豊胸にはどんな種類がある? おすすめは何?【特徴と費用を解説】

豊胸にはどんな種類がある? おすすめは何?【特徴と費用を解説】

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「豊胸手術に興味があるけれど、実際に調べてみると思った以上に種類があって選べない!」
このコラムは、そんな方たちのために入門編としてご用意しました。
豊胸手術を受ける前に絶対に押さえておきたいメリットとデメリットは? 結局みんなはどうしてるの? 値段はどう見るべき? ……etc
年間500例以上の豊胸手術を手掛けているTHE CLINIC が、現在主流の豊胸手術を徹底評価。当院がこれまでに培った経験とノウハウを元に、本当に正しい情報だけを責任をもってお伝えします。

この記事の監修ドクター

大橋 昌敬
大橋 昌敬 医師
(THE CLINIC 総院長 / 日本美容外科学会専門医 / 日本美容外科学会会長

豊胸手術とは

豊胸手術は、乳房をお大きくするため、バストにシリコンバッグを挿入したり、ヒアルロン酸やアクアフィリング などの人工物、あるいはご自身の脂肪を注入したりする手術です。
当院では脂肪豊胸を専門的に扱っているのですが、まずはその効果がどれほどのものかをご覧ください。

THE CLINIC の脂肪注入豊胸の症例画像

施術名 コンデンスリッチ豊胸
施術概要 太もも、腹部などの皮下脂肪を採取し、そこから老化細胞や血液等の不純物を特許技術の遠心濾過で除去。これをバストの皮下に注入する豊胸手術。ベイザー脂肪吸引を併用することで、より美しいボディラインに仕上がる。
施術費用(標準モニター) ¥864,000(税込¥950,400)
モニター募集に関して詳しくはこちらをご覧ください。
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施術の副作用・リスク 施術後には一定期間、痛み、浮腫み、内出血、こわばり等の症状が見られることがあります。また、この他にも予期しない症状が現れる可能性がありますので、術後異常を感じた際には速やかにご相談ください。

このように、豊胸手術はバストの見た目を劇的に変化させることができます。
ただし、それぞれに特徴が異なるので、どの方法を選ぶかは慎重な検討が必要です。
各豊胸術の違いを表にまとめました。

主な豊胸手術の概要

シリコンバッグ豊胸 ヒアルロン酸豊胸
アクアフィリング豊胸
脂肪注入豊胸
期待できる
サイズアップ
希望に応じて選択可能 1カップ程度 1.5〜2カップ
手触り 体型による(痩せていると違和感を感じやすい) 体型による(痩せていると違和感を感じやすい) 柔らかく自然
効果の持続性 10年後 数ヶ月後〜数年 生来のバストと変わらず
こんな方におすすめ 大きさにこだわりたい 手軽に受けたい バレたくない、自然な仕上がりにこだわりたい
デメリット
  • 劣化したバッグを放置すると硬く拘縮することがある
  • 挿入後にずれることがある
  • 横になっても自然に流れない
  • 大幅なバストアップは期待できない
  • しこりになることがある
  • 世界的に見ると、豊胸目的での使用は推奨されていない
  • 大幅なバストアップは期待できない
  • しこりになることがある
人気の種類 B-Lite
Motiva など
マクロレーンVRF30
ハイアコープ など
ピュアグラフト豊胸
SVF(非培養幹細胞)豊胸
コンデンスリッチファット豊胸
セルチャー豊胸 など
THE CLINIC的
オススメ度

サイズにこだわりたい人はシリコンバッグ豊胸

豊胸の種類:シリコンバッグ

<おすすめ度:○>
シリコンバッグ(シリコンインプラント)をバストに充填する豊胸術で、古くから行われている方法です。最近はやや下火になりつつあるようですが、それでも根強い人気があります。

シリコンバッグ(シリコンインプラント)の種類

シリコンバッグの種類は、大きくは形状(「しずく型」か「おわん型」か)と性状(表面がザラザラかツルツルか)という2つの点で分類できます。

【シリコンバッグ(シリコンインプラント)の形状】

しずくのような形のアナトミカル型と、丸いおわん状のラウンド型の2種類に分けられます。
日本では柔らかな感触のラウンドタイプが広く用いられていますが、痩せ型の方はバッグを入れるとデコルテ部分が不自然に浮き出てしまうというデメリットがあります。
そのような方はアナトミカル型がおすすめです。
ただ、大きなアナトミカルタイプのバッグを脇から挿入するのは非常に困難です。どうしても脇からの挿入を希望される場合は、大きめの傷が残ることを承知いただく必要があります(脇以外の場所から挿入する場合は、乳房下縁を切開し、そこから挿入することになります)。
なお、アナトミカル型は固いと言われており、これを理由に他の方法を検討される方も少なくありません。

【シリコンバッグ(シリコンインプラント)の性状】

ザラザラした手触りのテクスチャードタイプとツルツルした手触りのスムーズタイプがあり、どちらの性状のものもメリット、デメリットが存在します。
テクスチャードタイプは手術後のマッサージが不要で被膜拘縮が起こりにくいことが特徴です。しかし、スムースタイプよりやや硬く仕上がることがあります。
一方、スムーズタイプは手術後のマッサージの効果で、仕上がりが、よりやわらかなさわり心地となりますが、体質によっては被膜拘縮のリスクが高まる場合があります。

シリコンバッグの形(アナトミカル型、ラウンド型)とタイプ(テクスチャードタイプ、スムーズタイプ)

美容ならではの新しいシリコンバッグ(シリコンインプラント)

自由診療で受けていただく美容施術の場合、選べるシリコンバッグの種類は非常に豊富です。中でも新しいものをいくつかご紹介しましょう。

■B-Lite(ビーライト豊胸)

「G & G BIOTECHNOLOGY社」によって製造されているシリコンバッグです。従来品に比べて軽く、万一破損した際にも中身が漏れ出しにくくなっているようです。
大きいバッグを使用すると当然重量も重くなりますが、他バッグと比較して軽いため、大幅なサイズアップを希望する方におすすめです。
また、バッグ自体の重みによる下垂を防ぐことができるのも特徴です。

■モディバ(エルゴノミクス)

アメリカ製でFDA(米国食品医薬品局)の認可を受けているシリコンバッグです。中でも最近主流なのがエルゴノミクスタイプ。
6層の外膜による耐久性の高さや、350種ものサイズバリエーションがあることが特徴です。
さらに15㏄~20cc単位でサイズを選択できるため左右差改善といった面でも優秀なバッグと言えるでしょう。
また他のシリコンバッグと比較して充填率が高い(中身が詰まっている)ため、姿勢を変えてもシワがよりにくく、張りのある自然な見た目に仕上げることができます。
その反面、感触が固めであるため、触ったときに気づかれやすいというデメリットもありますが、リップリング(バッグが変形すること)がおこりにくいという利点もあります。

■ベラジェル

韓国製のシリコンバッグです。非常に柔らかく、触った時に気づかれにくい、流れるようなさわり心地が特徴です。
その柔らかさの要因は充填率がさほど高くないことにありますが、一方で表面にシワがよりやすいというデメリットも。
皮膚の薄い方や痩せている方はとくに、表面のシワでバッグの形が分かってしまうことがあります。
しかし皮膚に遠い大胸筋の下に挿入するなど、挿入方法を工夫することで目立ちにくくすることも可能です。

美容整形の豊胸シリコンバッグ(B-Lite,Motiva)

シリコンバッグはどこから入れ、どこに収めるか?

日本ではほとんどの場合、傷跡が目立たない脇下からバッグを挿入します。ただし、欧米の主流に従い、乳房下縁から挿入することもないわけではありません。
シリコンバッグの収納位置については、乳房に十分ボリュームがあれば乳腺下法を選ぶこともありますが、痩せている方が多い日本人の場合、ほとんどの方は大胸筋下法で手術を受けられます。ごく最近ではデュアル・プレイン(Dual plane)と呼ばれる、上部は大胸筋下、下部は乳腺下に挿入する方法が取られることもありますが、その際は乳房下縁から挿入しなければなりません。
最終的にはご自身の乳房の形、大きさ、ご希望のサイズなどから決定します。

豊胸のシリコンバッグの挿入位置と収納位置(乳腺下法、)

シリコンバッグ豊胸のメリット、デメリット

シリコンバッグ豊胸のメリットとデメリットのイメージ

最近のシリコンバッグを用いた豊胸手術は、従来のバッグ(CMCバッグ、液状シリコンバッグなど)を用いた豊胸手術に比べて安全性は高くなっています。
一番のメリットは、元々のバストサイズにかかわらず大きさを自分で自由に選べ、かつ確実に大きくなるという点です。

デメリットは
1. 脇や乳房下縁に傷が残ること
2. 手触りに硬さを感じること
3. バッグが動かない(動いても揺れない)こと
4. バストの中でずれるリスクがあること
5. カプセル拘縮(バッグの周りの自分の被膜が狭くなり硬くなる)のリスクがあること
6. バッグが破損するリスクがあること(これを理由に、乳がん検査を断られることもあります)
7. バッグが石灰化するリスクがあること
8. バッグは必ず寿命があること(10年前後で取り替えが必要になります)

などです。

当院の場合、シリコンバッグを挿入するよりも、他院で挿入されたバッグを除去する機会の方が多いのですが、除去を望む女性たちの訴えで多いのは“触られると固さのせいですぐバレてしまう”“揺れないし、横になった時に流れないのでバレてしまう”といった、バレを気にするものです。最近では身体の動きに合わせて形が変わるタイプのものや、皮膜を作りにくいタイプのシリコンバッグもあるようですが、人工物である以上は限界があると思います。どうしてもバレたくないとお考えの方には不向きかもしれません。
他にも、2017年3月、アメリカのFDA(食品医薬品局)によって、乳房インプラントにがんの一種である”ALCL(未分化大細胞リンパ腫)=血液のがん”のリスクが確認されています[1]。さらに、2018年9月時点では457件の症例を確認し、うち9件の死亡が報告されています[2]。施術を検討される際は、こうした点も十分に考慮していただければと思います。

手軽にできる ヒアルロン酸豊胸/アクアフィリング豊胸

豊胸のヒアルロン酸のイメージ

<おすすめ度:△>
現在、豊胸手術に用いるフィラーとして代表的なものは、ヒアルロン酸とアクアフィリングです。フィラーとは「詰め物」の意味ですが、これを用いる豊胸術は、その手軽さから以前は「プチ豊胸」とも呼ばれていました。

ヒアルロン酸豊胸のメリットとデメリット

ヒアルロン酸豊胸のメリットとデメリットのイメージ

ヒアルロン酸豊胸は、シリコンバッグや脂肪による豊胸術に比べ、ダウンタイム(術後の内出血や腫れ)が少なく、一回の施術にかかる値段もリーズナブルです。さらに、注射1本で施術を行うことができるので、バストに傷を残しませんし、手術時間もごく短時間で済みます。
デメリットは、効果が一時的であること。マクロレーンVRF30(旧SUB-Q)やハイアコープなど、豊胸目的で一般的に使われるヒアルロン酸の場合、豊胸効果の持続期間は半年〜2年程度と言われています。ただしその間大きさがずっと維持されるということではなく、注入直後からバストが少しずつ小さくなっていき、2年ぐらいで元に戻ってしまうというイメージです。
だからと言って、少しでも長く大きさを維持しようと、一度にあまり多くのヒアルロン酸を注入してしまうと固くなり、かえって不自然な仕上がりになってしまいます。注入量の目安としては、せいぜい片胸に100㏄、カップにして1カップ程度のバストアップが無難な量だと考えてください。
また、2019年に東京大学のグループによってなされた報告[3]によると、ある種のヒアルロン酸は発がんを促す可能性があることが示されました。施術を検討される際は、こうした点も十分に考慮していただければと思います。

ヒアルロン酸豊胸で注意すべきこと

ヒアルロン酸豊胸のしこりのエコー画像

ヒアルロン酸豊胸を経験された方たちがよくおっしゃるのが、「思ったほど柔らかくない」ということ。ヒアルロン酸といえば、どうしてもみなさん、顔の整形で使用する注入剤をイメージされる方が多いようですが、顔用のヒアルロン酸と豊胸用のヒアルロン酸は全く別物とお考えいただいた方が良いでしょう。豊胸用のヒアルロン酸はかなり粒子が大きく、その分手触りも硬くなっています。これは、バストの中で形を維持し、豊胸効果を長続きさせる必要があるからです。
また、触り心地は注入する場所や、もともとの体型にも大きく影響を受けます。皮膚に近い層に注入した場合やバストの脂肪量が少ない方は、ヒアルロン酸の硬さがダイレクトに表面に伝わり、より一層硬さを感じるかもしれませんので、あらかじめ注意してください。
また、ヒアルロン酸は人体にとっては異物なので、注入後、その周囲に皮膜が形成され、しこりになってしまうこともあります。

アクアフィリング/アクアリフト豊胸のメリットとデメリット

アクアフィリング(アクアリフト)豊胸のメリットは、ヒアルロン酸豊胸と同様に手軽に受けられるということと、ヒアルロン酸豊胸であげられていたいくつかの問題点(硬さと効果の持続期間)が改善された点にあります。メーカーの情報によると、効果の持続期間は約3~5年とのことのようです。
デメリットについては、これもヒアルロン酸と同様、しこりを生じるリスクがあるということです。アクアフィリングは周辺組織との親和性が高く、しこりを生じるリスクが少ないとの触れ込みでしたが、当院の肌感覚としては、他院でアクアフィリング豊胸を受けた後にしこりを訴えて来院される方が、最近増えてきていると感じられます。
また、効果は数年続くとのことなのですが、実際には数ヵ月でしこり等の不具合が生じる例も経験しています。そうしたリスクとは常に隣り合わせだということは十分にご理解ください。

アクアフィリング豊胸のしこり(エコー画像と除去画像)

アクアフィリング豊胸でぜひ知っておいていただきたいこと

実は、日本美容外科学会(JSAS)はアクアフィリング(アクアリフト)豊胸を推奨しないとの立場を正式に示しています[4]。そもそも、米国の厚生労働省にあたる国家機関(FDA:米国食品医薬品局)では、アクアフィリングなどの充填剤を豊胸目的で使用することを認可していないのです[5]。また、韓国の美容外科学会も、安全面への配慮から豊胸目的のアクアフィリングの使用に反対の立場を示しています[6]。これについては、慢性炎症、腫瘍、皮膚潰瘍などの合併症が報告されており、こうした懸念を十分に払拭しきれていないからです。このように、世界的に見れば、アクアフィリング豊胸はマイノリティな施術だと言えるでしょう。
また、アクアフィリングは、2019年に製造元で名称変更があり、「ロスデライン」という別名称で扱うクリニックもあるため、施術前に名称を確認するように注意を心掛けて下さい[7]

アクアフィリング豊胸に対する、各国のスタンス

バレない自然な仕上がり 脂肪注入豊胸

脂肪注入豊胸のイメージ

<おすすめ度:◎>
脂肪注入豊胸は、お腹や太ももなどから採取した自分自身の脂肪細胞をバストに注入する豊胸術です。

脂肪注入豊胸のメリットとデメリット

メリットは、自然に近い柔らかな手触りが得られること、バスト周辺に傷跡が残らないこと、そして、高い定着率から長期的にわたり豊胸後のバストの状態が保たれるということです。また、こうしたメリットに付随して、見た目も自然なので豊胸したことがバレにくいという点も大きな特徴でしょう。さらに、脂肪注入豊胸は、乳がんの再発に関係しないので安全面でも心配がいりません。これには、きちんとした文献も存在し、2010年にDr. Rigottiが発表した論文で、脂肪注入による乳房再建1000例において、乳がん再発への影響はないという報告が示されています。その後、この見解は2016年の報告でも追認され[8]、今では世界的なコンセンサスが得られています。
デメリットは、体型によっては施術を受けられないことがあるということ(採取できる脂肪量があまりにも少ないと施術を断るクリニックもあります)。また、注入した脂肪が後々しこりになる場合があるということです。これは、注入脂肪の不純物が十分に取り除かれていなかったり、一ヵ所に塊で脂肪を注入するなど、注入の仕方が適切でなかったりした場合に起こります。

デメリットを回避するためには?

脂肪注入豊胸における脂肪の定着率と幹細胞の関係のグラフ

脂肪注入豊胸のデメリットであるしこり。
実はこのデメリット、避けられないわけではありません。
注入した脂肪の定着率を上げれば良いのです。そのために行うべきことは3つ。
①脂肪を塊で注入しないこと、②許容量を上回る脂肪を注入しないこと、そして、③採取した脂肪に含まれる不純物をできるだけ排除し、かつ幹細胞が豊富な脂肪を注入することです。
特に幹細胞(脂肪細胞になる前段階の脂肪)については、その存在が脂肪の定着に大きく寄与することが明らかになっています[9]

以下では、不純物が少なく幹細胞濃度が豊富な脂肪注入にはどういったものがあるかについて具体的にご紹介しています。

コンデンスリッチファット(CRF)

荷重遠心分離で、役に立たない脂肪やオイル、水分、麻酔液を排除し、定着に必要な元気な脂肪細胞と脂肪幹細胞を濃縮(コンデンス)します。荷重遠心分離とは、採取した脂肪に特殊なおもり(ウェイトフィルターといいます)を乗せた状態で遠心分離にかける特許技術です。こうすることで、直径が大きい脆弱な細胞を壊し、脂肪幹細胞の密度を高めます。採取できた脂肪量が少なくても効率的なバストアップを期待できる点が特徴です。1度の注入でバストアップ可能なサイズは、1-2カップになります(それ以上のサイズアップを希望する場合は、複数回の注入が必要です)。

セルチャー豊胸(培養幹細胞豊胸)

再生医療の技術を駆使した豊胸手術です。脂肪の定着に有利に働く幹細胞を人口培養で1,000万個にまで増殖させ、CRF(コンデンスリッチファット)に添加して注入します。この時、幹細胞の培養に必要な脂肪量はわずか20ccと、SVF(非培養幹細胞)豊胸で幹細胞を抽出する際に必要な脂肪量の1/10程度。脂肪量の少ないやせ型の方でも無理なく受けていただくことができます。
なお、この施術は「第二種再生医療等提供許可施設」として国から許可を得た施設だけが提供可能です。施術をご希望の際には、この許可を取得しているか、あらかじめ医療機関に確認されることをお勧めします。

再生成長豊胸【バストグロウ】とは?

最近、一部のクリニックでは再生成長豊胸(バストグロウ)なる施術が行われています。
同じ「再生」という言葉が使われていますが本施術とは全く異なりますのでご注意ください。

セルチャー豊胸(脂肪注入豊胸)の脂肪加工プロセス

【体験談あり】ダウンタイムが軽いエクソソーム豊胸とは?

今、当院では「エクソソーム豊胸」という脂肪豊胸をおすすめしています。
エクソソーム豊胸は、バストアップ効果やダウンタイム症状の軽さといった点で、従来の豊胸術を上回るメリットがあります。

体験談動画はこちら↓

バストアップ効果

長期にわたるバストアップ効果を望む場合、脂肪豊胸による脂肪の定着率がカギとなります。
エクソソーム豊胸では、幹細胞から分泌されるエクソソームだけを抽出し、これを脂肪に添加してバストに注入します。エクソソームは、新しく脂肪細胞や血管を作るよう働きかけることで、注入した脂肪が生き残りやすい環境を整えます。これによって、脂肪の定着率の大幅なアップや、これまで以上のバストアップ効果が期待できます。

エクソソームの働き

ダウンタイムの軽減

エクソソームには、損傷を受けた細胞に集まり、その修復を促すように働きかける性質があります。そのため、従来の脂肪豊胸と比較してもダウンタイム症状が軽く、期間も短くなる傾向が見られます。

コンデンスリッチ豊胸とエクソソーム豊胸のダウンタイム比較

施術名 エクソソーム豊胸
施術概要 太もも、腹部などの皮下脂肪を採取し、そこから老化細胞や血液等の不純物を特許技術の遠心濾過で除去。これに幹細胞由来のエクソソームを加えてバストの皮下に注入する豊胸手術。
施術費用(標準モニター) ¥1,004,000(税込¥1,104,400)
モニター募集に関して詳しくはこちらをご覧ください。
▷脂肪定着率向上で美バストへ!【エクソソーム豊胸モニター】
施術の副作用・リスク 施術後には一定期間、痛み、浮腫み、内出血、こわばり等の症状が見られることがあります。また、この他にも予期しない症状が現れる可能性がありますので、術後異常を感じた際には速やかにご相談ください。

値段の見方

次に、豊胸手術の値段相場をお示ししましょう。ここでは、1回の施術にかかる費用だけでなく、長期的に見てリーズナブルな方法は何かといった視点でも比較してみようと思います。単純に値段だけで決めてしまうと、結果的に後悔することもあるかもしれません。どういうことか、詳しくご説明しましょう。

施術1回分の値段はどの豊胸術がお得?

単純に1回あたりの施術料金を比較すると、1カップ程度(約100cc)の豊胸と考えた場合、リーズナブルなのはヒアルロン酸豊胸やアクアフィリング豊胸などのフィラー系の豊胸術。次がシリコンバッグ 豊胸で、さらに脂肪注入豊胸と続きます。また、脂肪注入豊胸は非常にバリエーションが豊富なので、各クリニックが採用する手法によって値段にもばらつきが見られます。

長い目で見ると、どの豊胸術がお得?

次に、豊胸手術の値段を費用対効果という点で見てみようと思います。
下の図はシリコンバッグ豊胸、ヒアルロン酸豊胸、脂肪注入豊胸という主だった豊胸術の、豊胸効果と持続期間の関係を、私見に基づいて図式化したものです。
ヒアルロン酸豊胸やアクアフィリング豊胸は長くて数年で効果が失われてしまいますので、費用対効果という面ではあまりおトクとは言えそうにありません。またシリコンバッグ は長くて10年で寿命を迎えますので、そのタイミングで効果が一気に失われてしまいます。効果を維持しようと思ったら、10年ごとに100万円近い費用がかかるわけです。
こう見ると、脂肪注入豊胸は、脂肪が定着する間に多少サイズダウンする可能性がありますが、脂肪は一度定着してしまえば組織の一部として体内に止まりますから、長い目で見ると非常に費用対効果の良い豊胸術と言えます。

豊胸の効果と持続期間のイメージ(シリコンバッグ豊胸、ヒアルロン酸豊胸、アクアフィリング豊胸、脂肪注入豊胸)

豊胸手術の値段と効果はどう捉えるべきか?

豊胸を望む理由によって、その判断基準は変わってくるものです。ヒアルロン酸豊胸は早期に効果が失われますが、逆にそれが良い(効果が長く続いて欲しくない)と考える方もいます。シリコンバッグ豊胸はバッグの寿命が来た時点で一気に効果が失われますが、サイズを自由に選ぶことができます。ここにお示しした指標は、あくまで考え方の一つとして参考にしていただければ幸いです。結局は、豊胸で何を最優先したいのかで、選択が変わってくるのだと思います。

痛いのはどの豊胸術?

豊胸手術を検討される方が最も気にされることの一つが痛みについてです。
痛みに弱いという方は是非ご確認ください。

最も痛いのは大胸筋下へのシリコンバッグ挿入

全ての豊胸術を試した経験があるという方はほとんどいらっしゃらないと思いますし、痛みの感じ方は人それぞれです。
ですから、実際どの豊胸術が痛いのか、どの程度痛むのか、正確なところは「よくわからない」と言わざるを得ません。
ただ、施術の内容から考えて、おそらく最も痛いだろうと思われる方法は、大胸筋下へのシリコンバッグ挿入 だと考えます。
胸の大胸筋を一度剥離し、その下にシリコンバッグを入れるわけですから、体への負担が大きいことは容易に想像できます。

シリコンバッグ豊胸だから痛いわけではない

シリコンバッグ豊胸では、他の豊胸術に比べて切開部位が大きくなります。つまり体への負担が大きいわけです。だとすると「シリコンバグ豊胸=1番痛い豊胸術」となりそうですが、実はそうとも限りません。
乳腺下に挿入した場合などは、意外に痛くないとい う方もいらっしゃいます。痛いのはあくまで大胸筋下に挿入した場合です。
ただ、日本人は痩せた方が多いので、シリコンバッグ豊胸を希望される方の中には、大胸筋下への挿入を選ばれる方が少なくないというのは事実です。なので、「シリコンバッグ豊胸=痛い豊胸術」というイメージが定着しているのかもしれません。

痛みに弱い人は何を選ぶべき?

もしあなたにとって「痛くないこと」が高い優先順位を占めているなら、まずは大胸筋下へのシリコンバッグの挿入は選択肢から外してください。
それ以外の中から、ご要望を叶えられそうな方法を選ばれると良いと思います。
脂肪注入豊胸の場合は、 脂肪吸引を行なった部位もダウンタイムがある ので、その点だけ押さえておいてください。ちなみに脂肪吸引の痛みを減らすには、脂肪の周辺組織を傷つけずに脂肪だけを上手に吸い出す必要があります。そのための設備や技術のあるクリニックで検討されると良いでしょう。

失敗しないコツは、なりたい自分を具体的にイメージすること

豊胸手術にはそれぞれにメリットとデメリットがあります。その中から一つを選ぶ際に重要なのは、まず出どころが確かな信頼できる情報を集めること。そして、自分の理想に最も近づくことができる方法は何か? という視点で考えていただくのがベストだと思います。
もし今迷っていらっしゃるなら、豊胸することでどうなりたいか、今一度そのイメージを膨らませてみてはいかがでしょうか。当院のドクターたちは、そうした気持ちの整理と決断を後押しするつもりでカウンセリングに臨んでいます。ご相談は随時受け付けておりますので、まずは気軽にご連絡ください。

コラムのポイント

  • 豊胸手術で失敗しないための第1歩は、正しい知識を身につけること
  • 次に、豊胸することでどうなりたいのかを具体的にイメージすること
  • これらを踏まえれば、きっと満足できる豊胸手術が受けられる

よくある質問

  • 豊胸後はいつから性行為が可能ですか?

    個人差はありますが、痛みやむくみが落ち着く2週間程度から可能です。
    ただし、胸を揉む行為はトラブルの原因になり得ます。脂肪注入豊胸は3ヵ月ほど、シリコンバッグ豊胸も1ヵ月は避けた方が良いです。

  • 豊胸手術で、 1カップUPするための目安はどれくらいですか?

    ヒアルロン酸豊胸の場合、片胸100㏄の注入で1カップ程度のUP、シリコンバック豊胸の場合は片胸100ccで1カップ程度のUPが目安になります。脂肪注入豊胸は、片胸150㏄の注入で1カップ程度のUPが目安です。

    【ヒアルロン酸豊胸】
    片胸100㏄の注入で1カップ程度のUPが目安になりますが、効果の持続期間は、短いものだと1ヶ月、長いものでも2年程度で、ほとんど体に吸収されてしまいます。そのため、バストの大きさは注入直後が一番ボリュームがある状態となり、その後は少しずつ小さくなるとお考えください。

    【シリコンバック豊胸】
    片胸100ccで1カップ程度のUPが目安になります。シリコンバッグは、1度挿入してしまえば、バッグが破損しない限りそのボリュームを保ち続けることができますが、経年劣化が避けられないので、10年前後で交換が必要になります。

    【脂肪豊胸】
    片胸150㏄の注入で1カップ程度のUPが目安になります。脂肪は注入しても、ある程度は体に吸収されてしまうので、ヒアルロン酸豊胸やシリコンバッグ豊胸と比べると、少し多めにバストに入れる必要があります。一方で、術後6ヶ月ほど経つと脂肪が定着し、そこからボリュームが落ちることはほとんどありません。

  • 豊胸手術の効果は何年持ちますか?

    方法によって異なります。
    ヒアルロン酸は体内に吸収されるため、効果は半年~2年程度です。シリコンバッグの平均的な寿命は10年前後で、トラブルが生じた場合は抜去か入れ替えが必要です。
    脂肪注入豊胸の効果は、脂肪が定着すれば半永久的に続きます。ただし加齢や体重変化の影響を受けて、もともとの胸のように自然にしぼんだりたるんだりすることはあります。

  • 豊胸手術にはたくさんの種類があり、どのように決めるのがいいのか、またどこのクリニックが良いかなどわかりません。

    まずは、ご自身の理想とするバストをイメージしていただくことが大切です。クリニック選びでは、時間をかけて複数のクリニックを比較し、じっくり見て決めていただく方が安心かと思います。

    【豊胸手術を選ぶ際のポイント】
    イメージしていただくにあたり、感触や見た目(形)、どのくらいの期間長持ちするか、価格などを見ていただくのがよろしいかと思います。また、各施術によって特徴(メリットやデメリット)がございますので、それらを踏まえたうえで決めていただくことがおすすめです。特に、豊胸手術では、ダウンタイムを不安に思う方が少なくないため、こうした点も比較の対象とするとよいでしょう。

    【クリニックを選ぶ際のポイント】
    クリニック選びでは、術後のケアや保証対応がどのようになっているのか確認することが重要です。また、ホームページや広告だけでメニューを理解することは難しいため、直接来院し、院内の雰囲気に触れながら、実際にカウンセリングを受けることも大切です。その際に、ドクターやスタッフの対応も見ておくこともポイントで、強引にオプションを勧めてきたり、契約を急かしてくる、質問に対する回答が曖昧な場合は要注意です。

    もし、現段階でご自身にどういった施術があっているか迷っている場合、
    当院では無料カウンセリングも行っておりますのでお気軽にご相談ください。ドクターが直接バストを確認し、お一人おひとりにあった施術をご提案いたします。

  • 豊胸手術では、1回の施術でどのくらいバストが大きくなるのでしょう

    個人差はありますが、1回の施術でおおよそ1~2カップのバストアップが期待できます。
    ヒアルロン酸豊胸の場合、1カップ程度。シリコンバック豊胸の場合は挿入したバッグの大きさに応じてサイズアップします。脂肪豊胸の場合、1~2カップ程度です。

    【ヒアルロン酸豊胸】
    ヒアルロン酸豊胸を行うクリニックの多くは、その注入量に片胸100〜200㏄までの限度を設けています。理由は、1度に大量のヒアルロン酸を注入してしまうとしこりや炎症の原因となるからです。これは、被膜(注入したヒアルロン酸を囲むようにできる膜)が分厚くなり、分解されずにバスト内に残ることで起こります。

    【シリコンバック豊胸】
    シリコンバッグ豊胸は、個人によって挿入できるバックのサイズ(量)が異なります。バスト内のスペースには個人差があり、そのスペースの範囲によって挿入できるサイズを判断するからです。ただし、シリコンバックを挿入する場合、破損や10年前後で劣化する可能性、また今後、乳がん検診(マンモグラフィー)が受けられくなる場合があることなどを十分に考慮する必要があります。

    【脂肪豊胸】
    脂肪豊胸の場合、しっかり定着させるために、片胸250ccまでと定めています。これは、国際美容医療研究会で、美容外科医たちが意見を交わし、導き出された量です。一度の施術で多くの脂肪を入れてしまうとバスト内のスペースが窮屈になり、せっかく注入した脂肪が壊死したり、しこりとなってしまうため危険です。個人によって脂肪を注入できるバスト内のスペースが異なるため、スペースの広さに応じて注入する量を調節しますが、大幅なバストアップをご希望される場合は、複数回の注入がおすすめです。

  • THE CLINIC の豊胸術にはどんな種類がありますか?おすすめは何です

    当院は脂肪注入豊胸専門のクリニックです。よって扱う豊胸術は全て脂肪注入豊胸なのですが、その中でもいくつか種類が分かれています。

    【4種類の脂肪注入豊胸をご提供中】
    最もオードソックなのはコンデンスリッチ豊胸ですが、これを軸にコンデンスビブラ豊胸アンダーブーブ豊胸エクソソーム豊胸があります。

    【人気の施術、おすすめの施術は?】
    過去1年の手術件数を比較すると、エクソソーム豊胸が1,257件、コンデンスビブラ豊胸は172件、コンデンスリッチ豊胸が58件、アンダーブーブ豊胸は6件で、エクソソーム豊胸が圧倒的な割合を占めています(2022年1月〜2023年4月までを集計)。
    エクソソーム豊胸は、通常のコンデンスリッチ豊胸にエクソソームを添加するという施術なのですが、現在、そのエクソソームの添加が実質無料で受けられるキャンペーンを実施中です※。こうした背景から、エクソソーム豊胸が人気になっていると考えられます。

    ※本キャンペーンは予告なく終了することがございます。気になる方はお早めにお問い合わせください。

  • 手術から何日ぐらい休む必要がありますか?

    だいたい3日程度休まれる方が多いです。

    術後3日間ぐらいが痛みのピークなので、その間は休まれる方が多いです。初めて手術を受ける方は、そのぐらい時間を取られると良いでしょう。ちなみに当院のスタッフの中には翌日から出勤した者もおります。歩けないというほどではなありません。

当院には、
多種多様な専門医・認定医・学会員が
在籍しています

<専門医/認定医>

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<所属学会>

日本外科学会、日本臨床外科学会、日本胸部外科学会、日本消化器外科学会、日本形成外科学会、日本呼吸器学会、日本内視鏡外科学会、日本泌尿器科学会、日本美容外科学会(JSAS)、日本美容外科学会(JSAPS)、日本乳癌学会、日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会、日本内分泌外科学会、日本甲状腺外科学会、日本頭蓋顎顔面外科学会、日本麻酔科学会、日本蘇生学会、日本臨床モニター学会、日本心臓血管麻酔学会、日本老年麻酔学会、日本臨床麻酔学会、日本医療ガス学会、米国麻酔学会(ASA)、米国形成外科学会(ASPS)

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