コンデンスリッチボディ(脂肪注入)について

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この情報の監修ドクター

大橋 昌敬
大橋 昌敬 医師(THE CLINIC 総院長 / 112回日本美容外科学会会長

コンデンスリッチボディとは

ボリューム不足が気になる部位に、コンデンスリッチファットを注入する施術です。日本人の場合、特にお尻が適応部位となります。
日本人女性のヒップは、上方にボリュームが不足している傾向があり、お尻が下がっている印象を与えがちです。以前はシリコンプロテーゼを挿入して上方にボリュームを出すといった方法が用いられていましたが、プロテーゼでは触感や見た目の不自然さが残っていました。そこで最近主流になりつつあるのが、自分自身から採取した脂肪を、ヒップへ注入(移植)するという方法です。注入するための脂肪の採取をウエスト、太ももの外側から行うと、メリハリが強調され、より女性らしいボディラインを実現できます。

脂肪吸引の修正にも適している

他院で脂肪吸引を受けた方から、へこみや凸凹、不自然なラインが気になっているというご相談を多く頂きます。こういったケースには、気になる部分に脂肪を注入することで滑らかなラインや自然さを取り戻すという方法があります。脂肪吸引を行った部位は組織が癒着結合し、硬くなっているため注入がうまくいきませんでしたが、現在はベイザーリポ2.0(ベイザー脂肪吸引)の特殊な超音波・ベイザー波で組織を遊離することができます。注入部位を整えてから注入する事ができるようになったので、よりなめらかなラインに仕上げることが可能になっています。
ただし、脂肪吸引の修正施術はドクターの経験と技術力が大きく左右します。

コンデンスリッチボディ(脂肪注入)の施術1

注入するのはコンデンスリッチファット

コンデンスリッチボディ(脂肪注入)の施術2

注入する脂肪は健康で新鮮なCRF(コンデンスリッチファット)です。これは、採取した脂肪を外気に触れないまま特許技術のフィルターを用いた特殊な遠心分離にかけ、死活細胞や老化細胞などの不純物を除去した良質な細胞のみで構成されています。つまり、従来の脂肪注入法と比較すると、同容量でより多くの細胞を活用できるのです。
これによりより高い効果が期待できることはもちろん、脂肪壊死やしこり、石灰化などの要因のひとつである不純物が取り除かれているため、従来の脂肪注入よりも安全面がクリアだと言えるでしょう。

CRF協会より正式な認可を受けてご提供

THE CLINICは、FDA(米国食品衛生局)の厳しい審査基準をクリアした、コンデンスリッチファット(CRF)を生成する機器「LipoKit & MaxStem」を正式に導入しています。さらに、日本医療脂肪幹細胞研究会のCRF協会からコンデンスリッチファット(CRF)注入の提供を許された認可クリニックです。

CRF正規プロセス証明書を発行

THE CLINICでは2012年1月より日本医療脂肪幹細胞研究会 CRF協会にて規定された正規プロセス証明書を施術後に患者さまへ発行しております。
施術中の患者さまは麻酔が効いて眠っている状態ですのでCRF抽出のプロセスを確認することができません。確認ができないということは、クリニックによってはこのプロセスの一部を省くこともできてしまいます。なかには協会に入らず正しいCRF抽出のプロセスを行わない悪質なクリニックの存在も報告されているようです。
CRF正規プロセス証明書を発行するということは、コンデンスリッチファット(CRF)療法を行う際に、CRF協会が定めた正しいプロセスによって施術を行ったことの証明となります。

コンデンスリッチボディ(脂肪注入)の施術3

コンデンスリッチボディ(脂肪注入)の施術

コンデンスリッチボディ(脂肪注入)の施術2

コンデンスリッチボディ(脂肪注入)の施術3

脂肪量と細胞数の比較

従来法 CRF %CRF
No.1 50ml 43mL 86%
1.29 x 10(6)/mL 1.63 x 10(6)/mL 126%
No.2 55ml 35mL 63%
1.62 x 10(6)/mL 2.29 x 10(6)/mL 141%
No.3 50ml 35mL 70%
1.43 x 10(6)/mL 2.24 x 10(6)/mL 166%
平均 51.6ml 37.6mL 72%
1.44 x 10(6)/mL 2.05 x 10(6)/mL 144%

%CRF(従来の脂肪注入豊胸の数値に対するコンデンスリッチ豊胸の数値の割合)を見ると、コンデンスリッチ豊胸は脂肪量こそ少ないものの、そこに含まれる細胞数が多いことが分かる。

※CRF協会調べ

コンデンス(濃縮)技術 ※特許取得

脂肪から不純物を取り除いて注入します

症例

  • 脂肪吸引 ヒップアップ 症例写真

    お尻のコンデンスリッチボディを受けられた方の、術前と術後6ヶ月後の経過写真です。 お尻に丸みと高さがでて、理想的な曲線になっています。

  • 脂肪吸引 ヒップアップ 症例写真

    ウエスト〜ヒップにかけての4Dリポを行った方の症例です。 写真は術前と術後6ヶ月後の比較です。 丸みとボリュームがでて、魅力的なヒップに生まれ変わりました。

  • 脂肪吸引 腹部/ボリュームアップ 症例写真

    29歳女性。ウエストをベイザー脂肪吸引、お尻をコンデンスリッチボディを行いウエストからお尻までくびれのあるメリハリのあるボディを手に入れられました。

施術名 コンデンスリッチボディ
施術概要 太もも、腹部などから皮下脂肪を採取し、老化細胞や血液等の不純物を遠心濾過で除去。これをボリュームを補いたい部位の皮下に注入する。
施術費用
(会員価格)
ヒップアップ:脂肪採取費用+¥560,000(脂肪採取費用+税込¥616,000)
他院の修正:脂肪採取費用+¥600,000(脂肪採取費用+税込¥660,000)
施術の副作用・リスク 施術後には一定期間、痛み、浮腫み、内出血、こわばり等の症状が見られることがあります。また、この他にも予期しない症状が現れる可能性がありますので、術後異常を感じた際には速やかにご相談ください。

料金

※当クリニックの価格は全て税込表示となっております。

THE CLINICが提供するコンデンスリッチボディ(脂肪注入)

THE CLINICが提供するコンデンスリッチボディ(脂肪注入)の特徴

ドクターカウンセリング

初診料
無料 ※ドクターとのカウンセリングです
(カウンセラーのみのカウンセリングではございません)
無料カウンセリング予約

施術料金

公的医療保険等が適応されない「自由診療」となります。表示価格は全て税込です。

会員価格会員価格は当院のプレミアムメンバーの価格です。
プレミアムメンバーには、ご来院時に無料でご登録いただけます。
ローン価格医療ローンは、審査により定められた利用可能額の範囲内で、治療費を分割で返済できるサービスです。ご希望内容や審査によって異なりますので、詳しくはお問い合わせください。
<施術金額に含まれるもの(下記は別途ご請求いたしません)>
  • ●360°マーキング:術後の失敗を防ぐデザイン共有サービス
    ¥50,000(税込¥55,000)
  • ●エコー検査 術前後2回:より確かな処置の為に、高性能カラーエコーを用いた乳房検査
    ¥40,000(税込¥44,000)
ヒップアップ・豊尻 脂肪採取費用 + ¥560,000(税込 ¥616,000) ¥5,500/回〜
他院の修正 脂肪採取費用 + ¥600,000(税込 ¥660,000)

オプション

上記CRF注入の費用プラス

一般価格 ローン価格医療ローンは、審査により定められた利用可能額の範囲内で、治療費を分割で返済できるサービスです。ご希望内容や審査によって異なりますので、詳しくはお問い合わせください。
ヒップリフトSD ¥600,000(税込 ¥660,000) ¥5,500/回〜

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お支払い方法

4種類のお支払い方法をご用意しております。併用していただくことも可能です。

  • 現金
  • デビットカード
    (ご利用可能金額は50万円まで)
  • クレジットカード
    VISA、MasterCard、JCB、American Express、Diners、DISCOVER、銀聯
    ※事前に限度額をご確認ください
    利用可能カード
  • 医療ローン
    ※審査によりご利用可能金額が異なります
    <お申し込みに必要なもの>
    • 身分証明書(下記、いずれかをご用意ください)
      • 運転免許証・パスポート・健康保険証のいずれか1点
      • 金融機関発行のクレジットカード、またはキャッシュカードのいずれか2点
    • 銀行通帳(郵便口座可)
    • 銀行届出印鑑

よくある質問

  1. お尻のボリュームアップを考えていますが、効果はどのぐらい続きますか?

    定着すれば、長期的に持続します。他の脂肪組織と変わりません。

    ボディラインを脂肪注入で整えることの大きなメリットは、効果が永続的に続くということです。ラインを整えるために人工物を挿入するという方法もありますが、人工物はどうしても時間とともに劣化するので定期的なメンテナンスが欠かせません。

  2. 脂肪注入のデメリット(知っておくべきこと)があれば教えてください。

    一度に入れられる量に限度があります。最終的な着地点は事前にしっかりドクターに確認しておくことをおすすめします。

    脂肪注入で私たちが最も気を使うことの一つが、脂肪をいかに定着させるかです。定着させるために気をつけなければいけないのは、コンデンスリッチファットのように質の良い脂肪に加工することと、脂肪を注入しすぎないということです。
    ボリュームを出そうと許容量以上の脂肪を注入すると、脂肪が壊死しして定着しません。
    お肌の状態等によってはあえてたくさんの脂肪を注入しないプランをおすすめすることもあります。(さらなるボリュームをお求めの方には、時間をかけて複数回脂肪注入を行うという方法を取ります)。
    1度の施術でどこまで変われるか、どんな風に変われるかは、事前にしっかり擦り合わせておくと良いと思います。

施術の流れ

施術の流れ

  1. 予約

    お電話もしくはホームページから来院のご予約を申し込みください。
    コンシェルジュがご希望の日程を調整し、お電話でご連絡します。

  2. カウンセリング

    まずは、患者さまのご希望をお伺いします。
    担当ドクターが経験に基づき、

    • 施術の適応性
    • 脂肪を採取する部位
    • 施術を行う優先順位
    • 施術後の全身のバランス
    • 年齢による変化

    などを総合的に考慮しながら施術の内容をご提案します。また、術後の経過や注意点、考えられるリスクなどについてもご説明します。

    遠方の方や忙しくて何回もの通院が難しい方には、カウンセリングから施術が1日で受けられる「1DAY即日施術」のサービスもご用意しています。

  3. 施術日決定

    必要に応じ、血液検査を行います。
    その後、無理のない予算をご相談のうえでコンシェルジュが費用をお見積りしますので、施術当日になって課金されるようなことはありません。
    施術予定日も、仕事のスケジュールやそれぞれの方の個人的な事情などをご確認して決定し、担当ドクターのスケジュールを押さえます。

  4. デザインの確認

    施術当日。最終的な施術の範囲をドクターが確認し、マーカーを用いてデザインを行います。当院の医師であれば、この段階で最終的な仕上りがイメージできています。

  5. 麻酔・施術

    体への負担を考慮した静脈麻酔法が基本料金に含まれていますので、リラックスして施術を受けることが可能です。麻酔の点滴を開始すると気持ちよくなり、5分もするとウトウト眠ってしまいます。
    適切な一定量の麻酔を維持して送り込んでいますので、施術中はほとんど痛みを感じることがなく、術後も入院の必要がありません。

  6. 施術後

    術後はご気分が落ち着くまで、リカバリールームで休息いただきます。
    処方薬や術後経過などのご説明の後、歩いて帰ることができますが、車の運転はお控えください。

    ダウンタイム中

    当院では、術後に無料でデザイン調整を受けられる「保証制度」やダウンタイムをサポートする「会員制度」をご用意しております。 仕上がりを待つ期間は、何かと不安がつきまとうものですが、ゲストの皆さまがより安心して施術が受けられ、結果にご満足いただけるように、最後までサポートさせていただきます。

施術概要

処置時間約2時間30分 メイク当日可能
痛み筋肉痛程度 洗顔 当日可能
シャワー施術部位を除いて当日可能。
施術部位は4日目より可能。
治療の概要太もも、腹部などから皮下脂肪を採取し、老化細胞や血液等の不純物を遠心濾過で除去。これをボリュームを補いたい部位の皮下に注入する。 副作用
リスク
【脂肪注入部位】
疼痛、腫れ、内出血など。
【脂肪採取部位】
疼痛、浮腫、内出血、色素沈着、熱傷、知覚障害、凸凹、たるみ、引き攣れなど。
(※この他にも予期しない症状が現れる可能性があるので、術後異常を感じた際には速やかにご相談ください。)

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大橋 昌敬

監修医師 大橋 昌敬 (THE CLINIC 総院長 / 日本美容外科学会専門医 / 日本美容外科学会会長)

胸部外科学などで博士号を取得した後、高水準の医療技術を求められるカナダで、心臓外科医として活躍。帰国後は「女性に最高の美しさを提供したい」という思いから美容外科医に転身する。
豊胸、脂肪吸引などでトータルボディデザインができる希少なドクターであり、圧倒的な症例経験と、他院向け技術セミナーの開催をライフワークとしていることから、国内随一の技術と熱意の持ち主として知られる。また、新しい美容医療技術の探求にも熱心で、海外の最新技術を習得する努力を欠かさず、学会での発表も積極的に行なう。

■資格
日本胸部外科学会認定医/日本外科学会認定医/日本美容外科学会専門医/TOTAL DEFINER by Alfredo Hoyos 認定医
■所属学会
日本外科学会/日本胸部外科学会/日本形成外科学会/日本美容外科学会(JSAS)/アメリカ形成外科学会(ASPS)

当院には、多種多様な専門医・認定医・学会員が在籍しています

<専門医/認定医>

日本美容外科学会専門医(JSAS)、日本形成外科学会専門医、日本形成外科学会指導医、日本形成外科学会 再建・マイクロサージャリー分野指導医、日本形成外科学会 小児科形成外科分野指導医、日本泌尿器科学会専門医、乳房再建用エキスパンダー/インプラント 責任医師、日本頭蓋顎顔面外科学会専門医、コンデンスリッチファット(CRF)療法認定医、VASER Lipo認定医、VASER 4D Sculpt 認定医、TOTAL DEFINER by Alfredo Hoyos 認定医、サーメージ認定医、カンタースレッズ認定医、Botox VISTA認定医、Juvederm Vista認定医、ビスタバイクロスシリーズ認定医、日本胸部外科学会認定医、日本外科学会専門医、日本消化器外科学会消化器癌外科治療認定医、日本がん治療認定医機構がん治療認定医、マンモグラフィ読影認定医、日本抗加齢医学会専門医、日本麻酔科学会 指導医、蘇生法指導医、日本心臓血管麻酔学会 指導医、日本老年麻酔学会 指導医、日本専門医機構 麻酔科専門医、アメリカ心臓病協会BLS・ACLSプロバイダー、日本呼吸器外科学会認定登録医、日本呼吸器学会専門医

<所属学会>

日本外科学会、日本臨床外科学会、日本胸部外科学会、日本消化器外科学会、日本形成外科学会、日本呼吸器学会、日本内視鏡外科学会、日本泌尿器科学会、日本美容外科学会(JSAS)、日本美容外科学会(JSAPS)、日本乳癌学会、日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会、日本内分泌外科学会、日本甲状腺外科学会、日本頭蓋顎顔面外科学会、日本麻酔科学会、日本蘇生学会、日本臨床モニター学会、日本心臓血管麻酔学会、日本老年麻酔学会、日本臨床麻酔学会、日本医療ガス学会、米国麻酔学会(ASA)、米国形成外科学会(ASPS)

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THE CLINIC では、医師監修のもと「医療広告ガイドライン」に則り、以下の2点を遵守するとともに、状況に応じた改善を適宜行っています。
1. 治療に関する体験談は掲載致しません。
2. 症例写真を掲載する際は、施術内容とリスク、および標準的な価格を必ず明記します。