【保存版】顔の脂肪吸引でよくある失敗と成功のためのチェックリスト
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顔の脂肪吸引は、小顔効果やフェイスラインの引き締めを目的として非常に人気のある施術です。しかし実際には、「他院で受けたが思っていた仕上がりにならなかった」「頬がこけてしまい老けて見えるようになった」といった声も少なくありません。
そこで今回は、現場で実際に目にしてきた代表的な失敗例とその原因を紹介しつつ、後悔を避けるために必ず確認しておくべき医師選びのチェックポイントを詳しく解説します。
顔の脂肪吸引でよくある失敗例と原因
顔の脂肪吸引でよく見られる失敗には、次のようなものがあります。
- 筋肉のラインが浮き出る:本来残すべき脂肪まで取り除かれてしまい、その結果として筋肉のラインが強調されてしまいます。
- 頬がこける:脂肪を取り過ぎたり、本来取ってはいけない部位の脂肪まで除去してしまった場合に生じます。
- 表面がボコボコになる: 脂肪を過剰に取り過ぎたり、一部が取り残されたりしたことで、皮膚の下が不均一になった場合に起こります。

脂肪吸引の失敗に共通する原因
いずれの場合も共通するのは、脂肪の量や範囲を正確に見極められなかったことです。つまり、解剖学的な理解が不十分であったり、症例経験が不足していたりすることが大きく影響しています。顔は少しの取りすぎ、あるいは取り残しがそのまま表情や印象に反映されるため、医師の力量が結果を大きく左右します。
こうした失敗を防ぐためには、顔の構造を深く理解し、多くの症例を経験してきた医師を選ぶことが重要です。
脂肪吸引の失敗はどれくらい修正できる?
頬がこけすぎてしまったケース①

こちらは、他院で顔の脂肪吸引を失敗されて、泣きながら来院されたゲストで、他院で脂肪を過剰に吸引されたことで頬がこけ、筋肉のラインまで浮き出てしまった典型的な症例です。失われたボリュームを脂肪注入で補い、自然な丸みが戻ることで若々しい印象へと改善しました。
施術名 | 他院の脂肪吸引の失敗修正 |
施術概要 | 症状に応じてベイザー脂肪吸引や脂肪注入などを組み合わせ、皮膚表面の凸凹や形状のアンバランスなどを調整する。 |
施術費用 | 診察にて提示 ▷【失敗修正のご相談はこちらへ】 |
施術の副作用・リスク | 施術後には一定期間、痛み、浮腫み、内出血、こわばり等の症状が見られることがあります。また、この他にも予期しない症状が現れる可能性がありますので、術後異常を感じた際には速やかにご相談ください。 |
頬がこけすぎてしまったケース②

こちらの症例では、脂肪吸引に加え糸リフトや切開リフトを繰り返したことで頬の皮下が強く癒着し、こけが目立つ状態になっていました。このケースでは、脂肪を一度に大量に注入するのではなく、3回に分けて少量ずつ注入し、徐々に凹みを改善しています。複数回に分ける判断は、過去の施術歴や皮下の状態を見極めた結果です。
施術名 | 他院の脂肪吸引の失敗修正 |
施術概要 | 症状に応じてベイザー脂肪吸引や脂肪注入などを組み合わせ、皮膚表面の凸凹や形状のアンバランスなどを調整する。 |
施術費用 | 診察にて提示 ▷【失敗修正のご相談はこちらへ】 |
施術の副作用・リスク | 施術後には一定期間、痛み、浮腫み、内出血、こわばり等の症状が見られることがあります。また、この他にも予期しない症状が現れる可能性がありますので、術後異常を感じた際には速やかにご相談ください。 |
顔の脂肪吸引の失敗で後悔しないための医師選び

顔の脂肪吸引は、医師の経験や技術によって仕上がりが大きく左右されます。失敗を防ぐためには、修正経験が豊富で、解剖学的知識と症例数を十分に積んだ医師を選ぶことが欠かせません。特に、他院修正を実際に手がけているかどうかは、その医師が失敗の原因を正しく理解しているかを判断する大きなポイントになります。
また、経験不足の医師による施術は、仕上がりの不満だけでなく安全面でもリスクを伴います。外科や麻酔の研修歴、脂肪吸引の執刀件数、症例提示の幅などを確認し、信頼できるかどうかを見極めることが重要です。
以下のチェックリストは、医師選びの参考になります。カウンセリングの際にぜひ確認してみてください。
医師選びのチェックリスト
□ SNSやブログに、他院修正の症例を載せている
□ SNSやブログに、さまざまな症例を載せている(同じ症例の使い回しではない)
□ 脂肪吸引を始めるまでに数年間の研修期間を経ている
□ 脂肪吸引の執刀件数を聞いたら、すぐに答えてくれる
これらの条件を満たす医師であれば、顔の脂肪吸引で起こりがちな「取りすぎによるボコボコ」や「取り残しによる左右差」といったリスクを避け、安心して施術を任せることができるでしょう。
後悔しない小顔を叶えるために
顔の脂肪吸引で起こる失敗の多くは、医師の経験不足や技術の未熟さに起因します。なかでも「吸い過ぎによるボコボコ」や「頬のこけ」は、代表的なリスクとして挙げられます。
こうした失敗を防ぐためには、
- 他院修正の実績があるか
- 豊富な症例経験と確かな技術を持っているか
この2点を必ず確認してください。これらを満たす医師であれば、安心して施術を任せられます。
当院の統括指導医である志田ドクターは、いくつもの他院修正に対応してきた実績を持っています。さらに、脂肪吸引を年間1000例以上執刀しており、その豊富な経験が確かな技術を裏づけています。加えて、他院のドクターを対象とした技術指導セミナーの指導医も務めており、全国の医師を教育する立場としても高い信頼を得ています。

顔は隠すことができないパーツだからこそ、失敗のリスクを十分理解し、経験豊富な医師を選ぶことが、理想のフェイスラインを叶えるための第一歩になります。
当院では脂肪吸引・失敗修正のご相談を随時受け付けております。お悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。
<監修医師紹介>
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志田 雅明 (THE CLINIC 統括院長)
- ■経歴
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- 2001年
- 佐賀医科大学入学
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- 2007年
- 佐賀大学医学部医学科卒業
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- 2009年
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初期臨床研修終了後 佐賀大学 一般・消化器外科 入局
佐賀県医療センター好生館、佐賀大学医学部付属病院などで外科医として修練
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- 2013年
- 佐賀大学医学部医学科大学院 入学
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- 2015年
- 佐賀大学医学部医学科 博士課程早期卒業 医学博士取得
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- 2016年
- 独立行政法人国立病院機構 東佐賀病院 外科医長
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- 2017年
- THE CLINIC 入職
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- 2018年
- THE CLINIC 福岡院院長 就任
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- 2022年
- THE CLINIC 統括院長 就任
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- 2023年
- BUST CLINIC 院長就任(兼任)
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- ■資格
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- 日本外科学会外科専門医
- 日本抗加齢医学会専門医
- TOTAL DEFINER by Alfredo Hoyos 認定医
- ■所属学会
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- 日本外科学会
- 日本消化器外科学会
- 日本形成外科学会
- 日本美容外科学会(JSAS)