医療ダイエットの“お悩み別”おすすめ治療は? 〜効果・費用で比較〜

医療ダイエットの“お悩み別”おすすめ治療は? 〜効果・費用で比較〜

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運動や食事制限をしても、なかなか思うように痩せられない…。痩身エステに行ってみたけど効果が感じられなかった…。そんな方におすすめしたいのが、医療ダイエット(メディカルダイエット)です。医療ダイエットと一口に言っても、その種類はさまざま。医療ダイエットに興味はあるけど、どれを受けたらいいのかわからない、という方は少なくないのではないでしょうか?今回はいま人気の医療ダイエットをピックアップし、それぞれのメリットやデメリット、期待される効果などについて、詳しく解説します。

この記事の監修ドクター

大橋 昌敬
大橋 昌敬 医師
(THE CLINIC 総院長 / 日本美容外科学会専門医 / 日本美容外科学会会長

医療ダイエットとは?

医療ダイエット

医療ダイエットは、医療専門家によって監督され、個人の健康状態と目標に合わせて医療行為としてカスタマイズされたダイエットプランのことを指します。
運動や食事などの生活習慣を整えることで、健康的に痩せることは大切ですが、それだとなかなかうまく痩せられなかったり、気になる部位をピンポイントで細くすることは難しかったりします。
医療ダイエットの最大の特徴は、このような、運動や食事だけではどうしても結果が出せなかった「部分痩せ」を叶えられることです。効率よく痩身効果を実感したいという方におすすめのダイエット法といえます。

当院で特に人気の医療ダイエット(脂肪吸引)の症例をご紹介

実際に医療ダイエットで部分痩せを叶えた症例をご紹介します。脂肪を専門に扱うザ・クリニックでは数ある医療ダイエット施術の中でも脂肪吸引をイチオシの施術としています。通常のダイエットだけではなかなか叶えられない、見た目でわかる効果をご実感いただけます。

医療ダイエットの症例

施術名 ベイザー脂肪吸引
施術概要 ベイザー波という超音波を皮膚の内側から脂肪組織に照射して、周辺組織と脂肪細胞を遊離。その後カニューレという専用の管で脂肪細胞を吸引除去する。術後は脂肪採取部位を圧迫固定。カニューレ挿入口には、5mm程度の小切開を加える。
施術費用(標準モニター) ¥200,000~¥270,000(税込¥220,000~¥297,000)
モニター募集に関して詳しくはこちらをご覧ください。
▷【部分痩せなら|パーツ別脂肪吸引モニター募集】
施術の副作用・リスク 施術後には一定期間、痛み、浮腫み、内出血、こわばり等の症状が見られることがあります。また、この他にも予期しない症状が現れる可能性がありますので、術後異常を感じた際には速やかにご相談ください。

医療ダイエット(脂肪吸引)の体験談

学生の頃から下半身の太さに悩んでいた女性と、二の腕の施術を受けてくださった40代の女性にお話を伺いました。

【太ももの脂肪吸引を受けたゲスト】
ゲストは、中高生の頃から下半身の体型が悩みで、いろいろなダイエットを試してもどうしても痩せられなかったといいます。この悩みを解消するため、今回脂肪吸引を決意されました。
術後は痛みが辛かったものの、2週間ほどで痛みはほぼなくなったそうです。1ヶ月後には見た目の変化に満足し、今後さらに引き締まっていくのが楽しみだと話されていました。
 
このように、医療ダイエットは気になる部位を効果的に引き締めることが可能です。当院では現在、太もも脂肪吸引のモニターを募集しています。無料カウンセリングを受けることもできますので、お悩みの方はお気軽にご相談ください。
 
【二の腕の脂肪吸引を受けたゲスト】
次に、40代のゲストが二の腕の脂肪吸引を受けたケースをご紹介します。術後1ヶ月の段階では、内出血や腫れが残っていましたが、その後徐々に薄くなっていったそうです。3ヶ月後には傷跡も気にならない程度になり、仕上がりにもとても満足しているとお話しいただきました。
 
二の腕の脂肪にお悩みの方は、二の腕の脂肪吸引モニターも募集していますので、まずはお気軽にご相談ください。

医療ダイエットと痩身エステの違い、おすすめはどっち?

医療ダイエットは、医療機関で脂肪吸引や脂肪溶解注射などで直接脂肪を減らす治療です。
特に、当院行っている脂肪吸引などの医療ダイエットは、脂肪細胞の数を減らすためリバウンドしにくく、吸引後の皮膚もある程度引き締めることができます。[1]
一方エステは、マッサージや美容痩身機器を用いた施術により体質改善をサポートするものになります。マッサージにより体内の水分の排出を促し、むくみが軽減されることで、施術直後に効果を実感できることもありますが、年齢が進むにつれ体内の水分は移動しにくくなり、かつ元に戻りやすくなります。

目的 効果的な施術
施術を受ける場所 医療機関 エステサロン
施術者 医師や看護師
(医療従事者)
エステティシャン
医療資格 必要 不要
費用 痩身エステと比べて高い 医療ダイエットと比べて安い
施術目的 脂肪細胞を減らす むくみの軽減
痩せやすい身体づくり
施術内容 脂肪吸引
脂肪溶解注射 など
脂肪吸引
脂肪溶解注射 など

一般的なダイエットとの違いは?本気で痩せたいなら医療ダイエット一択

一般的なダイエットは、市販のダイエット食品や運動プログラムによって体重を減らすことを目指します。また、多くの場合、一時的な減量を促進することに焦点を当てています。
一方、医療ダイエットは医師の施術や医療機器のサポートを受けながら、個々の健康状態に合わせて行われる医療行為です。身体の内部状態を詳細に把握し、持続可能な健康的な減量をサポートすることを目指しています。

医療ダイエットのメリットとデメリット

医療行為には必ずメリットとデメリットがあります。施術を受ける前には、必ず双方を押さえておくようにしてください。

メリット

【過度な食事制限や運動が不要】
医療ダイエットは内服薬や注射、脂肪吸引などの施術によって体重を減少させるため、厳しい食事制限や過度な運動が不要です。そのため、自分で行うダイエットのように長期間にわたってストレスがかかることはありません。
 
【リバウンドしにくい】
脂肪細胞の数を減らすため、脂肪がつきにくくリバウンドのリスクも低くなります。[1]
 
【部分痩せが可能】
特定の部位に対してピンポイントで治療ができるため、効果的に部分痩せすることができます。
 
【健康的な体重管理が可能】
自己流のダイエットでは、無理な食事制限や栄養素の不足などにより、体調を崩すリスクがあります。しかし、医療ダイエットは医師の指導のもとで行われるため、安全に配慮した健康的なダイエットを実現できます。
 
【短期間で効果を実感】
特に脂肪吸引などの施術では、短期間で目に見える結果が得られます。

デメリット

【高額な費用】
医療ダイエットは自由診療であるため、保険適用外となり、高額な費用がかかることがあります。治療内容によって異なりますが、複数回の施術が必要になる場合も多く、その分費用が増加してしまうこともあります。
そのため医療ダイエットを検討する際は、1回の施術ではなく、理想の体になるまでにかかる費用の総額を考慮することが重要です。
 
【副作用のリスク】
内服薬や注射による治療は、副作用を伴うことがあります。例えば内服薬の服用により、吐き気や消化不良、便意のコントロールが難しくなるなどの症状が出る可能性があります。
 
【ダウンタイム】
脂肪吸引などの手術を伴う治療では、腫れや内出血などのダウンタイムが発生することがあります。

医療ダイエットの種類と効果を比較

ここでは、医療ダイエットで人気の高い注射治療と医療痩身機器による治療を取り上げました。それぞれの特徴や効果、メリット、デメリットなどをご紹介します。

脂肪溶解注射
(BNLS neo)
脂肪冷却
(クールスカルプティング)
脂肪吸引
(ベイザー脂肪吸引)
特徴 脂肪を溶かし体外に排出することで、脂肪を減らす 脂肪を冷却し死滅させることで、脂肪を減らす 脂肪を物理的に吸引することで、脂肪を減らす
治療時間 10~30分 30分~1時間 1時間以上(部位による)
治療回数 4~5回(1〜2週間に1回)
※顎回りの場合
3~5回(1~2カ月に1回) 1回
痛みの程度 ★☆☆ ★☆☆ ★★★
ダウンタイムの程度 ★☆☆ ★★☆ ★★★
体重減少
タイトニング効果 × ×
効果の持続期間
メリット
  • 顔のパーツ(まぶたや小鼻など)の部分痩せが可能
  • 広範囲の部分痩せが可能
  • 一度の施術で効果が出る
  • ボディラインを整えることができる
デメリット
  • 範囲が広いと時間とコストがかかり、体にも悪影響
  • 効果が出るまで時間がかかる(1カ月程度)
  • ダウンタイムがある
こんなお悩みにおすすめ
  • 顔の気になる部分を少しスッキリさせたい
  • ダウンタイムを軽くしたい
  • 太ももやお腹の部分痩せをしたい
  • ダウンタイムを軽くしたい
  • 1回で確実に効果を出したい
  • スタイルアップしたい
治療に向いていないお悩み
  • はっきりとした痩身効果がほしい
  • お腹や太ももを細くしたい
  • すぐに痩身効果が欲しい
  • ボディラインもきれいにしたい
  • ダウンタイムのない治療がいい
  • 皮膚にメスを入れたくない

脂肪溶解注射
(BNLS neo)
脂肪冷却
(クールスカルプティング)
脂肪吸引
(ベイザー脂肪吸引)
特徴 脂肪を溶かし体外に排出することで、脂肪を減らす 脂肪を冷却し死滅させることで、脂肪を減らす 脂肪を物理的に吸引することで、脂肪を減らす
治療時間 10~30分 30分~1時間 1時間以上(部位による)
治療回数 4~5回(1〜2週間に1回)
※顎回りの場合
3~5回(1~2カ月に1回) 1回
痛みの程度 ★☆☆ ★☆☆ ★★★
ダウンタイムの程度 ★☆☆ ★★☆ ★★★
体重減少
タイトニング効果 × ×
効果の持続期間
メリット
  • 顔のパーツ(まぶたや小鼻など)の部分痩せが可能
  • 広範囲の部分痩せが可能
  • 一度の施術で効果が出る
  • ボディラインを整えることができる
デメリット
  • 範囲が広いと時間とコストがかかり、体にも悪影響
  • 効果が出るまで時間がかかる(1カ月程度)
  • ダウンタイムがある
こんなお悩みにおすすめ
  • 顔の気になる部分を少しスッキリさせたい
  • ダウンタイムを軽くしたい
  • 太ももやお腹の部分痩せをしたい
  • ダウンタイムを軽くしたい
  • 1回で確実に効果を出したい
  • スタイルアップしたい
治療に向いていないお悩み
  • はっきりとした痩身効果がほしい
  • お腹や太ももを細くしたい
  • すぐに痩身効果が欲しい
  • ボディラインもきれいにしたい
  • ダウンタイムのない治療がいい
  • 皮膚にメスを入れたくない

脂肪溶解注射は、顔などの狭い範囲の施術に適しています。脂肪冷却は、広範囲をあまりダウンタイムの影響を受けずに治療したい時に有効です。脂肪吸引は、全身どこでも対応でき、一度の施術で効果が実感できるのが特徴です。

医療ダイエットで体重は減らない?

医療ダイエットで体重は減らない?

実は、皮下脂肪は水に浮くぐらい軽いもの、ということをご存じでしょうか?体重は筋肉や骨格、水分の重さが多くを占めています。ですので、皮下脂肪にアプローチする治療の場合、体重に大きな変化はありません。上記の医療ダイエットの目的は、気になる部位を細くすることです。大きな体重の変化はありませんが、脂肪を取り除くことで、見た目による痩身効果を実感いただけます。

「医療ダイエットは安い」はウソ?ホント?

医療ダイエットは施術によって金額に大きく差があります。下図の場合、金額相場を見ると脂肪溶解注射の方が比較的安く、脂肪吸引が最も高額に見えます。しかし、脂肪溶解注射は、1回の治療ではあまり効果が得られず、多くの場合、効果が表われるまで複数回、治療を要するものがほとんどです。そのため、効果が表れるまでの総額で見るとかえって高くなってしまうこともあります。安さを基準に治療を選びたいという方は、1回あたりの金額だけでなく、効果が出るまで何回程度の治療が必要なのかも確認したうえで、治療を選ばれることをおすすめします。また、医療ダイエットの場合、部位や注入する薬剤の量によって金額も変動するため、そのあたりもよく確認することが大切です。

脂肪溶解注射
(BNLS neo)
脂肪冷却
(クールスカルプティング)
脂肪吸引
(ベイザー脂肪吸引)
特徴 脂肪を溶かし体外に排出することで、脂肪を減らす 脂肪を冷却して死滅させることで、脂肪を減らす 脂肪を物理的に吸引することで、脂肪を減らす
金額相場 1cc:¥1,980(税込) 1エリア:¥60,000(税込) 1部位:¥297,000(税込)
※当院価格
治療回数 4~5回(1〜2週間に1回)
※顎回りの場合
3~5回(1~2カ月に1回) 1回
総額例 ¥396,000(税込)
(顎回りの脂肪20ccを除去する場合)
¥600,000(税込)
(下腹部2カ所を5回行う場合)
¥297,000(税込)
(1回行う場合)
脂肪溶解注射
(BNLS neo)
脂肪冷却
(クールスカルプティング)
脂肪吸引
(ベイザー脂肪吸引)
特徴 脂肪を溶かし体外に排出することで、脂肪を減らす 脂肪を冷却して死滅させることで、脂肪を減らす 脂肪を物理的に吸引することで、脂肪を減らす
金額相場 1cc:¥1,980(税込) 1エリア:¥60,000(税込) 1部位:¥297,000(税込)
※当院価格
治療回数 4~5回(1〜2週間に1回)
※顎回りの場合
3~5回(1~2カ月に1回) 1回
総額例 ¥396,000(税込)
(顎回りの脂肪20ccを除去する場合)
¥600,000(税込)
(下腹部2カ所を5回行う場合)
¥297,000(税込)
(1回行う場合)

お悩み別・おすすめ治療をご紹介

医療ダイエットの特徴やメリット、デメリットを踏まえた上で、お悩み別におすすめの治療をご紹介します。

手軽に少しずつ痩せたいなら、脂肪溶解注射

脂肪溶解注射

脂肪溶解注射は、痩せたい部位に注射針で薬剤を投与し、脂肪を溶かして体外に排出する治療です。注射のみの治療なので、治療時間が10~30分程度と短く、手軽に受けられます。また、部位や注入する量によっては、1回あたりの費用がリーズナブルなので、はじめて医療ダイエットを受ける方には手を出しやすい治療です。

【メリット】

ダウンタイムがほとんどない

治療が注射のみなので痛みは軽度です。腫れや内出血、むくみなどのダウンタイム症状もほとんどありません。そのため、隠すことが難しい顔への治療ニーズが特に高い施術です。顎のラインをすっきりさせることから「小顔注射」とも呼ばれています。

繊細な部位も治療可能

脂肪溶解注射 顔の適応部位

繊細な部位の治療が可能な点は、他の医療ダイエットにはない大きなメリットです。具体的には、腫れぼったいまぶたをスッキリさせたい、小鼻を小さくしたいなどのニーズに対応することができます。

脂肪溶解注射 顔の適応部位

【デメリット】

広範囲の痩身治療には向いていない

手軽に受けられる安価な治療というイメージが強い脂肪溶解注射ですが、脂肪溶解注射1本(10cc)で溶解することができる脂肪量はわずか1ccです(BNLS neo の場合)。そのため、目に見える効果を実感するためには、複数回の注入が必要になります。お腹や太ももで痩身効果を出したい場合は、1,000cc程度の脂肪除去が必要になるため、回数やコストの面で、脂肪溶解注射での治療は現実的とは言えません。

意外とコストがかかり、体にも負担がかかる

複数回注射のイメージ

たとえば、二重顎をスッキリさせたい場合は、20cc程度の脂肪を除去する必要があるので、200cc分の脂肪溶解注射を4~5回に分け、1~2カ月程度かけて治療を行います。そのため、1ccあたり¥1,980の脂肪溶解注射だとしても、それなりにコストがかかることになります。
また、お腹や太ももなど、広範囲の脂肪を除去する場合は、脂肪溶解注射を大量投与することになります。脂肪溶解注射は腎臓で代謝され、尿と一緒に体外へ排出されるます。そのため、投与量が増えるほど腎臓に負担がかかり、腎機能への悪影響など、安全面に懸念が出てくる可能性があるので、注意が必要です。

少しずつ部分痩せしたいなら、脂肪冷却

脂肪冷却 クールスカルプティング

「切らない脂肪吸引」とも呼ばれる脂肪冷却は、専用の医療痩身機器で痩せたい部位を皮膚の上から急速に冷却し、脂肪を凍らせることで体外へ排出する治療法です。水が0度で凍り始めるのに対し、脂肪は4度から凍り始めます。この温度差を利用することで、皮膚の上から他の組織にはダメージを与えず、脂肪だけを凍らせることが可能です。凍った脂肪は老廃物として対外に少しずつ排出され、脂肪減少効果が期待できます。

【メリット】

広い範囲での部分痩せが可能

脂肪溶解注射が広い範囲の治療に適していなかったのに対し、脂肪冷却はお腹など、範囲が広く脂肪が多い部位の部分痩せも可能です。

ダウンタイムが軽度

麻酔や切開などが必要ないため、ダウンタイムは軽度です。アプリケーターで皮膚を強く吸いあげて脂肪を冷却するので、術後は内出血や筋肉痛のような痛みが出る可能性がありますが、1週間程度で治まります。皮膚の刺激に弱い人は術後、皮膚に赤みが出る場合もありますが、しばらくすると落ち着きますのでご安心ください。

運動中とクールスカルプトの筋収縮の比較

【デメリット】

1回で治療できる範囲が限られる

脂肪冷却 お腹の治療例

脂肪冷却は比較的広い範囲の治療が可能ですが、1回で治療が完成するわけではありません。1回で治療できるのはアプリケーターの大きさの範囲内に限られます。そのため、全体的に整ったボディラインにしたい場合は、複数回に分けて治療を行う必要があります。

脂肪冷却 お腹の治療例

効果が出るまで時間がかかる

術後、効果を実感できるようになるまでは、1~2カ月程度かかります。凍結した脂肪が老廃物として体外へ排出されるまで、1~2カ月の時間がかかるためです。2回目の治療も1~2カ月期間を空けて行う必要があるので、ダイエット効果を実感するまでは、数カ月以上かかります

一度の治療で確実に効果を出したいなら、脂肪吸引

ベイザー脂肪吸引

脂肪吸引は、外科的手術によって脂肪を除去する治療です。麻酔をかけたうえで、希望部位に小切開を加え、カニューレ(吸引口)を挿入して皮下脂肪を吸引します。手術は皮膚を数mm程度切開したところからカニューレを挿入するため、大きく目立つ傷跡は残りません。物理的に脂肪を吸引していくため、高い痩身効果が期待できますが、術後は一定期間のダウンタイムがあります。

【メリット】

一度の治療で確実な痩身効果

脂肪吸引の最大の特徴は、一度の治療で痩身効果が実感できることです。これは他の医療ダイエットにはない大きなメリットと言えます。また、特にベイザー脂肪吸引はタイトニング効果が高いため、脂肪吸引後の皮膚はたるむことなくスッキリと引き締まります。

ボディラインの細かい調整が可能

脂肪溶解注射や脂肪冷却は、薬剤や電磁波、冷却によって皮膚の上から間接的に脂肪にはたらきかける治療です。そのため、減少させる脂肪量を細かく調整するのは困難です。その点、脂肪吸引はカニューレで直接脂肪を取り除くため、どの程度脂肪を取り除くか、どのラインを際立たせるかなどの細かい調整が可能になります。くびれのあるボディラインにしたい、太ももの内側に隙間ができるくらい細くなりたいなど、細かな注文にお応えすることが可能です。

ゲストのご要望に応えた脂肪吸引の症例

施術名 ベイザー脂肪吸引
施術概要 ベイザー波という超音波を皮膚の内側から脂肪組織に照射して、周辺組織と脂肪細胞を遊離。その後カニューレという専用の管で脂肪細胞を吸引除去する。術後は脂肪採取部位を圧迫固定。カニューレ挿入口には、5mm程度の小切開を加える。
施術費用(標準モニター) ¥270,000(税込¥297,000)
モニター募集に関して詳しくはこちらをご覧ください。
▷【部分痩せ&美ライン|パーツ別脂肪吸引モニター募集】
施術の副作用・リスク 施術後には一定期間、痛み、浮腫み、内出血、こわばり等の症状が見られることがあります。また、この他にも予期しない症状が現れる可能性がありますので、術後異常を感じた際には速やかにご相談ください。

【デメリット】

ダウンタイムがある

脂肪吸引の術後は、痛みや内出血、むくみなどのダウンタイムが一定期間あります。痛みは、強い筋肉痛のような痛みが1週間程度、内出血やむくみは1~3週間程度です。部位によって症状の強さは異なりますが、脂肪吸引量が多いほどダウンタイムは強く出ます

1回あたりの費用が高額

高額のイメージ

外科的手術を伴う脂肪吸引は、他の医療ダイエットと比べると、1回あたりの費用がかなり高額なため、躊躇される方が少なくありません。しかし、「『医療ダイエットは安い』はウソ?ホント?」でも解説しているように、他の医療ダイエットでは複数回の治療が必要なのに対し、脂肪吸引は1回で完結するということを考えると、実は総額ではあまり大差がない(むしろ安くおさえられる)ということもあります。

※注意※ 健康被害が指摘される医療ダイエット・GLP-1

GLP-1

糖尿病の治療薬であるGLP-1受容体作動薬が、食欲を抑えて体重を減らすダイエット効果があるということで、医療ダイエットとして処方を行うクリニックが増えています。しかし、GLP-1のダイエット目的での使用に対し、日本医師会は注意喚起をしています[2]。また、製造販売元は、糖尿病以外の目的で使用された場合の安全性・有効性は確認されていないことや、思わぬ健康被害の可能性もあると強調しています[3]。まだ明確な健康被害は報告されていませんが、ダイエットは健康リスクを冒してまで行うものではありません。医療ダイエットは、健康を維持しながら行えるものを選ぶようにしましょう。

THE CLINIC のおすすめは脂肪吸引

医療ダイエットにはさまざまな種類があり、効果やメリット・デメリットも異なります。どれを受けるべきか、迷われると思いますが、もし見た目にこだわりたい、身体のラインをキレイに整えたい、というご希望が最優先という方には、当院としてはぜひ脂肪吸引をおすすめしたいです。上記でもご紹介したように、他の医療ダイエットと違って外科的治療を伴い、ダウンタイムもある脂肪吸引は、興味があっても不安、という方は少なくないでしょう。当院ではそんな不安を少しでも払拭するために、術後に少しでも楽に過ごしていただけるよう、様々な工夫を行っています。当院で行っている取り組みについては、こちらのページでご覧いただけます。
▷THE CLINIC の術後ケア

脂肪吸引の症例

施術名 ベイザー脂肪吸引
施術概要 ベイザー波という超音波を皮膚の内側から脂肪組織に照射して、周辺組織と脂肪細胞を遊離。その後カニューレという専用の管で脂肪細胞を吸引除去する。術後は脂肪採取部位を圧迫固定。カニューレ挿入口には、5mm程度の小切開を加える。
施術費用(標準モニター) ¥200,000~¥270,000(税込¥220,000~¥297,000)
モニター募集に関して詳しくはこちらをご覧ください。
▷【部分痩せなら|パーツ別脂肪吸引モニター募集】
施術の副作用・リスク 施術後には一定期間、痛み、浮腫み、内出血、こわばり等の症状が見られることがあります。また、この他にも予期しない症状が現れる可能性がありますので、術後異常を感じた際には速やかにご相談ください。
施術名 ベイザー4Dスカルプト
施術概要 ベイザー波という超音波を皮膚の内側から脂肪組織に照射して、周辺組織と脂肪細胞を遊離。その後カニューレという専用の管で脂肪細胞を吸引除去する。術後は脂肪採取部位を圧迫固定。カニューレ挿入口には、5mm程度の小切開を加える。
施術費用(標準モニター) 胸部のデザイン ¥400,000(税込¥440,000)
モニター募集に関して詳しくはこちらをご覧ください。
▷【脂肪吸引で理想の男性ボディへ|モニター募集】
施術の副作用・リスク 施術後には一定期間、痛み、浮腫み、内出血、こわばり等の症状が見られることがあります。また、この他にも予期しない症状が現れる可能性がありますので、術後異常を感じた際には速やかにご相談ください。

不安な術後に寄り添うアフターケアサービスも

クリニックスタッフによるアフターケアサービス

当院では施術をして終わりではなく、術後もゲストに寄り添うことを大切にしています。不安な症状や担当医に聞きたいことがあれば、LINE相談サービスでお気軽にご相談いただけます。コンシェルジュが1対1で対応し、症状に応じて担当医からのアドバイスをお送りしたり、お薬の追加処方や再診察・処置のご予約も承っています
当院で脂肪吸引を受けていただいたゲストからは、「長年のコンプレックスが一気に解消した」「思っていたよりもダウンタイムが楽だった」「もっと早く受ければよかった」などのお声もいただいています。ダウンタイムが不安で脂肪吸引の決断ができない、という方はぜひ一度当院へご相談ください。

まとめ:自分の希望に合った医療ダイエットを選ぼう

ここまで人気の医療ダイエットについて見てきました。それぞれにメリット・デメリットがあり、目的によって合う治療、合わない治療があることがお分かりいただけたと思います。医療ダイエットを受けるときにどの治療を受けるべきか、なかなか決められず迷った時は、何を最も優先したいか、何を実現したいか、ご自分の希望に立ち返って考えてみると良いと思います。
当院は脂肪吸引専門なので、脂肪吸引に関するご相談はいつも受け付けております。脂肪吸引にご興味をお持ちいただけましたら、ぜひ当クリニックまでお問い合わせください。

コラムのポイント

  • 医療ダイエットはお悩みによっておすすめ治療が変わってくる
  • ボディラインをキレイに見せたいという方には、脂肪吸引がおすすめ
  • 医療ダイエットのメリット・デメリットを知り、自分の希望が叶う治療を見極めよう

よくある質問

  • 脂肪吸引は体のどの範囲に行えるのですか?

    皮下脂肪がついている部位であれば、ほぼ全身にアプローチすることができます。
    当院では、顔、二の腕、肩、脇、胸、背中、お腹、腰、お尻、太もも、膝、ふくらはぎ、足首とほぼ全身にアプローチすることができます。
    なお、全身を脂肪吸引する場合は、安全面を考慮して上半身(二の腕、腹部など)と下半身(お尻、太ももなど)に分けて吸引することが多いです。一度に多くの脂肪を除去することは体液のバランスが崩れてしまうため極めて危険です。体重50kgの方で1日吸引できる脂肪の量は5000cc(5ℓ)です。
    脂肪吸引が難しいのは、指先、首、前腕のように皮下脂肪が少ない部位です。

    細かい部位などについてはこちらをご確認ください
    どの部位がどの範囲を指しているのか解説

<監修医師紹介>

大橋 昌敬

大橋 昌敬 (THE CLINIC 総院長 / 第112回日本美容外科学会会長)

■経歴
  1. 1990年
    久留米大学医学部 卒業
    久留米大学医学部 第二外科 外科学 入局
    (胸部外科学、救急医学、麻酔全般を習得/博士号取得)
  2. 1994年
    Toronto General Hospital(Canada)
  3. 2000年
    聖心美容外科 東京院副院長 就任
  4. 2003年
    聖心美容外科 福岡院院長 就任
  5. 2009年
    THE CLINIC 福岡院院長 就任
  6. 2012年
    THE CLINIC 東京院院長 就任
  7. 2015年
    THE CLINIC 技術指導医 就任
  8. 2017年
    THE CLINIC 統括指導医 就任
  9. 2022年
    THE CLINIC 総院長 就任
  10. 2023年
    第112回日本美容外科学会長就任
■資格
  • 日本胸部外科学会認定医
  • 日本外科学会認定医
  • 日本美容外科学会専門医
  • VASER Lipo認定医
  • TOTAL DEFINER by Alfredo Hoyos 認定医
■所属学会
  • 日本外科学会
  • 日本胸部外科学会
  • 日本形成外科学会
  • 日本美容外科学会(JSAS)
  • 日本美容外科学会(JSAPS)
  • アメリカ形成外科学会(ASPS)
■著書
技術教科書『安全で​失敗しない​脂肪吸引の​手術』​(克誠堂出版)​

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