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Q&A / No.399

顔の脂肪溶解注射か脂肪吸引を考えていますが、どちらがいいでしょうか?

頬の脂肪と二重あごが気になります。脂肪溶解注射と脂肪吸引どちらの方がよいですか?

大橋昌敬

監修医師

大橋 昌敬masanori ohashi
  • THE CLINIC 総院長
  • 第112回日本美容外科学会会長
  • CRF療法・VASER Lipo技術指導医

頬やあご下など、広い範囲の脂肪をしっかり改善したい場合には、脂肪吸引がおすすめです。なかでも「ベイザー脂肪吸引」は、皮下脂肪の約90%を除去できるため、一度の施術で高い効果を実感できます。さらに、皮膚を引き締める効果もあるため、あご下のたるみ改善にもつながります。
一方で、脂肪溶解注射は、目や鼻の周囲など狭い範囲の脂肪をなくしたい場合や、ダウンタイムをできるだけ避けたい方に適した施術です。

脂肪溶解注射のメリット・デメリット

【メリット】

脂肪溶解注射には、

・ダウンタイムが少ない
・繊細な部位の治療が可能

といったメリットがあります。

治療は注射のみで行うため、痛みや腫れは軽度。また、「腫れぼったいまぶたをすっきりさせたい」「小鼻を小さく見せたい」といった、細やかなパーツへのアプローチも可能です。

【デメリット】

一方で、

・広範囲の痩身治療には不向き
・複数回の治療が必要でコストがかかる

といったデメリットもあります。

種類にもよりますが、脂肪溶解注射1本(10cc)で溶解できる脂肪はおよそ1cc程度。そのため、明確な変化を出すには複数回の注入が必要になります。脂肪量の多いお腹や太ももなどでは、現実的ではない場合もあります。

また、1回の費用は比較的安く見えても、複数回行うことでトータルコストが高くなる点には注意が必要です。

脂肪吸引のメリット・デメリット

【メリット】

脂肪吸引には、

・一度の施術で確実な痩身効果が得られる
・ボディラインを細かく調整できる

といったメリットがあります。

とくにベイザー脂肪吸引はタイトニング効果が高く、脂肪を除去したあとの皮膚もたるまず、すっきりと引き締まることが期待できます。

また、脂肪溶解注射や脂肪冷却では除去する脂肪量の細かな調整が難しいのに対し、脂肪吸引ではどこの脂肪をどれくらい吸引するかを精密にコントロールできます。そのため、「くびれをつくりたい」「太ももの内側に隙間をつくりたい」といったデザイン面でのご要望にも、柔軟に対応できます。

【デメリット】

一方で、

・ダウンタイムがある
・1回あたりの費用が高い

という点がデメリットです。

ダウンタイムは吸引範囲や脂肪量によって異なり、吸引量が多いほど症状が強く出やすい傾向があります。また、1回あたりの費用が高いため、施術をためらう方も少なくありません。

しかし当院では、術中・術後の処置を工夫することで、可能な限りダウンタイムの症状を軽減するよう努めています。(詳しくは「THE CLINICの術後ケア」のページをご覧ください。)

また、脂肪溶解注射は複数回の施術が必要であるのに対し、脂肪吸引は1回で完結します。そのため、最終的な総額では脂肪吸引のほうが安く済むケースもあります。

このように、脂肪溶解注射と脂肪吸引にはそれぞれメリット・デメリットがあります。
どちらがご自身に合っているか迷われる場合は、まずは無料カウンセリングでご相談ください。お一人おひとりの希望やお悩みに合わせて、最適な治療法をご提案いたします。

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