【特集】お腹の脂肪吸引で失敗しないために|修正事例から学ぶ3つのポイント

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この記事の監修ドクター

大橋 昌敬
大橋 昌敬 医師
(THE CLINIC 総院長 / 日本美容外科学会専門医 / 日本美容外科学会会長

お腹の脂肪吸引は、脂肪吸引の中でも希望される方が多い人気の施術です。

一方で、思った通りの仕上がりにならず、修正の相談に来られる方も少なくありません。さらに、脂肪吸引は一度失敗すると、完全に元に戻すのが難しい場合もあります。

そこで今回は、なぜ脂肪吸引で失敗してしまうのか、その原因と、失敗しないためにはどうすればいいのかについて、詳しくお話ししたいと思います。ぜひ参考にしてみてください。

お腹の脂肪吸引の失敗原因

当院には脂肪吸引後の修正の目的で多くのゲストがいらっしゃいます。そして、その原因の多くは脂肪の取りすぎ・取り残しです。

例えば、こちらは33歳女性のゲストの事例です。
海外でお腹の脂肪吸引を受けて3年経った状態でした。写真からわかりますように、皮膚が凸凹で、たるみも目立っています。この状態で既に3年経っていますので、もう自然には治りません。

失敗修正|リゴトミーと脂肪注入で改善

そこで今回私が行ったのは、リゴトミー(デコボコの原因である「皮膚の癒着」を、針を使って剥がす技術)と脂肪注入です。その結果、術後半年で表面のデコボコ感が消えて、きれいなアブクラックス(腹筋のライン)になっています。

施術名他院の脂肪吸引の失敗修正
施術概要症状に応じてベイザー脂肪吸引や脂肪注入などを組み合わせ、皮膚表面の凸凹や形状のアンバランスなどを調整する。
施術費用診察にて提示
▷【失敗修正のご相談はこちらへ】
施術の副作用・リスク施術後には一定期間、痛み、浮腫み、内出血、こわばり等の症状が見られることがあります。また、この他にも予期しない症状が現れる可能性がありますので、術後異常を感じた際には速やかにご相談ください。

ただし、こうした修正は「魔法のように完全に元に戻す手術」ではありません。

脂肪吸引後の修正は、内部の癒着や硬い瘢痕(傷跡)の形成、血流の低下などにより、初回よりもはるかに難易度が高くなります。そのため、修正自体でさらなる失敗が引き起こされる可能性も否定できません。だからこそ、「修正でどうにかする」前提ではなく、最初の脂肪吸引で成功させることが最も確実で安全です。

脂肪吸引で失敗しないためのポイント① 信頼できるクリニック選び

では、最初の手術で失敗しないためにはどうすればいいのか?
ここからは、私が考える「脂肪吸引で失敗しないための3つのポイント」をご紹介します。

脂肪吸引で成功するために、まず大切なのは信頼できるクリニックを選ぶことです。
クリニックによって安全性に対する考え方やドクターのレベル、方針は大きく違います。中には「まあいいや」という感覚でやってしまうところがあるかもしれません。一方で、私たちのように脂肪吸引に特化したクリニックもあります。必ずしっかり調べて選んでほしいと思います。

特に大切なのは麻酔管理

その中でも特に大事なのは麻酔管理をしっかり行えるクリニックかどうかです。麻酔というのは正しく扱えばとても良いものですが、間違えば非常に危険なものでもあります。手術に麻酔は欠かせませんから、きちんとした麻酔管理ができるかどうかは、クリニック選びで最初に確認してほしい点です。

脂肪吸引の機材も要チェック

脂肪吸引に使う機材が揃っているかどうかも大切です。ベイザー、PALなど、脂肪吸引の機材にはいくつか種類があり、それぞれ得意とする領域があります。複数の選択肢を持っていて、その人に合った方法を提案できるのことは、脂肪吸引の機材が揃った脂肪吸引専門クリニックの強みだと思います。

脂肪吸引で失敗しないためのポイント② 経験豊富なドクター選び

次に大事なのは、経験が豊富なドクターを選ぶことです。

当たり前ですが、経験がなければトラブルに対応できません。私たちは毎日毎日、脂肪吸引ばかり行っているため、脂肪吸引の経験が豊富にあります。これは、脂肪吸引専門クリニックだからこそ、可能なことだと思います。

一方で、一般的な美容クリニックでは脂肪吸引以外の施術も行っているため、脂肪吸引の症例数が少ない場合もあります。そのため、どれだけ脂肪吸引を経験しているかは、ドクター選びの際に必ず確認してほしいと思います。

スキルやテクニックを持ったドクターかも要チェック

スキルやテクニックを持ったドクターかどうかも、ドクター選びにおいては重要です。

例えば、お腹は非常にたるみやすい部位です。皮膚の収縮を計算せずに吸引すると、お腹はへこんだけれど皮膚が伸びきって、逆に不自然に見えてしまう。そんな仕上がりになることがあります。

このような場合、私たちは皮膚の収縮が最も得意な「ベイザー」という機械を使います。さらに「スーパーフィッシャルリポサクション」といって、皮膚の浅い層を吸引し、皮膚の引き締め効果を高める技術も使っています。

脂肪吸引というのは、同じ施術でも皮膚が収縮するかどうか、それはドクターの技術によって大きく変わります。こうしたスキルやテクニックを持っているかどうかも、ドクターを選ぶ際の判断材料のひとつです。

脂肪吸引で失敗しないためのポイント③ 術前と術後のケア

そして最後に大切なのが術前と術後のケアです。

術前には必ず、過去の手術歴や体調について把握することが大切です。ここで、過去の手術歴などを隠してしまうと、適切な手術プランが立てられません。カウンセリング時には、今までどんな手術をしたのか、そういったことを包み隠さず全て教えていただきたいと思います。

また、術前術後は誰しも、不安に思うことが多いと思います。そのような場合、当院ではLINEで気軽に相談できる体制を整えています。

特に術後は「この腫れは普通なのか」「これは異常ではないのか」など、心配は尽きないかと思います。だからこそ、きちんとしたアフターケア体制があるクリニックを選んでください。

「やってよかった」と思える脂肪吸引にするために

お腹の脂肪吸引は、失敗すると修正が難しい施術です。だからこそ、最初のクリニック・ドクター選びが何より重要です。

  • 信頼できるクリニックを選ぶこと
  • 経験豊富なドクターを選ぶこと
  • 術前・術後のケアが整っていること

この3つを押さえることで、失敗のリスクを大きく下げ、理想の仕上がりに近づけるはずです。

「お腹の脂肪吸引に挑戦したいけれど不安がある」──そんな方は、ぜひ一度当院にご相談ください。これまでの経験を活かして、あなたに最も合った方法をご提案し、確実な手術を行います。

<監修医師紹介>

大橋 昌敬

大橋 昌敬 (THE CLINIC 総院長 / 第112回日本美容外科学会会長)

■経歴
  1. 1990年
    久留米大学医学部 卒業
    久留米大学医学部 第二外科 外科学 入局
    (胸部外科学、救急医学、麻酔全般を習得/博士号取得)
  2. 1994年
    Toronto General Hospital(Canada)
  3. 2000年
    聖心美容外科 東京院副院長 就任
  4. 2003年
    聖心美容外科 福岡院院長 就任
  5. 2009年
    THE CLINIC 福岡院院長 就任
  6. 2012年
    THE CLINIC 東京院院長 就任
  7. 2015年
    THE CLINIC 技術指導医 就任
  8. 2017年
    THE CLINIC 統括指導医 就任
  9. 2022年
    THE CLINIC 総院長 就任
  10. 2023年
    第112回日本美容外科学会長就任
資格
  • 日本胸部外科学会認定医
  • 日本外科学会認定医
  • 日本美容外科学会専門医
  • VASER Lipo認定医
  • TOTAL DEFINER by Alfredo Hoyos 認定医
所属学会
  • 日本外科学会
  • 日本胸部外科学会
  • 日本形成外科学会
  • 日本美容外科学会(JSAS)
  • 日本美容外科学会(JSAPS)
  • アメリカ形成外科学会(ASPS)

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