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ボディジェット脂肪吸引とは
水の圧力(ジェット水流)で脂肪を周辺組織から分離し、脂肪細胞を吸い出していきます。
水圧で脂肪と組織の癒着を分離してから脂肪だけを取り除いていくので、従来の脂肪吸引に比べて、術後に周辺組織に与えるダメージを軽減できます。
期待できるメリット
ボディジェットには次の3つのメリットが期待できます。
【1. 出血量が少ない】
注入する水には麻酔薬と止血剤が配合されていて、施術部位にしっかり浸透させてから吸引します。このため、従来の脂肪吸引に比べて出血量が少なく、体への負担を軽くすることができます。
【2. ダウンタイムを大幅に短縮】
脂肪と周辺組織を分離してから脂肪だけを吸引するので、周辺の血管、神経、線維組織等へのダメージを最小限に抑えることができます。このため、従来法に比べて痛みや内出血に伴うダウンタイムも大幅に短縮されます。
【3. とりムラが少ない】
吸引前に脂肪と周辺組織の癒着を分離するので、広範囲の施術でも脂肪を取り残す心配が少ないです。脂肪吸引でありがちな凸凹の失敗リスクも回避できます。
考慮すべきデメリット
施術を検討される際は以下の点に注意してください。
【1. むくみやすい】
多量に噴射した水の一部は、脂肪を除去した後、空いたスペースに溜まります。したがって、脂肪をたくさん取るほどスペースは大きくなり、そこに溜まる水の量も多くなります。
つまり、ボディジェット脂肪吸引では、除去する脂肪量が多くなるほどむくみがひどくなる傾向にあります。
【2. 皮膚の引き締めは期待できない】
脂肪吸引は、やり方によっては皮膚の引き締め効果が得られますが、ボディジェット脂肪吸引はその効果については期待薄です。
皮膚の引き締め効果を得るには、皮膚に近い表層部分の脂肪吸引する必要があるのですがジェット水流の力ではそこまでの効果は見込めません。
【3. 太もも外側、肩周辺、上腹部には不向き】
太ももの外側、肩周辺、上腹部といった部位の脂肪は繊維質が多く硬い脂肪が蓄積します。これまでの使用実績から、どうやらこうした部位の脂肪を除去するのもボディジェットには不向きだと考えています。
ボディジェットとベイザーの違い
脂肪を周辺組織から分離し、なるべく身体にダメージを与えないように吸引するというボディジェットの特徴は、ベイザー脂肪吸引にも共通します。両者の大きな違いは、脂肪と周辺組織を分離させる手段が「水」か「超音波」かです。また、それに伴って効果にも幾分違いがあります。
あくまで当院の見解ですが、細部のデザイン性と痩身効果という点ではベイザー脂肪吸引が勝ると評価しています。
ただし、どちらも安全性は優れていますので、もし迷われた場合はご相談ください。ご要望に応じて最適な方法をご提案いたします。
※ベイザー脂肪吸引との比較はコラム「水の脂肪吸引ボディジェットとベイザー脂肪吸引を比較」で詳しくご紹介しています。

医学的な部分痩身法の比較
従来の脂肪吸引 | 旧型超音波吸引 | 脂肪融解注射 | ボディジェット | |
---|---|---|---|---|
原理 | 脂肪を掻き出す | 脂肪を超音波で 乳化し掻き出す | 薬液で溶かし 吸収を待つ | 脂肪を水で破砕し 除去する |
効果 | ★★☆ | ★★☆ | ★☆☆ | ★★★ |
内出血 | 多い | 少ないがある | ほとんどない | ほとんどない |
痛み | 多い | 少ないがある | ない | ほとんどない |
日常生活制限 | ある | ほとんどない | ない | ほとんどない |
術後の硬さ | ある | ある | ない | ほとんどない |
麻酔 | 全身・局所 | 全身・局所 | 表面 | 静脈・局所 |
治療回数 | 1回 | 1回 | 5回以上 | 1回 |
治療時間(1部位) | 数時間 | 数時間 | 数分 | 30分程度 |
費用(1部位) | 10〜50万円程度 | 10〜50万円程度 | 1回2〜3万円 | 28万円〜 |
よくある質問
-
ボディジェット脂肪吸引のダウンタイムについて教えてください。
周辺組織を傷つけないので、従来の脂肪吸引に比べてダウンタイムの程度は軽くなります。
従来の脂肪吸引(脂肪をほぐすプロセスを経ない脂肪吸引)と同様、手術直後には痛みと内出血があり、その後むくみや硬縮が見られますが、各症状の程度や期間は、従来の脂肪吸引法よりも軽いです。
なお、当院ではダウンタイムをさらに短く、症状を軽くするため、術中、術後ともに様々な点で工夫しています※1)。また、施術を受けてくださった方に対しては、専用のダウンタイムの相談窓口(LINE)をご用意しております※2)。
術後のサポート体制も充実しておりますのでご安心ください。
※1)ダウンタイム軽減の工夫の詳細はこちら
※2)ダウンタイムのサポートサービスの詳細はこちら -
ボディジェット脂肪吸引とベイザー脂肪吸引は、仕上がりに差が出ますか?
ベイザー脂肪吸引は吸引できる範囲、吸引できる脂肪の性質が幅広いので、細かなデザインが可能です。
ボディジェットは、皮膚の表面付近の脂肪吸引は困難です。このため、引き締め効果はさほど得られません。また、背中や肩周辺など、線維質が多く硬い脂肪にも対応しにくいです。その点、ベイザー脂肪吸引は、こうした難しい部位も問題なく対応できます。細部のデザインにこだわったより美しいボディラインを求めていらっしゃるなら、ベイザーがおすすめです。
■腰・ウエストの症例
■二の腕の症例
▷ベイザー脂肪吸引についてもっと詳しく知りたいという方はこちら -
ボディジェットでモニターは受け付けていますか?
現在、ボディジェットのモニター様は受け付けておりません。
当院では、効果、安全性の双方において、ボディジェットよりもベイザー脂肪吸引が優位だと評価しています。このため、あいにくボディジェットは積極的におすすめしておりません。
少しでもお安くということでしたら、ベイザー脂肪吸引のモニター(部位別)がございますのでそちらをご検討ください。
施術の流れ
-
予約
お電話もしくはホームページから来院のご予約を申し込みください。
コンシェルジュがご希望の日程を調整し、お電話でご連絡します。-
- ネットからのお申し込み
-
-
+81-3-5775-3400(海外からの電話) -
- <受付時間>
- 10:00 - 19:00 完全予約制
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-
カウンセリング
まずは、患者さまのご希望をお伺いします。
担当ドクターが経験に基づき、- 施術の適応性
- 適切な施術範囲
- 施術を行う優先順位
- 施術後の全身のバランス
- 年齢による変化
などを総合的に考慮しながら施術の内容をご提案します。また、術後の経過や注意点、考えられるリスクなどについてもご説明します。
-
施術日決定
必要に応じ、血液検査を行います。
その後、無理のない予算をご相談のうえでコンシェルジュが費用をお見積りしますので、施術当日になって課金されるようなことはありません。
施術予定日も、仕事のスケジュールやそれぞれの方の個人的な事情などをご確認して決定し、担当ドクターのスケジュールを押さえます。 -
デザインの確認
施術当日。最終的な施術の範囲をドクターが確認し、マーカーを用いてデザインを行います。当院の医師であれば、この段階で最終的な仕上りがイメージできています。
-
麻酔・施術
体への負担を考慮した静脈麻酔法が基本料金に含まれていますので、リラックスして施術を受けることが可能です。麻酔の点滴を開始すると気持ちよくなり、5分もするとウトウト眠ってしまいます。
適切な一定量の麻酔を維持して送り込んでいますので、施術中はほとんど痛みを感じることがなく、術後も入院の必要がありません。 -
施術後
術後はご気分が落ち着くまで、リカバリールームで休息いただきます。
処方薬や術後経過などのご説明の後、歩いて帰ることができますが、車の運転はお控えください。ダウンタイム中
当院では、ダウンタイムをサポートする「会員制度」をご用意しております。 仕上がりを待つ期間は、何かと不安がつきまとうものですが、ゲストの皆さまがより安心して施術が受けられ、結果にご満足いただけるように、最後までサポートさせていただきます。
リスク・副作用
処置時間 | ※部位によって異なります | メイク | 翌日より可能 |
---|---|---|---|
痛み | 点滴麻酔を使用するため、施術中の痛みはありません。数日、筋肉痛程度の痛みがあるものの内服薬でコントロール可能な範囲です。 ※運動制限はありませんが、当日の車の運転は避けてください |
洗顔 | 当日可能 (顔の場合は3日目より可能) |
シャワー | 3日目より可能 | ||
治療の概要 | 水圧で脂肪組織を粉砕し、その後カニューレという専用の管で脂肪細胞を吸引除去する。術後は脂肪採取部位を圧迫固定。カニューレ挿入口には、5mm程度の小切開を加える。 | 副作用 リスク | 疼痛、浮腫、内出血、色素沈着、熱傷、知覚障害、凸凹、たるみ、引き攣れなど。 (※この他にも予期しない症状が現れる可能性があるので、術後異常を感じた際には速やかにご相談ください。) |
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監修医師 大橋 昌敬 (THE CLINIC 総院長 / 日本美容外科学会専門医 / 日本美容外科学会会長)
胸部外科学などで博士号を取得した後、高水準の医療技術を求められるカナダで、心臓外科医として活躍。帰国後は「女性に最高の美しさを提供したい」という思いから美容外科医に転身する。
豊胸、脂肪吸引などでトータルボディデザインができる希少なドクターであり、圧倒的な症例経験と、他院向け技術セミナーの開催をライフワークとしていることから、国内随一の技術と熱意の持ち主として知られる。また、新しい美容医療技術の探求にも熱心で、海外の最新技術を習得する努力を欠かさず、学会での発表も積極的に行なう。
当院には、多種多様な専門医・認定医・学会員が在籍しています
<専門医/認定医>
日本美容外科学会専門医(JSAS)、日本形成外科学会専門医、日本形成外科学会指導医、日本形成外科学会 再建・マイクロサージャリー分野指導医、日本形成外科学会 小児科形成外科分野指導医、日本泌尿器科学会専門医、乳房再建用エキスパンダー/インプラント 責任医師、日本頭蓋顎顔面外科学会専門医、コンデンスリッチファット(CRF)療法認定医、VASER Lipo認定医、VASER 4D Sculpt 認定医、TOTAL DEFINER by Alfredo Hoyos 認定医、サーメージ認定医、カンタースレッズ認定医、Botox VISTA認定医、Juvederm Vista認定医、ビスタバイクロスシリーズ認定医、日本胸部外科学会認定医、日本外科学会専門医、日本消化器外科学会消化器癌外科治療認定医、日本がん治療認定医機構がん治療認定医、マンモグラフィ読影認定医、日本抗加齢医学会専門医、日本麻酔科学会 指導医、蘇生法指導医、日本心臓血管麻酔学会 指導医、日本老年麻酔学会 指導医、日本専門医機構 麻酔科専門医、アメリカ心臓病協会BLS・ACLSプロバイダー、日本呼吸器外科学会認定登録医、日本呼吸器学会専門医
<所属学会>
日本外科学会、日本臨床外科学会、日本胸部外科学会、日本消化器外科学会、日本形成外科学会、日本呼吸器学会、日本内視鏡外科学会、日本泌尿器科学会、日本美容外科学会(JSAS)、日本美容外科学会(JSAPS)、日本乳癌学会、日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会、日本内分泌外科学会、日本甲状腺外科学会、日本頭蓋顎顔面外科学会、日本麻酔科学会、日本蘇生学会、日本臨床モニター学会、日本心臓血管麻酔学会、日本老年麻酔学会、日本臨床麻酔学会、日本医療ガス学会、米国麻酔学会(ASA)、米国形成外科学会(ASPS)
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