MTFのための豊胸術 男性の症例で効果検証

MTFのための豊胸術 男性の症例で効果検証

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近年、MTFの方の豊胸ニーズが少しずつ高まってきています。男性でもちゃんとバストアップできるのか、豊胸術はどれがいいのか、料金は女性と違うのかなど、豊胸をしようか悩んでいるMTFの方が気になるであろうポイントについて、症例をまじえて解説します。このコラムが、豊胸したいけどなかなか踏み出せない、という方が勇気を出すきっかけになれば幸いです。

この記事の監修ドクター

帯包 雄次郎
帯包 雄次郎 医師

男性でも豊胸が可能

THE CLINIC は男女関係なく、ゲストお一人おひとりの「美しくなりたい」という願望をサポートしています。豊胸を希望される場合は、過去・現在の治療歴を伺い、体の状態を診察したうえで、施術のアドバイスをさせていただきます。「ふっくらバストにしたい」とご相談に来られ、実際に豊胸されたMTFのゲストもいらっしゃいます。

MTFの方に適した豊胸術は脂肪注入

男性の豊胸には、どの豊胸術が適しているのでしょうか?代表的な3つの豊胸術(シリコンバッグ豊胸、ヒアルロン酸豊胸、脂肪注入豊胸)を例に、向き不向きを比較しました。脂肪専門クリニックである当院では、MTFの方に脂肪注入豊胸をおすすめしています。

シリコンバッグ豊胸 ヒアルロン酸豊胸 脂肪注入豊胸
サイズ 希望に応じて選択可能 1カップ程度 1.5カップ〜2カップ程度
触感 違和感を感じやすい 違和感を感じやすい 自然な柔らかさ
持続性 10年前後 数ヶ月〜数年 長期的
メリット
  • 確実にバストアップできる
  • 料金が安価
  • 注入だけなので手軽
  • 生来のバストと変わらない自然な形と触感
デメリット
  • シリコンバッグの形が皮膚表面に出やすい(男性は女性に比べ、バストの脂肪が少ないため)
  • 数ヶ月〜数年で効果がなくなる
  • しこりになる場合がある
  • 脂肪量の少ない男性の場合、硬さが顕著に感じられる
  • 脂肪吸引の技術がないと、十分な量の脂肪を集められない
  • 脂肪吸引した個所にもダウンタイムがある
  • しこりになる場合がある
男性への推奨度 バツ サンカク マル

シリコンバッグ豊胸

シリコンバッグ豊胸

一般的に、男性は女性に比べて脂肪量が少ないです。シリコンバッグ豊胸の場合、大幅なバストアップはできますが、無理にバッグを入れてしまうとバッグの輪郭が皮膚にはっきりと出てしまい、不自然な見た目と硬い触感のバストになってしまいます。

ヒアルロン酸豊胸

ヒアルロン酸豊胸

ヒアルロン酸豊胸は安価で手軽ですが、触った感触は意外に硬くなります。豊胸用のヒアルロン酸は、体内に吸収されにくいように少し硬く作られているのです。女性の場合は乳腺下に注入しますが、男性は乳腺がほとんどないため、皮下への注入となります。皮下は皮膚の表面に近いため、触感などに違和感が出やすいです。また、大量注入してしまうと、しこりになる可能性もあります。

脂肪注入豊胸

脂肪注入豊胸

脂肪注入豊胸は、見た目、触感ともに最も自然な仕上がりが期待できます。
ヒアルロン酸と同様、大量注入や1ヶ所に塊で注入してしまうと、しこりになる可能性もありますが、しこりについては、質のいい脂肪を正しい量、方法で注入すれば回避が可能です(この後の「脂肪注入豊胸をおすすめする理由」で詳しく解説します)。

豊胸の効果を症例で検証① 脂肪注入と乳房拡張機器の併用

29歳男性。2年前から週に1回ホルモン注射(エストロゲン)を行っている方です。
他院で豊胸の相談をしたところ、脂肪注入豊胸はできないと言われたとのこと。その後、どうしても脂肪で豊胸したいということで、当院へご相談に来られました。胸はボリュームにはそこまでこだわらず、女性らしい印象の見た目にしてほしい、とのご希望でした。

施術前

女性ホルモンの投与を行っているため、乳腺が発達しており、すでに普通の男性よりも乳房のボリュームがある状態です。さらにバストアップするために、脂肪注入に乳房拡張機器を併用するコンデンスビブラ豊胸を行いました。

男性豊胸の術前写真

コンデンスビブラ豊胸とは?

コンデンスリッチ豊胸に乳房拡張機器「BEbra(ビブラ)」を併用した豊胸術です。ビブラはお椀型の機器で、バストに吸着させて陰圧をかけることで皮膚を伸ばします。こうすることで皮下組織も拡張し、脂肪が注入できるスペースが増え、さらなるバストアップが期待できます[1]。さらに、機械的に作られた組織損傷時の修復反応によって幹細胞が活性化されるため[2]、定着を高める作用が期待できます。

乳房拡張機器・ビブラの仕組み

ビブラ装着後

まだ豊胸術は行っていませんが、皮膚が伸び、バストが大きくなっていることがお分かりいただけると思います。ここに採取した脂肪から不純物を除去したクリーンな脂肪・コンデンスリッチファットを注入します。今回は太ももと腰から脂肪を採取し、片胸に172ccずつ注入しました。
※ビブラは皮膚に陰圧をかけるため、外した直後は肌の色に変化がありますが、時間が経てば戻るのでご安心ください。

ビブラ装着後の写真

術後1ヵ月

脂肪注入から1か月後の写真です。注目すべきは下乳部分のボリュームです。ビブラ装着前はバストトップからアンダーバストまでの距離が短かく、ほとんどスペースがありませんでしたが、ビブラを付けたことでアンダーバストまでの距離が伸び、よりふっくらとした女性らしいバストに仕上がりました。

脂肪注入豊胸の術後写真

術前・術後を比較

術前・術後の写真比較です。比較してみると術前は下向きだったバストが上向きになり、全体がボリュームアップしていることがわかります。丸く女性らしいフォルムのバストに仕上がりました。

豊胸前後の写真

施術名 コンデンスビブラ豊胸
施術概要 乳房拡張機器「BEbra(ビブラ)」を、コンデンスリッチ豊胸の施術前に使用し、脂肪が定着しやすいコンディションを整える。その後、太もも、腹部などの皮下脂肪を採取し、そこから老化細胞や血液等の不純物を遠心濾過で除去。これをバストの皮下に注入する。
施術費用(標準モニター) ¥1,064,000(税込¥1,170,400)
モニター募集に関して詳しくはこちらをご覧ください。
▷女性らしい柔らかバストに【コンデンスビブラ豊胸モニター募集】
施術の副作用・リスク 施術後には一定期間、痛み、浮腫み、内出血、こわばり等の症状が見られることがあります。また、この他にも予期しない症状が現れる可能性がありますので、術後異常を感じた際には速やかにご相談ください。

豊胸の効果を症例で検証② 脂肪注入で作るくっきりバストライン

ホルモン剤を内服中の48歳男性ゲストです。女性のように全体的に大きな胸にしたい、とのご希望でした。

施術前

平均の男性よりもふくよかな方です。女性ホルモン剤の使用もあって、すでに普通の男性よりも乳房のボリュームがあります。皮膚の伸びが悪く、バストトップからアンダーバストまでのスペース(いわゆる下乳の部分)もかなり狭かったため、術前にビブラで皮膚を伸ばし、さらに下乳にアプローチする上向きバスト豊胸を行いました。

男性豊胸の術前写真

上向きバスト豊胸とは?

IMF(下乳のライン)を形成する技術を取り入れた脂肪注入豊胸術です。こちらのケースではバスト下のお腹の皮膚を引き上げ、特殊な糸で下乳のラインに留めることで、バストのスペースを増やしました。そうすることで、より多くの脂肪が注入できるようになり、ふっくらとした丸いラインのバストが実現します。

上向きバスト豊胸の仕組み

術後1か月

上向きバスト豊胸から1か月後の写真です。お腹の皮膚を引き上げたことで、ボリュームアップと同時にくっきりとした下乳のラインができました。真ん中と脇の小さな傷は皮膚を糸で引き上げた跡です。傷も皮膚の引き攣れも時間の経過とともに目立たなくなるので、ご安心ください。

脂肪注入豊胸の術後写真

術前・術後を比較

術前は少しふくらみがある程度だったバストが、上向きバスト豊胸で下乳のラインを作ったことで、よりふっくらと丸みを帯びてバストアップしました。大きさだけでなく、バストの形にもこだわることで、きれいなバストラインに仕上がっています。

豊胸前後の写真

施術名 上向きバスト豊胸
施術概要 太ももや腹部などの皮下脂肪を採取し、そこから不純物を遠心濾過で除去。IMF(乳房下縁)より下の皮膚を糸で引き上げたり、針で組織の結合を緩めて下乳のスペースを増やしたところに、脂肪を注入する。
施術費用(標準モニター) スレッド法:¥1,064,000(税込¥1,170,400)
モニター募集に関して詳しくはこちらをご覧ください。
▷美乳3条件を叶える【上向き豊胸モニター募集】
施術の副作用・リスク 施術後には一定期間、痛み、浮腫み、内出血、こわばり等の症状が見られることがあります。また、この他にも予期しない症状が現れる可能性がありますので、術後異常を感じた際には速やかにご相談ください。

脂肪注入豊胸をおすすめする理由

MTFの方の豊胸で脂肪注入をおすすめする理由をご紹介します。

①柔らかく自然な仕上がり

脂肪定着後は、どの豊胸術でも叶わない、やわらかで自然なバストに仕上がります。
当院の脂肪注入には、採取した脂肪から不純物を除去したクリーンな脂肪「コンデンスリッチファット」を使用します。質のいい脂肪は高い定着率が期待できます。さらに、バストの容量にあった脂肪量で分散注入を行うことで、しこりのリスクも回避することが可能です。[3]

脂肪注入豊胸の量と注入方法

②長期間効果が持続

豊胸術ごとの持続期間を比較

一度脂肪が定着すれば、シリコンバッグやヒアルロン酸のように定期的なメンテナンスの必要はありません。生来のバストと同じように、バストの自然なボリュームが長期間持続します。

男女の脂肪注入豊胸の違い

男性豊胸も、その施術方法は基本的に女性の場合と変わりません。とは言え、男性は女性とバストの作りが違い、その他の身体的な違いもあります。ここでは男性ならではの特徴とその特徴に合わせた当院の施術方法についてご紹介します。

男性の特徴① 筋肉質で脂肪が少ない

一般に、男性は女性よりも皮下脂肪が少ないので、脂肪の採取が困難です。当院のゲストの中には、他院で脂肪の採取は難しい、と断られてしまった、という方もいらっしゃいます。この問題を解決するために、当院では、皮下脂肪の約90%が除去可能なベイザー脂肪吸引を採用しています。ベイザー脂肪吸引は、従来の脂肪吸引ではアプローチが難しかった、皮膚の表層近くの脂肪も無理なく除去でき、脂肪が少ない方でも隅々まで脂肪吸引して注入脂肪を集めることが可能です。
ベイザー脂肪吸引を扱うにはドクターの技術も重要で、施術を行うには認定資格が必須です。当院のドクターは全員、ベイザー脂肪吸引の認定資格を取得しています。また、世界的な権威ドクターが行うベイザーのトレーニングセミナーにも参加するなど、脂肪吸引の技術の研鑽にも努めています。

従来の脂肪吸引とベイザー脂肪吸引の比較

男性の特徴② バストにふくらみがなく、皮膚が伸びにくい

脂肪注入豊胸のしこり

ふくらみのない男性のバストには脂肪を注入できるスペースがほとんどありません。この状態で無理に脂肪を注入しても、バストアップにつながりません。狭いスペースに無理に脂肪を注入してしまうと、バスト内に高い圧力がかかって注入した脂肪に十分な血流が届かず、定着しないからです。悪くするとしこりになってしまうこともありえます。
バストアップするためには、脂肪注入を行う前に皮膚を伸ばし、注入できるスペースを増やす必要があります。それを可能にしたのが、症例で紹介した乳房拡張機器・ビブラです。男性豊胸の場合、ビブラは必須と言えます。ビブラを装着することで、バストの皮膚が伸び、男性でも女性らしいかたちでのバストアップが期待できるのです。

男性豊胸のよくある質問

男性豊胸のお問い合わせで、よくある質問をまとめました。

Q. 男性の場合、豊胸の料金はいくらになりますか?

豊胸料金イメージ

A. 料金は男性も女性も同じ金額です。
男性はバストの皮膚が伸びにくいことが多いため、乳房拡張機器を併用するコンデンスビブラ豊胸をお勧めすることが多いです。

Q. 男が美容クリニックに行ったら目立ちますか?人目が気になってなかなか勇気が出ません。

クリニック待合室イメージ

A. 当院は完全予約制なので、他のゲストと鉢合わせる心配はございません。
ご来院後は、あなただけのプライベート空間をご提供します。待ち合いで誰かに見られたり、男性だから目立ってしまうということはございませんのでご安心ください。

Q. MTFでホルモン治療はしていないのですが、豊胸できますか?

ホルモン治療イメージ

A. はい、可能です。ただ、ホルモン治療を行っている方が効果が出やすいと思います。
女性ホルモンを投与すると乳腺組織が発達し、元のバストが大きくなっていることが多いです。その方が皮膚も伸びやすく、乳腺の下にもスペースができるので、より多くの脂肪注入が可能になります。
ホルモン治療をしていない場合は、乳腺の発達がないので、脂肪を注入できるスペースが狭く、皮膚の伸びもあまりよくないです。そのため、ホルモン治療をされている方よりも効果が出にくい可能性があります。

Q. 過去に他院でヒアルロン酸豊胸をしたのですが、脂肪注入豊胸はできますか?

バストのエコー検査イメージ

A. 可能です。その場合、脂肪注入を行う前に、バストにヒアルロン酸が残っていないか、エコー検査を行います。
残っている場合は、ヒアルロン酸の除去が必要です。もしヒアルロン酸の中に脂肪注入をしてしまうと、その中で脂肪が壊死し、しこりになってしまいます。また、除去後もヒアルロン酸が入っていたスペースが残っている状態だとそのスペースに脂肪が塊で入ってしこりになる可能性が高いです。そのため、除去から1か月程度時間を置き、ヒアルロン酸が入っていたスペースが閉じたことを確認してから脂肪注入豊胸を行います。

バストのお悩みをクリニックがサポート

MTFで豊胸を考える方の中には、なかなか相談ができず、長く悩んでいる方も少なくないと思います。まずはそのお悩みを、私たちにお伝えください。当院では電話・メール相談やLINE個別相談も受け付けております。また、カウンセリングも完全予約制で、他ゲストと鉢合わせることはございませんので、安心してご来院くださいませ。あなたのお悩みや希望をヒアリングしたうえで、最適な施術をご提案いたします。

コラムのポイント

  • MTFの方も脂肪注入豊胸+αでバストアップが可能
  • シリコンバッグやヒアルロン酸では叶わない自然で柔らかな仕上がりを実現
  • 完全予約制だから人目を気にする心配なし

<監修医師紹介>

帯包 雄次郎

帯包 雄次郎 (THE CLINIC 医師)

■経歴
  1. 2002年
    東京科学大学(旧・東京医科歯科大学) 卒業
  2. 2002年
    東京科学大学病院 脳神経外科 入職
  3. 2006年
    亀田総合病院 脳神経外科 入職
  4. 2012年
    ピッツバーグ大学 脳神経外科 研究員 入職
  5. 2013年
    亀田総合病院 脳神経外科 入職
  6. 2017年
    葛西昌医会病院 脳神経外科 入職
  7. 2019年
    共立美容外科 入職
  8. 2020年
    共立美容外科 池袋院院長 就任
  9. 2022年
    THE CLINIC 入職
  10. 2025年
    THE CLINIC 名古屋院 院長 就任
■資格
コンデンスリッチファット(CRF)療法認定医/VASER Lipo認定医/TOTAL DEFINER by Alfredo Hoyos 認定医
■所属学会
日本美容外科学会(JSAS)
■著書
技術教科書『安全で失敗しない脂肪吸引の手術』(克誠堂出版)

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