ほうれい線にヒアルロン酸注入は効果的?デメリットと脂肪注入との比較を解説

ほうれい線にヒアルロン酸注入は効果的?デメリットと脂肪注入との比較を解説

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老けの象徴とも言われる“ほうれい線”のお悩みには、脂肪注入がおすすめです。
ほうれい線の治療でよく用いられるのはヒアルロン酸ですが、脂肪注入にはそれを上回るメリットがあると、私たちは考えています。ヒアルロン酸に比べて仕上がりが自然で、しかもその効果は長期的に持続するからです。
このコラムでは、ヒアルロン酸注入のデメリットと脂肪注入の有用性について、男女の症例を交えて詳しくご説明します。

この記事の監修ドクター

大橋 昌敬
大橋 昌敬 医師
(THE CLINIC 総院長 / 日本美容外科学会専門医 / 日本美容外科学会会長

ヒアルロン酸では得られない、脂肪注入によるほうれい線整形の成果

「ほうれい線の治療といえばヒアルロン酸」と思っていませんか?
実は、ヒアルロン酸注入には、効果が一時的であることや、しこりができるリスクなど、いくつかのデメリットがあります。
そこで、当院では脂肪注入をおすすめしています。脂肪注入は、自然な仕上がりで、長期間効果が持続するため、ヒアルロン酸では得られない結果が期待できます。
当院で治療を行った症例写真をご覧ください。ほうれい線が薄くなったのはもちろん、ごく自然に若々しくなった印象を受けませんか?

「深いほうれい線がほとんどなくなりました!」40歳女性

深く刻まれたほうれい線をどうにかしたいとのことで来院された40歳の女性の写真です。メイクでは隠すのが難しかったほうれい線も、整形手術によってほとんど分からない程度になりました!

ほうれい線の整形症例/40歳女性

「最近、旦那に若くなったねと言ってもらえます」45歳女性

こちらのゲストによると、術前は疲れていないのに「疲れてる?」と言われることが多かったそう。それが術後は一変しました。

ほうれい線の整形症例/45歳女性

「ずっと気になっていたシワが薄くなって嬉しいです」47歳女性

年齢を重ねるごとに目立ち、悩まれる方が増える、ほうれい線のシワ。こちらの女性ゲストも同様のお悩みでした。極めて薄くなったほうれい線をご覧になり、喜んでいただけました。

ほうれい線の整形症例/47歳女性

施術名 マイクロCRF注入
施術概要 皮下脂肪を採取し、そこから老化細胞や血液等の不純物を特許技術の遠心濾過で除去。この中から粒子の細かい細胞群(マイクロCRF)を抽出して術部に注入するエイジング治療。
施術費用(標準モニター) ¥280,000(税込¥308,000)
モニター募集に関して詳しくはこちらをご覧ください。
▷ほうれい線を消す【お顔の脂肪注入モニター募集】
施術の副作用・リスク 施術後には一定期間、痛み、浮腫み、内出血、こわばり等の症状が見られることがあります。また、この他にも予期しない症状が現れる可能性がありますので、術後異常を感じた際には速やかにご相談ください。

ほうれい線が永久に消える整形術はありません

顔のたるみの根本的な改善と定着した脂肪は吸収されないという脂肪注入の特徴

ほうれい線を消す整形術には、ヒアルロン酸注入、糸リフト、脂肪注入などがあります。どの方法も若いころのように見た目を巻き戻すことはできても、老化を止めることはできません。つまり、治療直後の状態を永久に持続し、ほうれい線が消えたままにできる整形術はないのです。
ただ、体に吸収され効果が半年~2年ほどのヒアルロン酸や糸リフトと違い、個人差はありますが、注入した脂肪は定着すれば効果が消えてしまうことはほぼありません。加えてほうれい線の根本的な原因を解決できるため、私たちは自信を持って脂肪注入をおすすめしています。

ほうれい線の根本的な原因とは?

ほうれい線(法令線)とは、鼻の両側から口角にかけてできた溝のことを指します。加齢や紫外線の影響で肌が衰えてたるむことは要因ではありますが、根本原因は加齢とともに脂肪が減少するからです。
下図のように、実は顔の脂肪は年齢とともに減っていきます。このボリュームダウンで皮膚に余剰が生じ、頬にたるみが生じます。頬のたるみは鼻〜口と頬の筋肉の境目で止められるのですが、ほうれい線の位置もそのひとつ。たるんだ組織がここに溜まり、段差をつくることでほうれい線が目立つようになるのです。
海外の論文にも、顔面深部の脂肪量が減少すると、深部を覆う脂肪を支えることができなくなるためほうれい線が深くなると明記されています。[1]
つまり、自力でできるスキンケアや肌だけにアプローチする整形術は一時的なのもの。失ったものを取り戻す脂肪注入こそ、シンプルかつ確実な解決法なのです。

加齢に伴う顔の脂肪減少メカニズム

ほうれい線へのヒアルロン酸注入の整形デメリット

多くの美容外科で行われているほうれい線治療は、ヒアルロン酸注入が主流です。しかし、手軽にボリュームアップが図れるヒアルロン酸注入にはデメリットも存在します。検討されている方は、事前にデメリットについてもしっかり理解しておきましょう。

デメリット① 不自然な仕上がりや効果が感じられないことがある

ヒアルロン酸注入のほうれい線整形は表面的

忘れてはいけないのが、ほうれい線ができるのは、頬が下がってたるんでいるからということ。この状態でほうれい線だけにヒアルロン酸を注入するとどうなるでしょう。そう、頬はたるんだまま、ほうれい線だけが目立たなくなり、頬の下膨れ間は残ってしまうという、不自然な仕上がりに。せっかくヒアルロン酸を注入しているにも関わらず、効果がないと感じてしまう結果になりかねません。
シワや段差だけを埋めて消すのではなく、頬にも注入してボリュームを取り戻さないと、若い頃の顔立ちには戻れないことがお分かりいただけるかと思います。そればかりか、不自然な仕上がりによってバレてしまうかもしれません。

デメリット② ヒアルロン酸は整形効果の持ちが永久ではない

ヒアルロン酸注入によるほうれい線整形の持続期間

ヒアルロン酸注入の一番のデメリットとも言えるのが、効果の持続期間。思ったよりも効果の持ちが悪かったという口コミは多く、失敗と捉える人もいるようです。その期間は1ヶ月〜半年のものがほとんどで、長くても2年程度。つまり、ヒアルロン酸注入でほうれい線を消す整形の効果を永久的に維持するには、繰り返し注入し続けなければならないのです。
1回の施術でほうれい線に注入するヒアルロン酸の量は、両側で約1~2ccです。種類によって値段には幅がありますが、相場はだいたい1ccあたり4万円~7万円ほど。これを短い周期で継続するとなると、手軽なはずのヒアルロン酸も、結局は高額になってしまいます

デメリット③ ヒアルロン酸では肌質を改善できない

ヒアルロン酸注入と聞くと美肌になれるようなイメージを持たれるかもしれませんが、ほうれい線整形におけるヒアルロン酸注入の目的は、皮下にふくらみを持たせることでシワを隆起させるというものです。押し上げられることでたるんだ皮膚のテンションが高まり、多少は肌の張りが良くなったように感じるかもしれませんが、肌質が根本から改善するわけではありません。そのため、吸収されればもとのたるんだ肌に戻ってしまいます。

デメリット④ ヒアルロン酸注入でかえってほうれい線が目立ちバレることも

ヒアルロン酸は粒子が細かく液状に近いものから、粒子が大きく固形に近いものまで、種類によって硬さの程度が様々です。そのため、皮膚の薄い顔の場合は、かなり細かく注入する必要があります。注入するドクターの技術が未熟な場合、ヒアルロン酸がしこりとなり、虫に刺されたようなボコボコした見た目になったり、しこりによる段差でかえってほうれい線が目立ち、整形したとバレてしまうといった失敗もあります。

ヒアルロン酸と真逆!脂肪注入のほうれい線整形のメリット

脂肪注入は加齢で失った脂肪を補うため、理にかなった治療法と言えます。もちろん、先ほどあげたヒアルロン酸注入で考えられるデメリットも脂肪注入なら解決可能です。

メリット① 脂肪注入によるほうれい線整形では、頬の立体感も再現

頬にも脂肪を注入することでほうれい線を根本改善

脂肪注入は応用性の高い施術です。というのも、ほうれい線へのアプローチ法をゲストひとり一人のお顔の状態に応じてアレンジすることができるからです。ほうれい線の溝を埋めるだけの機械的な施術ではありません
実際の診療でも、ほうれい線への注入より、頬への注入の方が良い結果をもたらすケースを数多く見てきました。それが、ほうれい線の根本治療となっているからです。そもそも、若い頃の頬は理想的な「立体曲線=オージーカーブ」を描いています。ほうれい線を消すことを大前提に、この曲線を取り戻すことも脂肪注入のほうれい線整形では可能。だから、ヒアルロン酸注入の例のように、下膨れになる確率も低いと言えるのです。
すべてのクリニックがそうだとは言い切れませんが、少なくとも当院ではこういう考えのもと、ほうれい線を解消しています。

メリット② 脂肪が組織として定着するから効果が半永久的!

脂肪注入とヒアルロン酸注入のほうれい線整形、効果期間の比較

「ヒアルロン酸が定着する」という説明を見かけることがありますが、ヒアルロン酸が定着することはありません。時間とともに体内に吸収され、数か月から長くても2年半程度で効果は失われます。一方、脂肪が組織として定着する脂肪注入は個人差はありますが、ヒアルロン酸のように決まった時間経過でなくなって元に戻ることはほぼありません。つまり改善効果は、半永久的に持続します。加齢によってほうれい線が再度生じることは考えられますが、それは効果が切れたのではなく自然な老化現象によるもの。長持ちするという点は、脂肪特有のメリットなのです。

メリット③ 脂肪に含まれる幹細胞が美肌に導く

ほうれい線の脂肪注入がもたらす効果

脂肪注入ではさらに肌質改善も期待できます。それを可能にするのが、注入する脂肪に含まれる「幹細胞」です。幹細胞の分泌物に含まれる成長因子は肌のターンオーバーを促します。また、幹細胞には高いコラーゲンの産生性がみとめられているのです[2][3]。このような皮膚組織を豊かにする働きから、幹細胞を濃縮した脂肪の注入では、肌色が1トーン明るくなるという効果も見込めます。実際に、シワや皮膚の変色の治療に有効な効果が示されたと報告する研究結果もあります[4]

メリット④ 脂肪は自己組織のため注入時に拒否反応が起こりにくい

脂肪注入は、失われた脂肪を自己脂肪で補うといったシンプルな施術です。自己組織のため、薬剤注入の施術と比較しても拒否反応などのリスクが低く、安全性の高い施術と言えます。

【ヒアルロン酸・脂肪注入】ほうれい線の施術比較

ほうれい線治療を選ぶ際には、それぞれの施術の特徴やメリット、デメリットをしっかり理解しておくことが重要です。
以下の比較表では、ヒアルロン酸注入と脂肪注入の違いをわかりやすくまとめています。

ヒアルロン酸注入 脂肪注入
料金相場 約2〜10万円/1cc 約30~70万円/1回
施術時間 約30分〜1時間 約1~2時間
効果の持続性
約半年~1年

長期的
仕上がり
不自然さ・しこりのリスクあり

自然で馴染みやすい・しこりのリスクあり
メンテナンス頻度
定期的な再注入が必要

施術1回〜(必要に応じて追加施術)
アレルギーや拒否反応
リスクあり

自家組織でリスクが低い
肌質改善効果
なし

幹細胞による改善効果
ダウンタイム

3日~1週間程度

自分に最適な施術を選ぶために、料金や効果、仕上がりの自然さなど、さまざまな要素を総合的に判断していただきたいと思います。ぜひ、比較表を参考にし、専門医としっかり相談して最適な治療法を選んでください。

脂肪注入のデメリットに対する当院の対策

メリットは大きいですが、ほうれい線への脂肪注入にもデメリットはあります。主に次の3つがあげられます。

①ダウンタイムがある
②定着しないと効果がない
③しこりになることがある

ただし、ヒアルロン酸のデメリットと異なるのは、これらのデメリットが対応可能な範囲であるということです。
例えば、ダウンタイム。顔へはヒアルロン酸と同様に注入だけですが、脂肪の採取部位のダウンタイムがあります。ほうれい線整形だと採取量は少量ですが、当院では痩身の脂肪吸引時と同様に、薬剤の調合や施術方法、術後の固定など、腫れや内出血を軽減する様々な工夫を行います。
また、定着しない、しこりになるなどのデメリットは、良質な脂肪を使用すること、壊死させないよう細かく注入することで回避可能です。脂肪注入のトレーニング機関である当院は、そうしたテクニックを国内ドクターに指導しています。また、1/90~1/240cc という非常に細かい粒での注入が可能なMAFT GUN(マフトガン)という注入器を使用します。

ザクリニックの顔脂肪注入のデメリット「ダウンタイム」「しこり」「定着しない」への対策

【症例あり】脂肪注入のほうれい線への効果

整形手術と言えば、どこか不自然で違和感を感じるようなイメージが強いかもしれません。しかし、脂肪注入は「失った脂肪を補うことで、自然な仕上がりとして若い頃の顔立ちに戻すこと」ができます。自身の細胞で自然に仕上がることができるこの方法は、ヒアルロン酸注入をはじめとする人工的な整形手術とは、一線を画す手術だと考えています。ほうれい線の治療を行った症例写真からも、その自然さがお分かりいただけたのではないでしょうか。当院が手掛けたほうれい線整形の症例を、最後にもう少しご紹介いたします。ご興味のある方の検討材料のひとつになれば幸いです。

脂肪注入で肌質改善/58歳女性

術前はほうれい線がくっきりと刻まれている状態でした。マイクロCRFの注入を行ったことで、ほうれい線はかなり薄くなり、口元の小さなたるみも改善され、ハリのある仕上がりになりました。マイクロCRFは幹細胞が豊富に含まれているため肌質もよくなりました。

ほうれい線に脂肪注入した58歳女性の治療前後の顔

脂肪注入で自然な若返り/37歳男性

メンズにもニーズの高いほうれい線整形。くっきり刻まれたほうれい線にコンデンスリッチフェイスを行ったことで、ほうれい線はかなり目立たなくなりました。コンデンスリッチフェイスは採取した脂肪から不純物を取り除いた良質な脂肪のみを注入するため、高い定着率が期待できます。

ほうれい線整形をした37歳メンズのビフォーアフター

施術名 コンデンスリッチフェイス
施術概要 皮下脂肪を採取し、老化細胞や血液等の不純物を遠心濾過で除去。これを術部に注入する。
施術費用(標準モニター) 1部位:¥280,000(税込¥308,000)
モニター募集に関して詳しくはこちらをご覧ください。
▷ほうれい線を消す【お顔の脂肪注入モニター募集】
施術の副作用・リスク 施術後には一定期間、痛み、浮腫み、内出血、こわばり等の症状が見られることがあります。また、この他にも予期しない症状が現れる可能性がありますので、術後異常を感じた際には速やかにご相談ください。

ほうれい線でお悩みの方は、まずはご相談ください

ほうれい線治療で主流となっているヒアルロン酸注入には、いくつかのデメリットが存在することがわかりました。特に、効果が一時的であることや、しこりができるリスクがあるため、長期的な解決策としては不安が残る方も多いかもしれません。
一方、失われた脂肪を補う脂肪注入はシンプルでありながら、最適な選択肢となります。自然で持続的な効果が期待できるため、より理想的な仕上がりが実現できます。
ほうれい線にお悩みの方は、ぜひ当院の無料相談にお越しください。お悩みや状況に合わせて、あなたに最適な治療法をご提案いたします。

コラムのポイント

  • ほうれい線ができるのは、加齢によって脂肪が減少するから
  • ほうれい線の整形術として、失った脂肪を補う治療法はシンプルかつベスト!
  • THE CLINIC の脂肪注入ではほうれい線改善+頬のたるみ改善も期待できる

よくある質問

  • ほうれい線の治療でおすすめの施術はありますか。できれば半永久的な効果を希望しています。

    当院のおすすめは脂肪注入です。脂肪注入の効果は半永久的で、長期間の持続が期待できます。
    また、脂肪注入では自己脂肪を使用するため注入した脂肪は定着後、ご自身の組織の一部となります。
    そのため、基本的にはヒアルロン酸のように数年おきに繰り返し注入するような必要がございません。

  • まだ20代なのですが、ほうれい線が少しずつ目立ってきて気になっています。
    対策はありますか?

    ほうれい線の溝だけでなく、たるんだ頬にも脂肪を注入しボリュームアップさせることで改善することができます。
    20代でほうれい線が目立つ原因は、お顔のたるみ、肌の奥の真皮に存在するコラーゲンの減少や、皮下脂肪の増加、筋肉の萎縮などです。また、近頃マスクの影響で口元がはっきり見えない分、ハキハキとしゃべる機会が少なくなり、表情筋をあまり使わなくなることで顔の筋肉が小さくなり、頬の脂肪が余ることからほうれい線が深くなるともいわれています。予防として、マッサージ、表情筋を鍛えるなどといった方法もますが、特に気になる場合、当院では脂肪注入による治療をおすすめしています。

  • ナゾラビアルファット除去でほうれい線は目立たなくなりますか?

    可能性はありますが、リスクを伴うため慎重な判断が必要です。
    ナゾラビアルファットとは、鼻の脇から口角にかけてほうれい線に沿って存在する、頬の細長い皮下脂肪です。ナゾラビアルファットにボリュームがあると、頬と口元との高低差が生じ、ほうれい線が目立ちます。また、加齢によるたるみでナゾラビアルファットがほうれい線の上に覆い被ると、影で溝がより強調されてしまいます。

    ナゾラビアルファットが原因でほうれい線が目立っている場合、脂肪吸引で除去することで緩和される可能性はありますが、術後に皮膚の収縮が十分でないと、ほうれい線がかえって目立つことがあります。また、脂肪を取り過ぎて凹み、溝が二重になってしまう失敗もあり、慎重な判断が必要です。
    そのため当院では、ほうれい線の原因がナゾラビアルファットの場合、ボリュームを落としながら皮膚をしっかり引き締められるRF治療の「アキュタイト」や「モフィウス」をご提案しています。

    ほうれい線の原因は必ずしもナゾラビアルファットとは限りません。正確な診断がなければ、効果のない無駄な治療を受けてしまう可能性もあります。
    ほうれい線にお悩みなら、まずはお気軽にカウンセリングへお越しください。医師が肌の状態や脂肪の付き方をしっかり診断し、脂肪注入が良いのか、糸リフトが良いのか、ナゾラビアルファットを減らして引き締める方法が良いのか、最適な方法をご提案いたします。

  • 男性(メンズ)のほうれい線の消し方はありますか?

    美容クリニックでのほうれい線の治療は、一般的にどの施術も性別関係なく受けることができます。
    男性の場合、女性と比較するとお肌のケアを入念にされる方が少なく、ひどくなるまで気づかないという方が少なくないようです。また、スポーツなど屋外の活動を好む方であれば、乾燥や紫外線による影響からシワとなり、そこからほうれい線になるリスクも高くなります。また、ひげ剃りによる刺激もほうれい線をつくりやすくする原因として挙げられます。ひげ剃りは、肌の角質層や皮脂膜を削り取ってしまい、皮膚が乾燥しやすくなるからです。
    ほうれい線を消すための手段として、当院では脂肪注入によるほうれい線治療をおすすめしています。
    脂肪注入による施術では、単にほうれい線の溝を埋めるだけではなく、注入する脂肪に含まれる「幹細胞」の働きで肌質改善も期待できます。

    ご興味のある方はぜひご相談ください。
    男性(メンズ)の顔脂肪注入の詳細はこちら

  • ヒアルロン酸注入によるほうれい線治療を行いましたが、しばらくするとまたほうれい線が目立ってきてしまいますが、これって失敗でしょうか。

    いいえ。ヒアルロン酸の持続効果は時限的なため、それを失敗と感じられる方もいらっしゃいます。
    ヒアルロン酸の持続期間は1ヶ月〜半年のものがほとんどで、長くても1年程度です。そのため、ほうれい線のない状態をを維持するには繰り返し注入する必要があります。ヒアルロン酸注入は手軽に受けることの出来る施術ですが、繰り返し注入することにより薬剤が吸収されず残ってしまうといった懸念もあります。1回の注入で半永久的な効果をご希望でしたら、脂肪注入がおすすめです。

  • ほうれい線へのヒアルロン酸注入で失明する失敗はあり得ますか?

    可能性はあります。
    ヒアルロン酸注入後に失明したという症例報告は確かにあります[5][6]。ただし、これはヒアルロン酸だからというよりも、医師の技術力によるところが大きいです。
    ヒアルロン酸注入による失明の原因は、ヒアルロン酸が血管を圧迫したり、血管内に注入してしまったりして起こる血流障害や塞栓症です。つまりヒアルロン酸だけでなく、他のフィラーや脂肪注入でも起こり得る失敗なのです。
    なお、当院の脂肪注入の場合、必ず先の丸い針(鈍針)を使い丁寧な注入を行いますので、注入で最も怖い合併症である塞栓症が起こることはまずありません。
    ご不安な方は、カウンセリングの際にお気軽にご相談ください。

  • ほうれい線へのヒアルロン酸と脂肪注入ではダウンタイムは違いますか?

    どちらも顔に生じるダウンタイムは大きくは違いません。
    ほうれい線へのヒアルロン酸注入で生じるダウンタイムとして、以下のような症状が現れます。
    ・痛み:ほぼないか、痛み止めで自制できる範囲
    ・腫れ:ほぼないか、1~2日程度
    ・むくみ:ほぼないか、1~2日程度
    ・内出血:ほぼないが稀に起こる。1週間程度
    顔に生じる症状や期間は脂肪注入でもほぼ同じです。もちろん個人差はありますが、内出血が出やすい方でもメイクやマスクで対応できている方がほとんどです。
    脂肪注入の場合、顔だけでなく脂肪を採取した吸引部位にも、硬縮と呼ばれる一時的な硬さが出ます。ただ、ほうれい線への注入であれば吸引量も少なく(50mL程度)、痩身のための脂肪吸引のような強い症状ではありません。

  • b>ほうれい線にヒアルロン酸を注入後に笑うと不自然になりますか?

    通常は考えにくいですが、過剰注入には注意が必要です。
    ヒアルロン酸注入後は皮下が張りつめていて内圧が高まっている状態なので、笑うと多少の痛みや違和感を覚えることはあるでしょう。ただ適切な施術であれば、引きつったり不自然な動きになることは考えにくいです。腫れが引いたり、ヒアルロン酸が時間とともに吸収されることで、違和感も落ち着くはずです。
    ただ、ヒアルロン酸の注入量が多かったり頻回すぎることで不自然な仕上がりになることがあります。事前によく医師とご相談ください。

<監修医師紹介>

大橋 昌敬

大橋 昌敬 (THE CLINIC 総院長 / 第112回日本美容外科学会会長)

■経歴
  1. 1990年
    久留米大学医学部 卒業
    久留米大学医学部 第二外科 外科学 入局
    (胸部外科学、救急医学、麻酔全般を習得/博士号取得)
  2. 1994年
    Toronto General Hospital(Canada)
  3. 2000年
    聖心美容外科 東京院副院長 就任
  4. 2003年
    聖心美容外科 福岡院院長 就任
  5. 2009年
    THE CLINIC 福岡院院長 就任
  6. 2012年
    THE CLINIC 東京院院長 就任
  7. 2015年
    THE CLINIC 技術指導医 就任
  8. 2017年
    THE CLINIC 統括指導医 就任
  9. 2022年
    THE CLINIC 総院長 就任
  10. 2023年
    第112回日本美容外科学会長就任
■資格
  • 日本胸部外科学会認定医
  • 日本外科学会認定医
  • 日本美容外科学会専門医
  • VASER Lipo認定医
  • TOTAL DEFINER by Alfredo Hoyos 認定医
■所属学会
  • 日本外科学会
  • 日本胸部外科学会
  • 日本形成外科学会
  • 日本美容外科学会(JSAS)
  • 日本美容外科学会(JSAPS)
  • アメリカ形成外科学会(ASPS)
■著書
技術教科書『安全で​失敗しない​脂肪吸引の​手術』​(克誠堂出版)​

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