豊胸手術と乳がんの関係 3つのQ&A

豊胸手術と乳がんの関係 3つのQ&A

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「豊胸すると乳がんになる?」「乳がん検診は受けられない?」「脂肪注入は再発率をあげる?」
豊胸手術と乳がんに関する噂・疑問にお答えするコラムです。豊胸手術と乳がんに因果関係はあるのでしょうか?

この記事の監修ドクター

帯包 雄次郎
帯包 雄次郎 医師

噂の関係1:乳がん検診ができない?

豊胸手術後のマンモグラフィー検査

まず、脂肪注入豊胸とヒアルロン酸豊胸についてですが、脂肪はそもそもバストを構成する組織で、ヒアルロン酸は体内に吸収される素材。これらが原因で乳がん検診ができないということはありません。ただし、デンスブレスト(高濃度乳房)の方がヒアルロン酸豊胸を受けている場合は、マンモグラフィー検査の診断が難しくなるリスクは考えられます。検診が受けられないというリスクに絞ると、最も心配されるのがシリコンバッグ豊胸のマンモグラフィー検査でしょう。
結論としては、不可能ではないと言えます。ただ、破損のリスクから断る施設の方が多いのも事実。集団の健康診断などではなおのことでしょう。検診できる施設でも、一般的にはエコー検査を行っているようです。ただ、乳がん検診のうち死亡率の低下が認められているのは、現在のところマンモグラフィー検査だけです。現在、厚労省が2年に一度、乳がんを発症しやすい40歳以上に行っている検診もマンモグラフィー検査です。
また、豊胸バッグはマンモグラフィー、エコー、MRI、どの検査でもはっきりと映ります。そのため、バレたくないという思いから乳がん検診を受けない例も多く、乳がんの死亡率を高めてしまう要因の一つとなっています。THE CLINICのゲストでも、検診や将来への不安など、精神的な理由から豊胸バッグの除去(抜去)を検討される方は少なくありません。そして、そのほとんどが気軽に乳がん検診の受けられる脂肪注入を選択しています。
ただし、脂肪注入豊胸やヒアルロン酸豊胸であっても、豊胸している旨は事前に伝えることをおすすめします。このひと手間で、面倒な病理検査を受ける必要がなくなるかもしれないからです。

噂の関係2:ヒアルロン酸豊胸で乳がんのリスクが高くなる?

これについては、可能性は否定できません。
2019年に東京大学のグループによってなされた報告[1]によると、ある種のヒアルロン酸は発がんを促す可能性があることが示されました。
今後さらなる詳細の研究が待たれるところですが、現時点ではヒアルロン酸豊胸にも黄色信号が点滅していると言えそうです。施術を検討される際は、こうした点も十分に考慮していただければと思います。

こちらの動画では、当院の統括指導医である大橋医師が豊胸手術と乳がんの関係について、よりわかりやすく解説しています。ぜひ参考にご覧ください。

噂の関係3:脂肪注入豊胸は乳がん再発率をあげる?

乳がん手術後の乳房再建の分野でCRF豊胸が注目されている

この噂にはまったく根拠がありません。逆に乳がんの再発に脂肪注入豊胸が関係しないという文献ならご紹介できます。ひとつは、2010年にDr. Rigottiが発表した論文。脂肪注入による乳房再建1000例において、乳がん再発への影響はないというものでした。そして、2016年の報告で、その見解がより明らかになりました。[2]
それが、形成外科専門誌『PRS』に掲載された論文です。内容は、乳がん手術後に脂肪注入したグループと脂肪注入していないグループ、乳がんにかかっておらず脂肪注入したグループの乳がん発症率を、長期比較したもの。右のグラフを見ても分かるように、3つのグループに乳がん発症率の差はないことが示されていました。こういう事実が明らかになると、私たち美容外科医もより安心して手術に臨めます。ただ脂肪注入でしこりができた場合、乳がんとの関係はなくても検査のスムーズな進行を妨げるため、直径2.4mmの細い麺状で細かく注入することが大切です。
また、余談ですが『PRS』では各論文のリスクレベル(信頼度)を5段階評価します。1に近づくほど高い信頼度という中、こちらの論文はリスクレベル2でした。
そもそもこの議論は過去のもので、乳がん手術後の乳房再建の最先端の現場では、むしろ脂肪注入がとても注目されています。実際、大橋ドクターが日本乳房オンコプラスティックサージャリ―学会(乳がんの根治と乳房の整容性を両立させることが目的)でコンデンスリッチファット(CRF)療法について発表した際も聴講席は満席だったようで、関心の高さを実感したそう。そういった背景もあり、大学病院などとも連携して脂肪の研究も行うTHE CLINIC では、脂肪を活用した乳がん手術後の乳房再建を提供しています。

THE CLINICの脂肪注入豊胸

術前にエコー検査を実施

当院では、バストの状態を細密に確認し健康状態などを把握した上で施術を実施するため、豊胸手術、またはその他のお胸の施術を行う術前には必ずエコー検査を実施します。
もしバストに腫瘍が見つかった場合、それはがんである可能性も否めません。重大な疾患が疑われる場合は速やかに報告し、必要に応じて専門の医療機関をご紹介します。

エコー検査で確認する事

はじめて豊胸を受けられる方
  • 腫瘍の有無
  • 乳腺や皮下脂肪、皮膚の状態
以前に脂肪注入豊胸を受けられた方
  • 腫瘍の有無
    (以前受けられた脂肪注入豊胸によるしこりの有無)
  • 乳腺や皮下脂肪、皮膚の状態
以前にヒアルロン酸豊胸を受けられた方
  • 腫瘍の有無
    (以前受けられたヒアルロン酸豊胸によるしこりの有無)
  • 乳腺や皮下脂肪、皮膚の状態
  • ヒアルロン酸の状態
以前に脂肪注入豊胸を受けられた方
  • 腫瘍の有無
    (以前受けられたシリコンバッグ豊胸によるしこりの有無)
  • 乳腺や皮下脂肪、皮膚の状態
  • ヒアルロン酸の状態

脂肪注入豊胸の症例

脂肪注入豊胸の症例

施術名 コンデンスリッチ豊胸
施術概要 太もも、腹部などの皮下脂肪を採取し、そこから老化細胞や血液等の不純物を特許技術の遠心濾過で除去。これをバストの皮下に注入する豊胸手術。ベイザー脂肪吸引を併用することで、より美しいボディラインに仕上がる。
施術費用(標準モニター) ¥864,000(税込¥950,400)
モニター募集に関して詳しくはこちらをご覧ください。
▷リスク回避対策あり【美バスト豊胸モニター募集】
施術の副作用・リスク 施術後には一定期間、痛み、浮腫み、内出血、こわばり等の症状が見られることがあります。また、この他にも予期しない症状が現れる可能性がありますので、術後異常を感じた際には速やかにご相談ください。

当院では自己組織である脂肪による豊胸をおすすめ

脂肪注入豊胸後、しこりが乳がんになるのではないか…と不安に思う方もいらっしゃるかと思いますが、脂肪注入によるしこりに関しては、悪化してがん化するということはありません。

■バレたくないという思いから手術後のがん検診を受けることができずがんの発見が遅れてしまう。
■そもそもの豊胸術自体に発がんの可能性がある。

こうした乳がんのリスクを払拭できるのは、脂肪注入豊胸だけだと考えます。
豊胸手術に興味があるけれど、リスクやデメリットが怖くて施術に踏み出せないという方は、無料カウンセリングや個別LINE相談なども承っておりますので、是非ご利用ください。

コラムのポイント

  • シリコンバッグ豊胸でも乳がん検診は受けられるが、除去する人が多数
  • ヒアルロン酸豊胸と発がんとの関連性を示唆する報告は実際に存在する
  • 脂肪注入は乳がんの再発に関係なく、むしろ乳房再建において注目の的

<監修医師紹介>

帯包 雄次郎

帯包 雄次郎 (THE CLINIC 医師)

■経歴
  1. 2002年
    東京科学大学(旧・東京医科歯科大学) 卒業
  2. 2002年
    東京科学大学病院 脳神経外科 入職
  3. 2006年
    亀田総合病院 脳神経外科 入職
  4. 2012年
    ピッツバーグ大学 脳神経外科 研究員 入職
  5. 2013年
    亀田総合病院 脳神経外科 入職
  6. 2017年
    葛西昌医会病院 脳神経外科 入職
  7. 2019年
    共立美容外科 入職
  8. 2020年
    共立美容外科 池袋院院長 就任
  9. 2022年
    THE CLINIC 入職
  10. 2025年
    THE CLINIC 名古屋院 院長 就任
■資格
コンデンスリッチファット(CRF)療法認定医/VASER Lipo認定医/TOTAL DEFINER by Alfredo Hoyos 認定医
■所属学会
日本美容外科学会(JSAS)
■著書
技術教科書『安全で失敗しない脂肪吸引の手術』(克誠堂出版)

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