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Q&A / No.460

頬こけを改善したいのですが、ヒアルロン酸注入と脂肪注入のどちらがおすすめですか?

大橋昌敬

情報提供医師

大橋 昌敬masanori ohashi

THE CLINIC 総院長 / 第112回日本美容外科学会会長 / CRF療法・VASER Lipo技術指導医

頬こけを治すのにヒアルロン酸を考えていたのですが、脂肪注入もあると知って迷っています。どちらがおすすめですか?

頬こけを根本的に改善したい場合は、長期的な効果が見込める脂肪注入がおすすめです。
ヒアルロン酸注入は、1回あたりの費用が比較的安く、ダウンタイムも軽いことから、「手軽に受けられる施術」という印象をお持ちの方も少なくありません。しかし、効果が一時的であるため、定期的な施術が必要になります。その結果、ランニングコストが高くなるほか、しこりができるリスクもあります。
一方、脂肪注入は、頬こけの大きな原因である「減少した脂肪」を、同じ脂肪組織で補う治療法です。自分の脂肪を加工して注入するため、仕上がりは柔らかく、より自然な仕上がりになりやすいという特徴があります。また、注入した脂肪が定着すればそのまま自分の組織として残るため、長期的な効果が続く点も大きなメリットです。

脂肪注入による頬こけ改善のメリット・デメリット

脂肪注入による頬コケ改善はメリットが多いですが、デメリットもあります。THE CLINIC は脂肪の良さを熟知しているのでおすすめしていますが、結果に満足するためには、両面を理解して検討することが大切です。

メリット

脂肪注入には、以下のようなメリットがあります。

  • 効果が長期的に持続する
  • 仕上がりが自然
  • 肌質が改善する
  • 安全性が高い

脂肪が一度定着すれば、長期的な効果が期待できるため、頻繁なメンテナンスは不要ですし、脂肪に含まれる幹細胞の働きで肌質改善効果も期待できます。さらに、自己脂肪を使用するため、アレルギーなどのリスクがほとんどないことも大きなメリットです。

デメリット

一方、以下のようなデメリットもあります。

  • 脂肪採取部位にもダウンタイムがある
  • しこりができる可能性がある

ことが挙げられます。

脂肪注入は、注入だけでなく脂肪の採取が必要になるため、吸引部位にもダウンタイムが生じます。しかし、頬こけ改善に必要な脂肪量はごく少量のため、ダウンタイムも軽度で済むケースがほとんどです。

また、ヒアルロン酸注入と同様に、しこりができるリスクはありますが、良質な脂肪を使って正しい技術で注入すれば、リスクを最小限に抑えられます。

頬こけの原因や理想の仕上がりは人それぞれ異なります。

当院では、無料カウンセリングでお顔の状態を丁寧に診断し、最適な治療方法をご提案いたします。お悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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