太もも脂肪吸引の失敗例と回避法|デコボコ・バランス崩れを防ぐには?
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太ももの脂肪吸引は、下半身痩せやスタイルアップを目指す方に人気の施術です。
一方で、「仕上がりがデコボコになってしまった」「太ももだけ細くなり、お尻とのバランスが崩れて不自然に見える」といった失敗例も少なくありません。せっかく理想の体型を手に入れようとしたのに、思い描いた結果と違う仕上がりになってしまうのは避けたいものです。
そこで今回は、太もも脂肪吸引で実際に起こりやすい失敗例とその原因、さらに修正方法や失敗を回避するためのポイントについて、症例写真を交えて詳しく解説します。施術を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
太もも脂肪吸引のよくある失敗① デコボコになってしまった
なぜデコボコになる?主な原因
太もも脂肪吸引で最も多い失敗が、表面がデコボコになってしまうケースです。
これは、脂肪の取りすぎ、もしくは取り残しによるものがほとんどです。こうしたケースは、機材のスペックや医師の技術不足が原因と考えられます。

実際の事例と修正方法
実際に相談に来られたゲストの写真を見てみましょう。
こちらのゲストは「大量脂肪吸引が得意」と謳うクリニックで施術を受け、たしかに脂肪はしっかり取れたものの、太ももの外側が不自然にへこんでデコボコになってしまいました。

実際の症例写真を見ても、見た目の不自然さが否めません。これは、脂肪の取り過ぎが原因です。
そこで、360°マーキングで丁寧にデザインした上で、脂肪を多く取りすぎた部分に、細かく調整しながら脂肪を注入しました。

その結果、太ももの細さは保ったまま、でこぼこもきれいになくなり、きれいなラインになりました。
「こんなに丁寧にデザインされたのは初めて」とゲストは驚かれ、最終的には温泉やプールにも行けるようになったと、大変喜んでくださいました。

施術名 | 他院の脂肪吸引の失敗修正 |
施術概要 | 症状に応じてベイザー脂肪吸引や脂肪注入などを組み合わせ、皮膚表面の凸凹や形状のアンバランスなどを調整する。 |
施術費用 | 診察にて提示 ▷【失敗修正のご相談はこちらへ】 |
施術の副作用・リスク | 施術後には一定期間、痛み、浮腫み、内出血、こわばり等の症状が見られることがあります。また、この他にも予期しない症状が現れる可能性がありますので、術後異常を感じた際には速やかにご相談ください。 |
太もも脂肪吸引のよくある失敗② 太ももとお尻のバランス崩れ
不自然なボディラインになる原因
次によくあるのが、「太ももは細くなったけれども、お尻が大きく見えてしまった」ケースです。
これは、太ももとお尻を別々の部位として吸引し、全体のバランスを考慮していないことが原因です。

実際の事例と修正方法
こちらも実際に相談された方の写真を見てみましょう。
こちらのゲストは「太ももが細くなったのに、お尻が四角く見えてバランスが悪く、不格好になってしまった」と悩んでご相談に来られました。

実際に見てみると、太ももは細いのですが、お尻との境界の外側に脂肪が残っており、相対的にお尻が大きく不格好に見えていたのです。
修正では、この外側の出っ張り部分をしっかり吸引し、太ももからお尻へ自然につながるようにデザインしました。

結果、丸みのあるお尻とスラッとした太もものラインが生まれ、全体的にバランスの取れた下半身に。
「お尻と足のバランスがこんなに大事だとは知りませんでした。今は自信が持てます」と、とても喜んでいただけました。

施術名 | 他院の脂肪吸引の失敗修正 |
施術概要 | 症状に応じてベイザー脂肪吸引や脂肪注入などを組み合わせ、皮膚表面の凸凹や形状のアンバランスなどを調整する。 |
施術費用 | 診察にて提示 ▷【失敗修正のご相談はこちらへ】 |
施術の副作用・リスク | 施術後には一定期間、痛み、浮腫み、内出血、こわばり等の症状が見られることがあります。また、この他にも予期しない症状が現れる可能性がありますので、術後異常を感じた際には速やかにご相談ください。 |
太もも脂肪吸引のよくある失敗③ お尻の垂れ
お尻が垂れる原因
太ももの脂肪には、お尻の下支えとして、お尻を立体的で丸みのあるフォルムを保つ役割があります。そのため、むやみに取り過ぎると、お尻が垂れてボディラインが崩れるという、本末転倒な事態が起こってしまう可能性があります。

実際の事例と修正方法
次の症例を見ると、脂肪吸引によりお尻の下の脂肪がごっそりとなくなってしまい、お尻が垂れ、形が歪んでしまったことで、貧相な印象になってしまっています。

このように、脂肪の取り過ぎでお尻の立体感を失ってしまった場合は、脂肪を注入することで修正します。
太もも脂肪吸引で失敗を回避するためのポイント
ここまで、太もも脂肪吸引でよくある失敗についてお伝えしてきました。では、こうした失敗を回避するためにはどうしたらいいのでしょうか?
失敗回避のポイントはただひとつ。「解剖学に基づいた足とお尻の考え方ができ、かつ細やかなデザインができる医師を選ぶこと」です。

そのためにも、医師を選ぶ際には次の点をチェックすると安心です。
□根こそぎ吸引ではなく、取るべき脂肪と残すべき脂肪を見極められるか
□吸引する部位の単体ではなく、太ももからお尻までの全体バランスを考えられるか
□事前のマーキング(設計図)を丁寧に行えるか
脂肪吸引は「ただ大量に脂肪を取ればいい」というものではありません。必要な部分はあえて残しつつ、全体のデザイン性を意識して吸引してこそ、初めて自然で美しいボディラインが手に入るのです。
まとめ:太もも脂肪吸引で失敗しないために
太もも脂肪吸引は人気が高い一方で、デコボコやバランス崩れといった失敗が起こりやすい部位です。
しかし、経験豊富で解剖学に基づいたデザインを行うドクターに任せれば、そうしたリスクを最小限に抑えることができます。
当院では、無料カウンセリングにて360°マーキング(どの角度から見ても美しいシルエットに仕上がるようにデザインするためのマーキング)を体験していただけます。
解剖学に基づき、周辺部位とのバランス・身体の動き・あらゆる視点からの見え方を考慮してマーキングを行うことで、一人ひとりに最適なプランをご提案することが可能です。
さらに、「どの部分をどれくらい吸引するのか」を色分けしたマーカーで示しながら、ドクターが詳しく解説しますので、施術後の仕上がりを具体的にイメージしていただけます。
「自分の場合はどう仕上がるのか知りたい」と思われた方は、ぜひお気軽にご相談ください。
<監修医師紹介>
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安部 光洋 (THE CLINIC 院長)
- ■経歴
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- 1995年
- 東京大学理科3類 入学
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- 2001年
- 東京大学医学部 卒業
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- 2006年
- 虎の門病院 泌尿器科 入職
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- 2011年
- NTT東日本関東病院 泌尿器科 入職
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- 2016年
- NTT東日本関東病院 前立腺センター センター長 就任
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- 2021年
- THE CLINIC 入職
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- 2021年
- THE CLINIC 福岡院副院長 就任
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- 2024年
- THE CLINIC 大阪院・THE CLINIC福岡院 院長 就任
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- ■資格
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- 日本泌尿器科学会専門医
- Da Vinci Certificate
- コンデンスリッチファット(CRF)療法認定医
- VASER Lipo認定医
- ■所属学会
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- 日本泌尿器科学会