締め効果を向上】

引き締め効果を向上

両機器は脂肪を柔らかくして吸引を容易にしますが、ベイザーには皮膚を引き締める効果もあります。これにより、大量の脂肪を除去しても皮膚のたるみが抑えられます。

失敗を避けるには機械だけに頼っちゃダメ!〜当院は360°脂肪吸引™を徹底!〜

いかに道具が優れていてもデザインコンセプトが間違っていては意味がありません。
360°どこから見ても自然で美しく。当院の脂肪吸引は、全てこの考え方に基づきます。
このため、当院では「360°脂肪吸引™」を独自に開発。
バランス、動き、角度。全てを考慮した新しい脂肪吸引です。

360脂肪吸引の概要

機器の性能や種類よりもドクターの技術力が重要

先生は脂肪吸引を月間何件扱っていますか? ▶︎ 月20件以上の症例を扱っているのであれば脂肪吸引の道に精通していると言えます。

ベイザー脂肪吸引は確かに優れた脂肪吸引機器ですが、それだけで脂肪吸引の結果が良くなるわけではありません。機材のポテンシャルを存分に引き出す高度な技術が必要です。
また、施術者の心づもりとして、どの角度から見ても美しく仕上げることを目指す、360°脂肪吸引のコンセプトが根底になくてはいけません。要はどういったデザインを良しとするか、ドクターの考え方も問われるということです。

機材の情報はこの記事を参考に、目的に応じた「自身のなりたい」を叶えられるものを選択してください。難しいのはドクター選びですが、その参考として、当院ではカウンセリング質問集をご用意しています。よろしければそちらを参考に、クリニック選びにお役立てください。

脂肪吸引カウンセリング質問集はこちら▼

【LINE友達追加でプレゼント】カウンセリング質問集

先生は脂肪吸引を月間何件扱っていますか? ▶︎ 月20件以上の症例を扱っているのであれば脂肪吸引の道に精通していると言えます。

コラムのポイント

  • 脂肪吸引は、陰圧を機械で作り出す方法かシリンジ法かの2種類に分けられる
  • 吸引機器には様々な種類があり、それぞれ原理や方法が異なる
  • ベイザー脂肪吸引は優れた吸引機器だが、施術を受ける際には機器の性能よりも医師の技術力が重要

<監修医師紹介>

大橋 昌敬

大橋 昌敬 (THE CLINIC 総院長 / 第112回日本美容外科学会会長)

■経歴
  1. 1990年
    久留米大学医学部 卒業
    久留米大学医学部 第二外科 外科学 入局
    (胸部外科学、救急医学、麻酔全般を習得/博士号取得)
  2. 1994年
    Toronto General Hospital(Canada)
  3. 2000年
    聖心美容外科 東京院副院長 就任
  4. 2003年
    聖心美容外科 福岡院院長 就任
  5. 2009年
    THE CLINIC 福岡院院長 就任
  6. 2012年
    THE CLINIC 東京院院長 就任
  7. 2015年
    THE CLINIC 技術指導医 就任
  8. 2017年
    THE CLINIC 統括指導医 就任
  9. 2022年
    THE CLINIC 総院長 就任
  10. 2023年
    第112回日本美容外科学会長就任
■資格
  • 日本胸部外科学会認定医
  • 日本外科学会認定医
  • 日本美容外科学会専門医
  • VASER Lipo認定医
  • TOTAL DEFINER by Alfredo Hoyos 認定医
■所属学会
  • 日本外科学会
  • 日本胸部外科学会
  • 日本形成外科学会
  • 日本美容外科学会(JSAS)
  • 日本美容外科学会(JSAPS)
  • アメリカ形成外科学会(ASPS)
■著書
技術教科書『安全で​失敗しない​脂肪吸引の​手術』​(克誠堂出版)​

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