脂肪吸引の5年後〜効果は続く?持続させるためには?〜

脂肪吸引の5年後〜効果は続く?持続させるためには?〜

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脂肪吸引の良いところは、的確に部分痩せができること。その一方で心配なのは、5年や10年といった長期的なスパンで考えたときの身体への影響です。結論から言うと、脂肪吸引は5年後でも効果が持続する可能性が高いです。ただ「絶対に」というわけではありません。懸念されること、注意が必要なことはあります。
こうした点に脂肪吸引を専門に扱うクリニックの医師がお答えします。

この記事の監修ドクター

志田 雅明
志田 雅明 医師
(THE CLINIC 統括院長

そもそも脂肪吸引ってどんな施術?

脂肪吸引は、脂肪を取り除くことで身体のシルエットを整え、理想的なボディラインを手に入れるための施術です。ダイエットや運動で改善できない部位の脂肪を的確に取り除き、身体のラインをキレイに整えることができます。誤解しないでいただきたいのは、肥満症の治療ではないということ。体重を減らすためのものではありません。ベイザー脂肪吸引後、体重とBMI値に有意な減少が見られたという報告もありますが[1]、本来の目的は美しいボディラインの形成です。
施術を検討される際は、こうしたことを踏まえ、必ず専門施設か、経験豊富な医師によるカウンセリングを受けてください。手術の安全性と効果を最大限に引き出すための、最も確実な方法です。

なぜ「5年後」に焦点を当てるのか

今回、脂肪吸引の5年後に焦点を当てた理由は、5年以上先までを見据えたビジョンを持っていただくことで、みなさまがより賢明な選択ができるよう、後押しできると考えたからです。脂肪吸引後に予測される長期的な変化や注意点を把握できれば、適切なアフターケアやメンテナンスの重要性をご理解いただけると考えました。また、このことは、施術後の生活スタイルを見直す契機にもなりえます。
脂肪吸引を検討する際、多くの方は施術直後の効果に注目しがちですが、検討される際は、ぜひ長期的な視点も持っていただきたいのです。

5年経過後の症例

実際、脂肪吸引から5年が経過した症例がどういった状態かをご紹介します。

太もも・ふくらはぎの脂肪吸引を受けてくださった10代女性

10代の時に1度脂肪吸引を受けてくださったゲストです。5年経った現在も、内腿の細さは維持できています。まだお若く、たるみも見られません。

太もも脂肪吸引5年後の症例

施術名 ベイザー脂肪吸引
施術概要 ベイザー波という超音波を皮膚の内側から脂肪組織に照射して、周辺組織と脂肪細胞を遊離。その後カニューレという専用の管で脂肪細胞を吸引除去する。術後は脂肪採取部位を圧迫固定。カニューレ挿入口には、5mm程度の小切開を加える。
施術費用(標準モニター) ¥270,000(税込¥297,000)
モニター募集に関して詳しくはこちらをご覧ください。
▷【太ももの脂肪吸引モニター募集】
施術の副作用・リスク 施術後には一定期間、痛み、浮腫み、内出血、こわばり等の症状が見られることがあります。また、この他にも予期しない症状が現れる可能性がありますので、術後異常を感じた際には速やかにご相談ください。

お腹の脂肪吸引を受けてくださった40代女性

5年前にお腹の脂肪吸引を受けてくださった方が、顔の吸引を希望してリピート来院くださいました。
お腹の筋肉のラインを強調する脂肪吸引(4Dリポ)を受けてくださったのですが、5年後もしっかり維持されています。この方の場合、ご自身でも生活習慣を見直すなど工夫を続けていらっしゃったようです。

お腹脂肪吸引5年後の症例

施術名 4Dリポ
施術概要 ベイザー波という超音波を皮膚の内側から脂肪組織に照射して、周辺組織と脂肪細胞を遊離。その後カニューレという専用の管で脂肪細胞を吸引除去する。術後は脂肪採取部位を圧迫固定。カニューレ挿入口には、5mm程度の小切開を加える。
施術費用(標準モニター) 腹部のデザイン:¥960,000(税込¥1,056,000)
モニター募集に関して詳しくはこちらをご覧ください。
▷【4Dリポ脂肪吸引モニター募集】
施術の副作用・リスク 施術後には一定期間、痛み、浮腫み、内出血、こわばり等の症状が見られることがあります。また、この他にも予期しない症状が現れる可能性がありますので、術後異常を感じた際には速やかにご相談ください。

顔の脂肪吸引を受けた当院ドクター(40代)

当院ドクターが受けた顔の脂肪吸引の症例をご紹介します。右の写真は、施術から7年が経過した状態です。
施術から5年以上経過しても、頬や顎下のスッキリとしたラインがしっかりと維持されています。

顔の脂肪吸引から5年経過した症例写真

施術名 ベイザー脂肪吸引
施術概要 ベイザー波という超音波を皮膚の内側から脂肪組織に照射して、周辺組織と脂肪細胞を遊離。その後カニューレという専用の管で脂肪細胞を吸引除去する。術後は脂肪採取部位を圧迫固定。カニューレ挿入口には、5mm程度の小切開を加える。
施術費用(標準モニター) 顎下(二重あご)¥270,000(税込¥297,000)
モニター募集に関して詳しくはこちらをご覧ください。
▷【お顔の脂肪吸引モニター募集】
施術の副作用・リスク 施術後には一定期間、痛み、浮腫み、内出血、こわばり等の症状が見られることがあります。また、この他にも予期しない症状が現れる可能性がありますので、術後異常を感じた際には速やかにご相談ください。

脂肪吸引後5年の具体的な体の変化

長期的な視点で見た場合、脂肪吸引後の体にはどのような変化が見られるのでしょう。想定されることについて解説して行きます。

リバウンドは起こり得るのか?

脂肪吸引した部位はリバウンドしにくくなると言われますが、食生活や生活習慣の変化によってリバウンドしてしまうことがあります。また、脂肪吸引した部位はさほど太らなくとも、その周辺部位が太るということがあります。脂肪吸引の効果を長く持続させるためには、暴飲暴食を避け、健康的な食生活や適度な運動を心がけてください。

皮膚がたるむことはある?

術前の脂肪の蓄積が激しい場合、手術直後にたるみが見られることはあり得ます。しかし、手術が問題なく行われたなら、あとになってたるみが急激に目立つようになるようなことはありません(若い方は特にそうかと思います)。
ただし、年単位など長期的に見た場合、時間の経過とともに(つまり加齢に応じて)皮膚がたるむということはあり得ます。こうした現象は、脂肪吸引が原因というわけではなく、加齢に伴う肌質の変化が原因で引き起こされることです。気になるようでしたら、再度の施術をご検討いただければと思います。

注意が必要な部位は顔、お尻、内腿、二の腕

もともとたるみやすい部位は、時間経過とともに注意が必要です。
特に注意が必要なのは、顔(頬・顎下)、お尻・内腿・二の腕です。

もし皮膚がたるんだら…

皮膚のたるみは、40代以降など、ある程度の年齢の方が施術を受ける場合や、吸引する脂肪量が多いような場合に注意が必要です。
皮膚がたるむかどうかは術前にわかりますので、もし術後にたるむ懸念があると医師が指摘した場合は、皮膚のタイトニング治療も併用されることをお勧めします。最近は技術も進歩し、ヤケドなどのリスクが少なく安全に、また、顔のような狭い範囲や繊細な部位も的確に引き締めることができる施術が多数あります。
当院ではエンブレイスという最新の機器も導入しています。
もしすでにお悩みなら、ぜひご相談ください。

5年後の姿は、日々の過ごし方に左右される

脂肪吸引による体形の改善は成功事例が豊富で、実際に多くの方が満足されます。
しかし、手術直後の体型を永続的に維持できるかというと、そうではありません。食生活や運動習慣に気を使いつつ、維持できるようにそれ相応のメンテナンスを続ける必要があります。
「結局は生活習慣の改善が求められるなら、脂肪吸引なんて意味ないの?」
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、私はそうは思いません。人は「いける!」と思ったときに最も頑張れると言います。脂肪吸引は、そのためのブーストになりうるのではないでしょうか。
5年後も美しくい続けられるかどうかはあなた次第です。ただ、孤軍奮闘するのは大変だと思います。そこで私たちは、どうすればそうなれるか、個々の状況に応じて適切にアドバイスさせていただきます。5年後も美しくありたい方はぜひ、当院にご相談ください。

コラムのポイント

  • 脂肪吸引後、5年以上の長期的な予後に関する情報は少ない
  • 長期的に見れば、リバウンドやたるみが見られるなどの変化は起こりうる
  • 脂肪吸引直後の状態を維持するにはメンテナンスが不可欠

よくある質問

  • 脂肪吸引は、5年以上など長期的スパンで見たとき、何か健康への影響は考えられますか?
    注意すべき点があれば教えてください

    健康的な問題はないです。
    適度な運動・食事をして楽しんで生活していただければ、悪影響はありません。

<監修医師紹介>

志田 雅明

志田 雅明 (THE CLINIC 統括院長)

■経歴
  1. 2001年
    佐賀医科大学入学
  2. 2007年
    佐賀大学医学部医学科卒業
  3. 2009年
    初期臨床研修終了後 佐賀大学 一般・消化器外科 入局
    佐賀県医療センター好生館、佐賀大学医学部付属病院などで外科医として修練
  4. 2013年
    佐賀大学医学部医学科大学院 入学
  5. 2015年
    佐賀大学医学部医学科 博士課程早期卒業 医学博士取得
  6. 2016年
    独立行政法人国立病院機構 東佐賀病院 外科医長
  7. 2017年
    THE CLINIC 入職
  8. 2018年
    THE CLINIC 福岡院院長 就任
  9. 2022年
    THE CLINIC 統括院長 就任
  10. 2023年
    BUST CLINIC 院長就任(兼任)
■資格
  • 日本外科学会外科専門医
  • 日本抗加齢医学会専門医
  • TOTAL DEFINER by Alfredo Hoyos 認定医
■所属学会
  • 日本外科学会
  • 日本消化器外科学会
  • 日本形成外科学会
  • 日本美容外科学会(JSAS)
■著書
技術教科書『安全で​失敗しない​脂肪吸引の​手術』​(克誠堂出版)​

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