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Q&A / No.478

豊胸脂肪注入にはどのようなデメリットがありますか?

大橋昌敬

情報提供医師

大橋 昌敬masanori ohashi

THE CLINIC 総院長 / 第112回日本美容外科学会会長 / CRF療法・VASER Lipo技術指導医

脂肪注入の豊胸手術を考えていますが、デメリットにはどんなものがありますか?リスクについても知りたいです。

豊胸手術における脂肪注入のデメリットには、定着量によっては効果に満足できないことがある点、痩せ型の方には難しい場合がある点、しこりができるリスク、ダウンタイムが長くなる傾向などが挙げられます。ただし、こうしたデメリットの多くは、ドクターの経験や技術力、工夫によってカバーできる場合がほとんどです。そのため、信頼できるドクターを選ぶことが非常に重要です。

脂肪注入豊胸のデメリットと回避法

定着させるのが難しい

脂肪注入豊胸では、注入した脂肪がすべて定着するわけではありません。[※] 定着率は脂肪の質や注入技術によって50~80%と幅があり、適切な方法で注入しなければ、最悪の場合、ほとんどが吸収されて元の大きさに戻ってしまうこともあります。

そのため当院では、不純物を除去して良質な脂肪を濃縮し、それを直径2.4mm未満の状態を保ったまま注入することで、脂肪を最大限に活かす注入法を採用しています。

(※出典:Harunosuke Kato ,et al.Degeneration, regeneration, and cicatrization after fat grafting: dynamic total tissue remodeling during the first 3 months. Plast Reconstr Surg. 2014 Mar;133(3):303e-313e.

痩せ型の人には不向き

脂肪注入豊胸はご自身の脂肪を用いてバストアップを行うため、脂肪の少ない痩せ型の方には不向きとされています。十分な脂肪を採取できない可能性があること、またバストに脂肪を注入できるスペース自体が少ないため、サイズアップが期待しにくい場合があります。

しかし当院では、脂肪吸引20,000例、脂肪豊胸10,000例以上の実績から、少量の脂肪を採取する吸引技術を持っています。

実際にBMI13台の極めて痩せ型の方でも複数の施術実績があり、痩せ型でも必要量の脂肪を確保できるケースが多くあります。

しこりが生じるリスク

注入した脂肪がうまく定着せず壊死してしまうと、しこりになってしまうリスクがあります。
しこりを防ぐためにも、丁寧な注入技術が必要不可欠で、ここでもドクターの技術力が大きく影響します。
当院では、極細カニューレを用いて面状に均一に注入することで、脂肪の壊死を防ぎ、しこりのリスクを軽減しています。このような対応が可能なのも、高い技術と経験を備えているからこそです。

ダウンタイムが長い

脂肪注入豊胸は、バストだけではなく脂肪を採取した部位にもダウンタイムが生じるため、症状が広い範囲に出やすく、回復までの時間もかかる傾向にあります。一般的に完成までは3ヶ月〜半年ほどかかると言われています。

当院ではダウンタイム軽減のため、施術中・施術後の工程に細かな工夫をしています。たとえば、麻酔液の調整、看護師による均一な圧迫固定、翌日縫合の実施、痛み止めや漢方の処方など、症状を軽くし、できるだけ早い回復へつなげる対策を徹底しています。

脂肪注入豊胸のデメリットは回避できる!

これらのデメリットを挙げましたが、基本的には回避・軽減可能なものがほとんどです。当院では、ドクターの技術力・症例数・術中術後の工夫によって、リスクを最小限に抑えながら、理想のバストに近づける治療を心がけています。

脂肪注入豊胸をご検討中で、「デメリットやリスクをもっと詳しく知りたい」「自分の場合はどうなのか相談したい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。
ご不安に感じられている点をどのように回避できるのか、専門医がわかりやすくご説明し、後悔のない選択ができるようサポートいたします。
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