4Dマーキングシミュレーションとは｜THE CLINIC （ザクリニック）

マーキングの重要性

脂肪吸引におけるマーキングとは、洋服作りにおける型紙のようなものです。フルオーダーメイドの仕立て職人が型紙にこだわるように、経験豊かな美容外科医ほど、このマーキングを重要視します。
脂肪吸引でマーキングをおろそかにしては、良い仕上がりは期待できません。

もしマーキングが不十分だと…

マーキングでは、脂肪吸引の際、実際にどこにどうアプローチするかを具体的に決めていきます。この見立てが不十分だと、大きな失敗につながることも。例えば、吸引する脂肪の量やアプローチする場所を見誤ると、脂肪の取りムラにつながり、結果的に凸凹した仕上がりになってしまいます。

4Dマーキングシミュレーションとは

通常は手術の直前に行うマーキングを、当院ではご相談の段階でも実際に体験していただくことができます。しかもご提供するのは、マーキングの中でも特にデザイン性を重視する「4Dマーキング」という手法。脂肪吸引の手術で何が行われるのか、どう変われるのかを具体的にイメージできるサービスです。

一般的なマーキングとの違い

一般的なマーキングは、おおよその吸引部位が示されるだけの、ごくシンプルなものです。
一方、4Dマーキングでは、部位はもちろん、そこからどれぐらいの量の脂肪を吸引するのか、その脂肪は浅い層なのか、深い層なのか、また、手術中に絶対に吸引してはいけない部位はどこなのかといったことに関する情報を事細かに記していきます。色分けまでしてカラフルに書き込まれるのは、そのためです。

4Dマーキングシミュレーションのメリット

実は4Dマーキングを行なった時点で、医師の頭の中にはすでに明確な仕上がりイメージが出来上がっています。だから、ゲストのみなさんとのイメージの共有も極めてスムーズ。術後になって「まさかこうなるとは思わなかった」というくいちがいが生じる心配もありません。失敗を未然に防ぐためにも、このプロセスは重要なのです。施術を検討される方は、是非事前のマーキングシミュレーションをお試しください。

4Dマーキングで求められる技術水準

4Dマーキングを考案したのは、コロンビアの形成外科医でボディデザインの世界的権威でもあるDr. Hoyos です。この技術は、彼から直接指導を受け、その技術レベルが一定水準に達すると認められた医師にのみ提供が許されています。当院のほとんどの医師は、このライセンスを取得済みです。