ヒアルロン酸注入で失敗し、ボコボコになってしまったのですが、治せますか?
ほうれい線改善のためヒアルロン酸注入を行ったのですが、しこりでボコボコになってしまいました。治せるでしょうか?
ヒアルロン酸注入でしこりができてしまった場合は、ヒアルロン酸溶解注射によってしこりを除去します。ヒアルロニダーゼというヒアルロン酸を溶かす酵素を注射器で注入する施術で、顔にできた小さなしこりであれば溶解後、自然に体内へ吸収されます。
ヒアルロン酸注入でしこりができる主な原因
ヒアルロン酸の種類のチョイスミス
ヒアルロン酸は粒子の細かい液状に近いものから、粒子が大きく固形に近いものまで、種類によって硬さが異なります。顔のシワ改善では、粒子が細かく柔らかいタイプを使用するのが適切です。特に皮膚が薄い目の下では、硬さやデコボコが目立ちやすいため、3〜6ヶ月ほどで吸収される粒子の細かいヒアルロン酸を選択します。
ここで誤った選択をしてしまうと、硬いヒアルロン酸がしこりのように感じられてしまうことがあります。
ドクターの技術不足
注入技術が未熟な場合、しこりができたり、ボコボコとした見た目になってしまうことがあります。
顔は皮膚が薄い部位が多いため、細かく精密に注入する高い技術が求められます。また、浅い層にヒアルロン酸を注入すると硬さが表面に伝わりやすいため、皮膚の厚さに応じて注入の深さを調整することも重要です
こうした理由から、解剖学に精通し、繊細な手技を行える経験豊富なドクターに任せることが非常に大切です。
ヒアルロン酸注入の失敗修正
ヒアルロン酸注入によってできたしこりは、まずエコーで位置を正確に確認しながら、ヒアルロン酸溶解注射で除去します。顔にできるしこりは非常に細かいことが多いため、エコーで確認しつつ、しこりが残らないよう丁寧な除去作業が必要です。
しかし、それでもしこりが残ってしまうケースがあります。理由としては、ヒアルロン酸が溶解されたものの体内で吸収されずに残ってしまった場合や、炎症・感染症などが原因で肉芽組織や瘢痕(線維化)が形成されてしまった場合が考えられます。
このようなケースでは、
- 穿刺除去(針で患部を突いてヒアルロン酸を取り除く方法)
- ケナコルト注射(線維化した組織を薄くする薬剤)
- 脂肪注入による凹凸の修正
といった方法で対処します。
しこり解消後は脂肪注入がおすすめ
ヒアルロン酸注入によるしこりは、ほとんどの場合ヒアルロン酸溶解注射で解消できますが、しわやたるみ自体も引き続き改善したいという方は少なくありません。そのような場合、当院では脂肪注入をおすすめしています。
ご自身の脂肪を注入する脂肪注入は、柔らかく自然な仕上がりが特徴です。脂肪注入にもしこりのリスクはありますが、経験豊富で高い技術を持つドクターが担当することで、リスクをかなり抑えることができます。さらに、一度定着すれば長期間効果が持続し、頻繁に注入する必要がない点もメリットです。
こちらは、当院で実際に行った脂肪注入によるほうれい線改善の症例です。施術後はほうれい線がほとんど目立たなくなり、ゲストにも大変ご満足いただきました。

| 施術名 | マイクロCRF注入 |
| 施術概要 | 皮下脂肪を採取し、そこから老化細胞や血液等の不純物を特許技術の遠心濾過で除去。この中から粒子の細かい細胞群(マイクロCRF)を抽出して術部に注入するエイジング治療。 |
| 施術費用(標準モニター) | 1部位:¥260,000〜(税込¥286,000〜) モニター募集に関して詳しくはこちらをご覧ください。 ▷【ほうれい線を改善!お顔の脂肪注入モニター募集】 |
| 施術の副作用・リスク | 施術後には一定期間、痛み、浮腫み、内出血、こわばり等の症状が見られることがあります。また、この他にも予期しない症状が現れる可能性がありますので、術後異常を感じた際には速やかにご相談ください。 |
ヒアルロン酸注入のしこりにお悩みの方は、お気軽にご相談ください
ヒアルロン酸注入のしこりは適切な処置で改善できますが、残さず取り切るためには、エコーで確認しながら丁寧に除去できるクリニックを選ぶことが大切です。
「本当にしこりが取れるのか心配」「まずは状態だけでも診てほしい」など、疑問や不安がある方は、どうぞお気軽にご相談ください。
カウンセリングでは実際の状態を確認しながら、最適な治療方法をご提案いたします。
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