脂肪吸引のダウンタイム〜辛い・痛いを早く治す方法〜

脂肪吸引のダウンタイム〜辛い・痛いを早く治す方法〜

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手術後の体のダメージが回復するまでの期間をダウンタイムと呼びます。脂肪吸引の場合、目立った症状は2週間から1カ月ほど続きます。脂肪吸引後のダウンタイムには痛み、内出血、むくみ、硬縮といった症状が見られます。ただ、これらは身体が回復する過程で見られる正常な反応なので安心してお待ちください。
しかし、ご経験のない方にとっては、それがどの程度の症状なのか、いつまで続くのか、といったことが気になるかと思います。そこで今回は、脂肪吸引後のダウンタイムの経過、予測される症状、およびその間の過ごし方や注意事項について、詳しくお伝えしようと思ます。
脂肪吸引を検討中の方、手術後の経過が気になるという方はぜひ参考になさってください。

この記事の監修ドクター

志田 雅明
志田 雅明 医師
(THE CLINIC 統括院長

ダウンタイムはどのくらい続く?

脂肪吸引後のダメージが完全に回復するには6カ月ほど時間を要しますが、日常生活で注意が必要なレベルの症状が見られるのは、術後【2週間~1ヵ月】とお考えください。
手術直後には、まず痛みと腫れがあります。これが1週間ほど続き、やや遅れて、並行して内出血とむくみが見られるようになります。これらは術後2週間ほどで落ち着きます。それと入れ替わるように硬縮といって皮膚が突っ張るような症状が見られます。(※症状が続く期間や程度は、吸引を行なった部位や、除去した脂肪の量、体質などの個人差によって前後することがあります。)

ダウンタイム症状の種類と期間の目安

ダウンタイムの経過(顔・顎下/二の腕/太もも/お腹)

実際のダウンタイムの経過がどのようなものか、具体的にご紹介します。

顔・顎下

頰や顎の脂肪は、ごくわずかな吸引でもかなり効果をご実感いただけます。吸引する脂肪量が少ないので、手術直後もあまり目立った症状は現れません。

■1日後:内出血が見られますが、衣服やメイクで隠すことができる程度です。
■3日後:むくみが見られ、内出血もまだ残っています。
■7日後:内出血が薄くなり、むくみも少しずつ落ち着いてくる頃です。この頃から硬縮の症状が見られるようになります。
■16日後:内出血が消えてむくみも落ち着いたことで、フェイスラインがスッキリしています。

顔脂肪吸引後の1日後、3日後、7日、16日後のダウンタイム症状の経過

【顔の脂肪吸引症例】
28歳/二重顎がなくなり、スッキリとしたフェイスラインになりました↓

顔の脂肪吸引症例/28歳

39歳/40代近くになるとたるみが心配ですが、きれいに引き締まりました↓

顔の脂肪吸引症例/39歳

二の腕

二の腕も比較的施術範囲が狭く、除去する脂肪量も少なめなので、ダウンタイムの症状は軽い方です。

■1日後:二の腕全体に内出血や腫れが見られます。
■3日後:内出血が薄くなり、腫れ・むくみも少しずつ落ち着いてきます。
■7日後:内出血が消え、腫れ・むくみも落ち着いています。この頃から硬縮の症状が見られるようになり、さらに引き締まって細さを実感できるようになります。

二の腕脂肪吸引後の1日後、3日後、1週間後のダウンタイム症状の経過

【二の腕の脂肪吸引症例】
32歳/振袖のたるみを解消できました↓

二の腕の脂肪吸引症例/32歳

29歳/外の張り出しをスッキリさせました↓

二の腕の脂肪吸引症例/29歳

太もも

施術範囲が大きく脂肪吸引量も多いので、顔や二の腕と比べると手術直後は内出血やむくみが強く出ます。

■1日後:内出血やむくみが太もも全体に出ます。
■7日後:内出血、むくみはだいぶ落ち着いてきますが、まだ膝周りなどの一部に内出血が残っています。
■1カ月後:内出血がほぼなくなりました。まだ硬縮が出ている時期なので、これからもっと引き締まっていきます。
■3カ月後:皮膚が引き締まり、内ももの間に隙間ができるようになりました。

太もも脂肪吸引後の1日後、1週間後、1ヵ月後、3ヵ月後のダウンタイム症状の経過

【太ももの脂肪吸引症例】
41歳/全周を脂肪吸引しています。内腿にスキマができました↓

太ももの脂肪吸引症例/41歳

43歳/外の張り出しがなくなり、ほっそりとした美脚に仕上がりました↓

太ももの脂肪吸引症例/43歳

お腹

お腹は最も施術範囲が広い部位で、吸引する脂肪量も多いです。そのため、ダウンタイムの期間は長く、手術直後も派手な症状が見られることがあります。特にこちらの症例ゲストは上腹部を極限まで吸引しているので、内出血が強く出ています。

■1日後:脂肪吸引量が多いため、内出血、腫れなどダウンタイムの症状が強く出ます。
■3日後:1日目よりも内出血の範囲が拡がり、腫れやむくみも目立っています。
■7日後:少しずつ症状は落ち着いてきていますが、まだ内出血が見られ、腫れやむくみも残っています。
■1カ月後:内出血や腫れ、むくみが解消し、引き締まったお腹になりました。

お腹脂肪吸引後の1日後、3日後、1週間後、1ヵ月後のダウンタイム症状の経過

【お腹の脂肪吸引症例】
23歳/お腹全体と腰を脂肪吸引して、憧れのくびれを実現しました↓

お腹の脂肪吸引症例/23歳

33歳/腹筋の縦のラインを意識したスタイリッシュなデザインを行いました↓

お腹の脂肪吸引症例/32歳

施術名 ベイザー脂肪吸引
施術部位 顔(頬・顎)>/二の腕/お腹/太もも
施術概要 ベイザー波という超音波を皮膚の内側から脂肪組織に照射して、周辺組織と脂肪細胞を遊離。その後カニューレという専用の管で脂肪細胞を吸引除去する。術後は脂肪採取部位を圧迫固定。カニューレ挿入口には、5mm程度の小切開を加える。
施術費用(標準モニター) ¥200,000〜¥380,000(税込¥220,000〜¥418,000)
モニター募集に関して詳しくはこちらをご覧ください。
▷手厚いフォローと高い技術で安心!【脂肪吸引モニター募集】
施術の副作用・リスク 施術後には一定期間、痛み、浮腫み、内出血、こわばり等の症状が見られることがあります。また、この他にも予期しない症状が現れる可能性がありますので、術後異常を感じた際には速やかにご相談ください。

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体験談:実際の効果とダウンタイムについて

当院の脂肪吸引を受けてくださった方の実際の声をご紹介します。

食べてもお顔に脂肪がつかなくなりました〜小顔脂肪吸引〜

食べるの大好きだというこちらの女性。術後は食べてもお顔にお肉がつかなくなったと振り返ります。施術の成果には大変満足いただけました。

他院で失敗したのでリベンジしようと思いました〜お腹の脂肪吸引〜

他院の脂肪吸引で思い通り人らなかったというこちらの方は、当院でお腹の脂肪吸引を受けてくださいました。

たるみもすっきり解消できました〜二の腕の脂肪吸引〜

手術直後は本当に細くなるの?と心配でした」と振り返るこちらの女性。3カ月後の感想は「細さを実感できるようになりました!」とのことです。

思春期の頃から下半身がコンプレックスでした〜太ももの脂肪吸引〜

どうしても痩せない下半身。長年悩んでたどり着いたのが、当院の脂肪吸引でした。1カ月後の現状でも満足されていますが、ここからさらに引き締まっていきます。

施術名 ベイザー脂肪吸引
施術部位 顔(頬・顎)>/二の腕/お腹/太もも
施術概要 ベイザー波という超音波を皮膚の内側から脂肪組織に照射して、周辺組織と脂肪細胞を遊離。その後カニューレという専用の管で脂肪細胞を吸引除去する。術後は脂肪採取部位を圧迫固定。カニューレ挿入口には、5mm程度の小切開を加える。
施術費用(標準モニター) ¥200,000〜¥380,000(税込¥220,000〜¥418,000)
モニター募集に関して詳しくはこちらをご覧ください。
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施術の副作用・リスク 施術後には一定期間、痛み、浮腫み、内出血、こわばり等の症状が見られることがあります。また、この他にも予期しない症状が現れる可能性がありますので、術後異常を感じた際には速やかにご相談ください。

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脂肪吸引のダウンタイムに見られる症状と過ごし方

実際にダウンタイムに見られる症状について、もう少し詳しく見ていきましょう。

痛み

腹部横側に痛みが生じている様子

痛みの感じ方や許容範囲には大変個人差があります。いつから始まっていつまで続くのか、明確にお示しすることは難しいですが、手術直後の3日程度が山場で、その後は徐々に収束していきます。1週間後には違和感がなくなり、2週間も経てば、ほぼ感じなくなります。
痛みは筋肉痛と類似しておりズキズキという表現が近しいです。特に施術部位とその周辺を動かしたときに強く感じます。ピークの3日間を過ぎると、ピリピリとした感じに変わります。

痛みが出ている間の過ごし方

・睡眠時間を確保する
・栄養バランスの取れた食事を心がける
・動ける時はなるべく動く
・痛みが激しいときは、無理せず痛み止めを飲む
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ダウンタイムの過ごし方(痛みへの対処法)

痛みを感じている間は、いつもより疲れやすかったり、妙に眠かったりといったことがあります。これは、手術で傷ついた身体を回復させようとする、正常な反応です。
きちんと睡眠時間を確保し、栄養バランスの取れた食事を摂るなど、できるだけ無理をせず規則正しい生活を送って体をいたわってあげるようにしてください。

内出血

お腹の内出血を手で隠す

内出血は術後2週間ぐらいの間に見られます。近い将来水着になる必要がある、結婚式が控えているなど、どうしても間に合わせたい事情がある場合は、回復までの期間を逆算して施術を受けるようにしてください。
なお、症状は上半身より下半身の施術を行なった時の方が長びく傾向にあります。また、施術を受けた部位よりも下の方に出ます。例えば太もものの場合は膝の辺りに。ふくらはぎは足の裏にまで及ぶことがあります。これは重力の影響です。思わぬ部位に見られることもありますが、驚かなくて大丈夫です。

内出血が出ている間の過ごし方

・術後5日目ぐらいまでは冷やす
・それ以降は温めて、血流を促進する
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内出血時のアイシング方法

内出血は血流を良くすることで改善されるのですが、手術直後はまず冷やしてください。なお、冷やす際は、できれば氷嚢を使用されることをお勧めします。アイスノンなどの冷却枕は、内包されているジェルが-16度まで低下するので、長時間使用すると凍傷のリスクがあります。貼るタイプの冷却材は表面の温度は下げられますが、深部まで冷やすことができません。また、粘着剤が脂肪吸引直後のデリケートな肌に悪影響を及ぼし、かぶれを引き起こすことも考えられます。

むくみ

下半身をガードルで圧迫固定

せっかく脂肪吸引したのに「細くなるどころか太くなった?」と思ってしまう症状です。
“むくみ”とは、水分の過剰摂取か排出不全のいずれかの理由で、水分が体の中に溜まって膨れてしまった状態を指します。ダウンタイム期間中は水分の排出処理がうまくできなくなるため、むくみが起こります。特に末端に現れやすいので、顔や手足で実感することが多いです。冷え性や偏食のある方はむくみやすい傾向があるのでご注意ください。

むくみが出ている間の過ごし方

・術後7日目まで適度に圧迫
・それ以降はできるだけ体を動かす
———————————————

ダウンタイムのむくみ対処法

手術直後の1週間程度は、専用のストッキングやボディスーツを着用して圧迫します。締め付けると血液の循環が悪くなり、余計にむくむのでは? と思われるかもしれませんが、適度な締め付けは血液の循環を促進します。逆に圧迫しない状態は、膨張し続ける風船と同じ。周囲の組織に水をため込んでしまう結果になるので注意しましょう。

しびれ

脇腹の患部を手で押さえる

ダウンタイム期間中はしびれて、マヒしたような感覚が現れることがあります。原因は、術中同じ姿勢だったことや、術後のテーピングによる神経の圧迫であることがほとんどです。早ければ手術の当日。遅くても2週間以内で解消されますが、それ以上長引く場合はクリニックにご相談ください。起こりやすい部位は、顔です。

しびれが出ている間の過ごし方

・温かいおしぼりで患部を温める/湯船にゆっくり浸かる
・マッサージ/ストレッチ
・ビタミン剤の服用
———————————————

ダウンタイムのしびれへの対処法

しびれの症状緩和には血行の改善が有効です。患部を温めるように心がけてください。また、しびれは硬縮に伴って生じることもあるので、マッサージやストレッチなどの入念な硬縮対策も効果的です。その他には、ビタミンB12の摂取もお勧めします。ビタミンB12は神経機能の維持を助ける働きがあり、しじみ、あさり、レバー、チーズなどに含まれます。サプリでの服用でも良いでしょう。

かゆみ

脇腹の違和感

内出血やむくみのような派手な症状ではありませんが、地味に気になる症状です。時期としては、手術直後の痛みがおさまった頃から、長いと3ヵ月後ぐらいまで続くこともあります。せっかく細くなっても、ひっかいて跡になってしまっては美しさも半減ですよね。ぜひ注意して対応したいところです。かゆくなる原因は、術後のテーピングによる圧迫や、硬縮の際、皮膚が乾燥することなどが考えられます。当院ではかゆみ止めのお薬も処方しておりますので、気になる方はお申し付けください。

かゆみが出ている間の過ごし方

・通気性を良くする
・手術直後はしっかりアイシングする
・適度に運動をする/湯船に浸かってしっかり温まる
・適切なサイズのサポーターを選ぶ
・クリームなどで保湿する
———————————————

ダウンタイムのかゆみへの対処法

手術直後の火照るような熱さを感じる時期は、氷嚢でアイシングを心がけてください(ただし腫れが引いた後も冷やし続けるのは逆効果なので注意してください)。また、適度な運動は、代謝を良くすることでかゆみの改善を後押しします。外部要因としては、サポーターがキツ過ぎることがかゆみを助長することも考えられますので、かゆみがひどい場合は少し余裕のあるサイズに変更されるのも手です。

硬縮

お腹に違和感を感じ手でおさえる

硬縮は、脂肪吸引を行なった箇所の皮膚が硬くこわばって、突っ張った感じがしたり、デコボコした手触りになったりする状態です。手術の1週間後あたりから徐々に見られるようになって、長いと3ヶ月後ぐらいまで続きます。手術で傷ついた線維組織が再構築されるのに伴って見られる現象です。皮膚が乾燥するので、かゆみを伴うことがあります。

硬縮が出ている間の過ごし方

・マッサージ/ストレッチをする
・インディバを受ける
———————————————

ダウンタイムの硬縮への対処法

しこりのように感じる部分は、ぐりぐりと指圧してほぐしましょう。引きつれ感がある所は、ゆっくり押し伸ばしてください。このようなマッサージを根気よく続けることで、徐々に皮膚の伸縮性が良くなり、改善していきます。また、皮膚が突っ張って動きにくくなった関節の可動域を広げるという意味で、ストレッチも有効です。
インディバは、高周波エネルギーによる温熱効果で、血液とリンパ液の流れを改善する施術です。クリニックの他、エステサロンでも受けることができます。

ダウンタイムは2つの理由で生じる

そもそも、ダウンタイムはなぜ生じるのでしょう。主な原因について解説します。

理由1:麻酔薬や止血剤が残るから

薬剤を注射器に入れている

脂肪吸引の際には、痛みを感じることがないように麻酔液を注入します。また、出血を最小限に抑えるために止血剤も併用します。手術のあと、これらは入念に排出させるのですが、すべて取り除くことはできません。残ったものがむくみの原因になります。

理由2:周辺の組織にダメージを与えるから

肪吸引は皮下に管(「カニューレ」と呼びます)を挿入して、直接脂肪を吸い出していく施術です。その際、できるだけ脂肪組織にだけアクセスし、周辺部位は傷つけないよう十分に配慮がなされます。
ただ、それでも全く無傷というわけにはいきません。この時に受けたダメージが大きいほど、回復に要する時間が長くなります。つまりダウンタイムが長くなるということです。
こう考えると、脂肪吸引は慣れた医師や専門の施設に任せるのが無難と言えます。術者が未熟でカニューレの操作が荒かったり、手術に時間がかかったりすると、その分、身体への負担が大きくなります。結果、ダウンタイムは長引き、症状も重くなるからです。こうした理由から、当院ではダメージを抑えて吸引可能なベイザー脂肪吸引[1]を選択しています。

ダウンタイムを早く治すための5つの工夫

脂肪吸引後のダウンタイムを少しでも軽くするため、当院では5つの取り組みをおこなっています。

麻酔薬と止血剤を、個々の患者さんに合わせて調合

脂肪吸引を執刀しているTHE CLINICの大橋医師

脂肪吸引では、吸引前に麻酔薬と止血剤を皮下組織に注入しますが、個々のゲストのご状態に応じて、その量や配合を調整します。また、注入する際にもこだわりがあって、例えば脂肪の深い層から浅い層へと満遍なく注入していきます。こうした入念な下準備をすることで、手術時の出血を抑え、ひいては術後の内出血も最小限に抑えることができます。

施術後は丁寧に麻酔液を絞り出す

脂肪吸引の吸引口から麻酔液を排出している

術後は、体内に残った麻酔液、止血剤を入念に絞り出します。
完全に取り除くことはできませんし、放っておいてもいつかは自然に排出されるものですが、少しでも早く余分な液体を抜き出すことを重要視しています。この一手間が、むくみの程度を抑えることにつながるからです。

可能な場合は、あえて縫合は翌日に

二の腕の脂肪吸引後に抜糸を行っている

手術の翌日にご来院いただける場合は、手術当日はあえて傷口を縫合せず、翌日に行います。こうすることで、麻酔液、止血剤などの液体の排出をさらに促します。

看護師が適切に圧迫固定

太ももとお腹の脂肪吸引後の圧迫固定の様子

手術直後に行う圧迫固定は、術後のダウンタイムの程度を左右する大きな要因の一つです。ここをおろそかにすると、むくみがひどくなったり、内出血が広がったりと、望ましくない結果につながります。その点、当院では固定技術をマスターした看護師が、隙間なく、均等にしっかり固定いたします。

ダウンタイム軽減点滴でダメージの回復を後押し

太もも脂肪吸引の際にダウンタイム軽減点滴を行っていないケースと行ったケースの内出血の程度の違い

ご希望の方には、ダウンタイムの軽減が期待できる新治療「ダウンタイム軽減点滴」を併用いただくことも可能です。この点滴には、細胞間の情報伝達を促進する働きを持つ成分が含まれており、再生医療やアンチエイジング治療の分野でも注目されています。炎症反応の制御などを通して軟組織の修復に働きかける可能性については、海外でも研究結果が発表されています[2]。この点滴を投与することで、ダメージの早期回復を後押しします。

ダウンタイムを軽くできるかどうかはドクターの技量しだい

脂肪吸引後に予想されるダウンタイムについて、イメージいただけたでしょうか。脂肪吸引を受けるからには、ある程度のダウンタイムは避けられません。ただ、記事の中でも触れていましたが、このダウンタイム。重くなるか軽くなるかは、施術者の技量によっても大きく変わってきます。ダウンタイムを少しでも軽く、また快適に過ごしたいとお考えでしたら、ぜひ脂肪吸引になれた施設や、脂肪吸引を得意とする医師を指名されると良いと思います。ダウンタイムというのは術前にある程度予測できるので、術前にしっかり説明してくれる医師を選ぶと良いと思います。
現在、LINEにお友だち登録いただくと、脂肪吸引の名医を見分けるのに役立つ質問集をダウンロードいただけます
ぜひ参考になさってください。

脂肪吸引カウンセリング質問集を見る

コラムのポイント

  • ダウンタイムは、手術後の回復過程で見られる一連の症状
  • 脂肪吸引のダウンタイムが完全に落ち着くには半年程度時間を要するが、目立つ症状は1ヵ月で落ち着く
  • ダウンタイムは術者の技量しだいで軽くすることができる

よくある質問

  • 脂肪吸引後にボコボコするのはなぜ?

    脂肪吸引後に施術部位がボコボコした状態になる原因は、主に「硬縮」と「手術の失敗」の2つです。
    硬縮は、術後の回復過程で起こる正常な反応で、施術部位が硬くなったり、皮膚に凸凹や引きつれが生じますが、3~6ヵ月ほどで改善します。
    一方、脂肪吸引の失敗によるボコボコは、取りムラや取り過ぎなど、医師の技術不足が関係しています。6ヵ月以上経っても改善しない場合は、執刀医に相談することをおすすめします。

  • 脂肪吸引で内出血が出るのはなぜですか?

    脂肪吸引は皮下に吸引管(カニューレ)を挿入し、直接脂肪を吸い出す施術です。この時に血管がダメージを受けることで、内出血となります。
    脂肪吸引量が多いと皮下脂肪の中をカニューレがたくさん往復するため、血管へのダメージが増え内出血が強く出ます。

  • 脂肪吸引後の内出血はいつ消えますか?

    脂肪吸引部位や実際の吸引量によって個人差がありますが、一般的に脂肪吸引量が少ない顔や二の腕は7~14日程度、脂肪吸引量が多い太ももやお腹は1カ月程度かかります。
    特に顔の内出血を気にされる方が多いですが、顔はそこまで強い内出血ではないので、メイクや首を隠す服を着ることで、見た目をカバーできます。

  • 内出血が脂肪吸引直後より下の方に降りてきているのですが、大丈夫でしょうか?

    内出血は、重力によって下に落ちてくることがあります。
    顔の脂肪吸引を行った場合は首、太ももの脂肪吸引を行った場合は膝に内出血が出ます。
    脂肪吸引後の正常な症状なのでご安心ください。

  • 脂肪吸引後の仕事は何日休むといいですか?

    仕事がデスクワークであれば、翌日からの復帰も可能です。ただし、術後数日は痛みのピークなので、あまり無理をせず、3日ほどお休みを取ると安心です。
    重い物を持ったり体を動かす仕事は、1週間程度の休養が必要です。特に、腹部や脚など広範囲の脂肪吸引を受けた場合、無理をするとむくみや内出血の悪化につながることがあります。

  • 脂肪吸引後にトイレには行けますか?

    術後3日はしっかりと圧迫固定しているので用の足しづらさを感じられるかもしれませんが、トイレに支障はありません。特に太ももの脂肪吸引後は便座に座ると痛みを感じることがあるため、便座に厚手のタオルを敷いたり、クッション状の便座シートを準備しておく人もいます。

  • ダウンタイム中に避けた方が良いことはありますか?

    ダウンタイム中には、以下の活動は避けてください。
    基本的に、ダウンタイム中は無理をせず、体が完全に回復するまでゆっくり過ごすようにしましょう。

    【激しい運動】
    ジムでのトレーニングやジョギングなどの激しい運動は、内出血やむくみを悪化させる可能性があるため、少なくとも術後2~4週間は控えましょう。

    【サウナや温泉】
    血行を促進するサウナや温泉は、むくみを悪化させる可能性があるため、術後数週間は避けてください。シャワーは術後1~2日で可能ですが、湯船に浸かるのは医師の指示を確認することをお勧めします(通常は1週間後からです)。

    【アルコールの摂取】
    アルコールは血管を拡張させ、内出血やむくみを悪化させるため、術後1~2週間は避けましょう。

    【重いものを持つ動作】
    重いものを持つことで、術後の圧力がかかり、術部の回復が遅れることがあります。特に腹部や脚の脂肪吸引を受けた場合、過度な負荷は避けてください。

    【圧迫を怠ること】
    術部の圧迫はむくみの軽減や回復を助けるため、指示された期間内は必ず行ってください。

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