目の下のクマ取りは手術?注射?【原因別おすすめ整形法】

目の下のクマ取りは手術?注射?【原因別おすすめ整形法】

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鏡を見るたびに気になる目の下のクマ。寝不足の日だけでなく、ずっと消えずに残り続けるクマにお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。また、目の下のクマは、疲れて老けた印象を与えてしまうため、クマ消し用のコンシーラーが手放せない方も少なくないはず。
・よく「疲れてる?」と聞かれる
・よく「寝不足?」と聞かれる
・表情が暗く見える
・老けて見える

このコラムでは、こんなお悩みをお持ちの方に、その解決法をご提案いたします。

この記事の監修ドクター

大橋 昌敬
大橋 昌敬 医師
(THE CLINIC 総院長 / 日本美容外科学会専門医 / 日本美容外科学会会長

目の下のクマ取り手術、その効果は?

幅広い年代のお悩みとして挙げられ、不健康な印象や老けた印象を与えがちな、目の下のクマ。当院では、脂肪注入によるクマ取り治療をおすすめしています。脂肪注入がクマのどのタイプに効果的かについては、クマの原因別診断、美容整形による目の下のクマ取り治療で詳しく解説していきます。

目の下のクマ治療の症例

施術名 マイクロCRF注入
施術概要 皮下脂肪を採取し、そこから老化細胞や血液等の不純物を特許技術の遠心濾過で除去。この中から粒子の細かい細胞群(マイクロCRF)を抽出して術部に注入するエイジング治療。
施術費用(標準モニター) ¥350,000(税込み¥385,000)
詳しくはこちらをご覧ください。
▶目のクマ・たるみを改善!【お顔の脂肪注入モニター募集】
施術の副作用・リスク 施術後には一定期間、痛み、浮腫み、内出血、こわばり等の症状が見られることがあります。また、この他にも予期しない症状が現れる可能性がありますので、術後異常を感じた際には速やかにご相談ください。

あなたはどのタイプ? 原因別診断【黒クマ・茶クマ・青クマ】

目の下のクマの症状は、主に3タイプ(黒クマ・茶クマ・青クマ)に分けられ、それぞれ原因が異なります。3つのタイプの見分け方をご紹介しますので、鏡をみてご自身がどのタイプがセルフチェックしてみましょう。

上を向くと色が薄くなる人は ▷黒クマタイプ

黒クマタイプ

黒クマは、目の下のふくらみやたるみによる影が原因で黒くみえてしまうクマのことを言います。
見分け方は、上を向いて鏡をみたときに目の下の色味が薄くなるのが特長です。(※中年以降の方は、目の下の色味に変化がない場合があります。)

目の下の脂肪のことを眼窩脂肪(がんかしぼう)と言います。
眼球を支える靭帯がたるむと、眼球が下に下がります。それに伴い、直下ある眼窩脂肪が押し出され、目の下がふくらむようになります。このふくらみが頬との境目を作り、影のようなクマができてしまうのです。
また、加齢による脂肪減少も大きく影響しています。年齢と共に頬の脂肪量が減ることで、目の下との境目がくぼんできます。結果、その段差に影が落ちて、黒クマになってしまいます。

目の下のふくらみができる原因

目の下を引っ張っても変わらない人は ▷茶クマタイプ

茶クマタイプ

目の下を引っ張ったときに色味に変化がない方は、茶クマの可能性があります。
原因は、紫外線のダメージや摩擦での色素沈着がきっかけで起こる、メラニンの増加であることが研究結果で分かっています[1]
目元は皮膚が薄く、外的刺激を受けやすいデリケートな部分でもあります。紫外線予防を怠ったり、激しく擦ってしまうと慢性的なクマとして定着してしまいます。

目の下を引っ張ると色が薄くなる人は ▷青クマタイプ

青クマタイプ

一方、目の下を引っ張ったときに色味が薄くなるのが青クマです。
青クマの原因は血行不良にあります。血の巡りが悪くなると毛細血管内のヘモグロビンが増加します[2]。その結果、皮下の血管が透けて青黒くくすんだように見えてしまうのです。
先にも言った通り、目周りは皮膚が薄いため、皮下の状態が表面上に表れやすく、この症状を助長させる要因になっています。

目の下のクマ取りはマッサージや市販のシートでできる?

目の下のクマの改善方法は、ご自宅でできるセルフケアから、美容クリニックでなければ行えないものまで数多く存在します。
セルフケアの方法としてはマッサージに、市販のクリームやクマ取りシートがあげられます。目の下のクマが軽度であれば、多少の改善や進行の予防は期待できるでしょう。ただし、その方法がクマの種類に適していなければ、効果が得られないか、逆効果となってしまうことがあります。

マッサージが有効な目の下のクマと方法

マッサージで改善や予防が期待できるのは、青クマです。マッサージが、青クマの原因である血行不良の改善につながります。方法は様々ありますが、以下にひとつご紹介します。

<目の下の青クマのマッサージ方法>

目の下のクマ取り(青クマ改善)に効果的なマッサージ法

①まずホットタオルやホットアイマスクで目の周りを温め、血流を良くする。
②マッサージ用のクリームを塗って肌への負担を軽減する。
③指の腹で目の下を軽く押すようにマッサージする。
 その際、目頭⇒目の下の中央⇒目尻⇒こめかみの少し手前の順で行う。
④上まぶたも同様に、目頭からこめかみに向かって指の腹で軽く押す。

目元をこするようなマッサージは厳禁です。摩擦でシワやたるみが増えてしまったり、茶クマだと色素沈着が悪化する可能性があります。

市販のクマ取りシートやクリームが有効なクマの種類

市販のクマ取りシートにはたくさんの種類があり、それぞれ成分が異なります。美白や保湿成分が高いものなら茶クマ向き、遠赤外線で温めるシートなら青クマ向きです。
また、美白作用のある美容クリームは茶クマの色味の改善が期待できます[3]

マッサージやクマ取りシートは予防方法

マッサージなどについてご紹介しましたが、あくまで予防方法のひとつで、劇的な改善は望めません。
数カ月~数年にかけて地道にコツコツと続ける必要があります。そのため、即効性を実感したい方には少し焦れったく感じるかもしれません。
また、黒クマの原因である目の下のふくらみやたるみへの効果は見込めないでしょう。繊細な目元は肌への刺激を最小限にした方が良いので、本来、あまり触らないに越したことはありません。

切らない目の下のクマ取り【3つの美容整形のデメリットとダウンタイム&最新施術情報】

セルフケアがある一方で、美容クリニックでなければ行えない方法(美容整形)もあります。美容クリニックで行われている主なクマ取り治療は大きく分けて3つ。それぞれどのような症状に有効なのか、またどのような治療法なのか、デメリットやダウンタイムの症状や経過も含めて解説します。

黒クマタイプに効果的な手術【脱脂】

経結膜脱脂法

<治療内容>
脱脂(経結膜下脱脂法)とは、クマの原因である目の下のふくらんだ脂肪をメスで切開して取り除く手術で、黒クマに有効です。一般的に「切らない目の下のクマ取り」と言われていますが、実際には切ります。ただ、目の裏の見えない部分からアプローチするため、見た目に傷跡を残さずクマを改善することができます。

<デメリット>
ただし、適応を見極めないとリスクを伴う場合も。特に、中高年の方は脱脂によって皮膚がさらにたるみ、シワを助長させる可能性があります。また、脂肪の取りムラや取り過ぎで、目の下がデコボコになってしまう失敗もあります。
ちなみに、この方法では色素沈着や血行不良は改善できないため、茶クマや青クマには効果がありません。

<ダウンタイム>
脱脂によるクマ取りの術後のダウンタイムには、痛みや腫れ、内出血などが見られます。痛みは軽い鈍痛で数日ほど、腫れや内出血も1~2週間で気にならなくなってきます。

脱脂のよくある失敗と回避法コラムもご覧ください

黒クマタイプに効果的な注射【ヒアルロン酸】

<治療内容>
ヒアルロン酸注射は「クマ取り注射」のひとつの方法で、目の下のふくらみやたるみが原因で起こる黒クマに有効な治療法です。目の下の窪みをヒアルロン酸注射で補うことで、凹凸のないフラットな状態に整えることができます。注射器で注入するだけなので、比較的安価で手軽に施術ができるのが大きなメリットと言えるでしょう。
スネコス注射という、ボリュームではなく真皮の再構築を目的としたヒアルロン酸が近年登場し、青クマの改善に用いられています。

<デメリット>
しかし反面、ヒアルロン酸注射は効果が短く繰り返しの注入が必要という難点もあります。持続期間が数カ月から1年程度なので、長期間効果をキープしたい方にはおすすめできません。また、人工物であることから、仕上がりや色味で不自然さが残る場合があります
また、一般的なヒアルロン酸注射は脱脂と同じく、青クマや茶クマの改善はできません。適応を判断した上で行いましょう。

<ダウンタイム>
ヒアルロン酸注射後も、腫れやむくみ・内出血・痛みなどのダウンタイム症状が現れます。ただヒアルロン酸は3つの施術の中でもっとも症状が軽度なので、数日~1週間前後、内出血が強く出やすい方でも2週間ほどでほとんど分からなくなることが多いです。

黒・茶・青クマ全てに効果的な手術【脂肪注入】

目の下の脂肪注入

<治療内容>
脂肪注入とは、目の下に自身から採取した脂肪を注入する施術です。脂肪注入は黒クマ・茶クマ・青クマと、どのクマのタイプにも効果が期待できる万能的なクマ取り治療です。黒クマの場合は、ボリュームを補填することで凹凸による影を解消できます[4]。また、脂肪は肌の色味に近く、血流改善も見込めるため、茶クマや青クマの改善にも効果的です。
安全面においても人工物ではなく自家組織を活用するため、合併症が起こる心配が少ないことも分かっています。

<デメリット>
他の方法と異なるのは、注入するための脂肪を採取するため、他の部位の脂肪吸引を行います。そのため脂肪採取部位のダウンタイムも生じます。
また、脂肪の質や注入技術によってはしこりが生じることがあります

<ダウンタイム>
目の周りには、多少の腫れや内出血、痛みが生じます。痛みは2~3日、内出血が出やすい目の周りですが、2週間前後で落ち着きますし、メイクでカバーできる範囲です。
お腹や太ももの脂肪吸引のダウンタイムもご心配でしょうが、クマ取りのみなら10cc程度の採取ですので、ダウンタイムはとても軽度です。通常の脂肪吸引ほどの痛みや腫れ、内出血は現れませんのでご安心ください。

クマのタイプ別 美容整形手術

脱脂(経結膜下脱脂法) ヒアルロン酸注入 脂肪注入
治療方法 目の裏側を切開し、眼窩脂肪を取り出す ヒアルロン酸を目の下に注入する 皮下脂肪を採取し、目の下に注入する
適応する
クマの
タイプ
黒クマ
(たるみ)
黒クマ
(へこみ)
黒クマ
/茶クマ
/青クマ
ダウンタイム 1~2週間程度 数日~1週間程度 1~2週間程度
メリット
  • 傷跡を残すことなく、ふくらみを除去できる
  • 比較的安価でできる
  • 注入のみなので手軽
  • 自然な仕上がり
  • 肌質改善効果あり
  • 効果は長期間持続
デメリット
  • 目の下にくぼみや凸凹が生じる可能性がある
  • シワやたるみになる可能性がる
  • 効果の持続期間が短い
  • 青く透けて見える場合がある
  • しこりができる可能性がある
  • 脂肪の採取が必要
  • しこりができる可能性がある

黒クマに第4の選択肢登場!
本当に切らない「モフィウス8」の効果

顔のたるみを強力に引き締めるタイトニング機器「モフィウス8」の施術の様子

「手術は怖い」という方々におすすめなのが、特殊な高周波(RF)とマイクロニードルを組み合わせ、強力なタイトニング効果を生み出す最新機器「モフィウス8」です。
モフィウス8は、皮膚の表面からスタンプの要領で極細針を刺入し、皮下へ直接RFエネルギーを照射するというもので、深度は1~4mmまで細かく調整できます。これにより、真皮、眼窩隔膜、眼輪筋をそれぞれ強力にタイトニング。さらに、突出した眼窩脂肪の減少も期待できるため、手術なしで黒クマを治療できると注目を集めています。モフィウス8が適しているかどうか無料カウンセリングで診断可能です。
です。

40代男性と50代女性のモフィウス8による目の下のたるみ(黒クマ)の治療症例

施術名 モフィウス8
施術概要 スタンプ式にマイクロニードルを皮膚に刺入後、針の先端からRF(ラジオ波)を皮下へ直接照射。針の刺激に対する自然治癒作用と、RFの作用による組織の収縮およびコラーゲンの産生で、たるみの強力な引き締めや肌のターンオーバーを促進を図る。
施術費用(標準モニター) 目の下:¥100,000(税込¥110,000)
詳しくはこちらをご覧ください。
▷ ほうれい線や目の下のたるみ解消【モフィウス8モニター募集】
施術の副作用・リスク 痛み、発赤、腫れ、熱感、浮腫、水疱、色素沈着、熱傷等の症状が見られることがあります。また、この他にも予期しない症状が現れる可能性がありますので、術後異常を感じた際には速やかにご相談ください。

■クマ取り方法選びにお悩みの方へ■
経験豊富な医師が目の下のクマの原因や状態を診断し、最適な方法をご提案します。お気軽にご相談ください。

目の下のクマ取りでおすすめする美容整形

当院では、黒クマ・茶クマ・青クマのすべてのタイプに適応する脂肪注入をおすすめしています。脱脂(経結膜脱脂法)の適応が見られる場合は併用するともあります。
なぜ2つの整形手術を併用するのかというと、脱脂によるシワやたるみのリスクを回避するためです。目の下に影を落とす余分な脂肪を除去した後、足りない部分は脂肪でボリュームを補填します。その結果、安全かつより優れた効果を実現できるのです。
また、クマにお悩みの方の中には、目の下のたるみも同様に悩まれていることが少なくありませんが、この方法なら同時にたるみの改善も期待できます。1回の施術で済むので体に低負担なうえ、切開など大きなダメージを与えることなく施術が可能です。そのためダウンタイムも痛みは軽度の鈍痛が2~3日ほど、内出血も2週間前後、長くても1ヵ月以内には気にならなくなるケースがほとんど。多くの方が3日後にはお仕事に戻られています。

目の下のたるみについては以下のコラムでも詳しく解説していますので、気になった方は併せてご覧ください。
目の下のクマ・たるみ取りで後悔しないために~よくある失敗とその回避法~

脱脂(経結膜脱脂法)+脂肪注入

肌質改善効果のあるマイクロCRFを注入

マイクロCRF

注入する脂肪は、特殊な遠心分離機で不純物を取り除いた、クリーンな脂肪細胞(マイクロCRF)のみを注入しています。
マイクロCRFには、肌質改善効果のある脂肪幹細胞や成長因子が豊富に含まれています[5]。脂肪幹細胞が産生するコラーゲンは、保湿成分に優れており、ハリのあるみずみずしい目元を作る手助けをしてくれます。また、肌を活性化させる成長因子(グロスファクター)は、血行促進や皮膚のターンオーバーを促し、色素沈着によるシミの改善が期待できます[6]
この2つの効果により、脱脂だけでは解消されなかった茶クマや青クマにも目覚ましい効果を発揮します。

しこりを最小限に抑える注入方法

マフトガン

脂肪をやみくもに入れると定着せず、下手をすると壊死してしこりになってしまうことも。こうしたリスクを避けるには、塊にならないように脂肪は細かく注入しなくてはいけません。特に目の周りのような繊細な部分はなおさら慎重に執り行う必要があります。
そこで当院ではマフトガンという特殊な注入機器を使用。このマフトガンというのは、人間の手技では難しい1/90~1/240cc という非常に細かい単位の注入が可能です。細かく丁寧に注入することで、安全かつ自然な目元に仕上がります。

当院で整形手術を受けたゲストの症例を紹介

当院にもクマにお悩みのゲストが数多く来院されます。ここでは実際に脂肪注入されたゲストの症例をご紹介します。

目の下の黒ずんでいたクマが解消(女性/33歳)

目の下の脂肪注入の症例画像 | 目の下の黒ずんでいたクマが解消(女性/33歳)

こちらは黒クマタイプのゲストです。脂肪を注入することで、目元が平らになったことに加え、くすんで見えた色味が改善されました。術後はクマがほとんど目立たなくなり、大変ご満足いただけました。

たるみが改善しハリのある明るい目元に(女性/46歳)

目の下の脂肪注入の症例画像 | たるみが改善しハリのある明るい目元に(女性/46歳)

こちらのゲストは目の下のくぼみが気になって来院されました。年齢による皮膚のたるみも見受けられます。へこんで影になっていた部分に脂肪を注入し、ハリのある若々しい目元を取り戻しました。

大きく広がっていた青クマが目立たなくなりました(女性/30代前半)

目の下の脂肪注入の症例画像 青クマが目立たなくなりました

こちらのゲストは幼少期のころからの青クマでお悩みでした。脂肪注入により特に左側の目の下の段差と色味が改善しているのがお分かりかと思います。

施術名 マイクロCRF注入
施術概要 皮下脂肪を採取し、そこから老化細胞や血液等の不純物を特許技術の遠心濾過で除去。この中から粒子の細かい細胞群(マイクロCRF)を抽出して術部に注入するエイジング治療。
施術費用(標準モニター) ¥350,000(税込み¥385,000)
詳しくはこちらをご覧ください。
▶目のクマ・たるみを改善!【お顔の脂肪注入モニター募集】
施術の副作用・リスク 施術後には一定期間、痛み、浮腫み、内出血、こわばり等の症状が見られることがあります。また、この他にも予期しない症状が現れる可能性がありますので、術後異常を感じた際には速やかにご相談ください。

目の下のクマを改善して❝脱!疲れ顔・老け顔❞

クマを治すためには、ご自身のクマがどのタイプか見極めたうえで、それに合った改善方法を選択することが大切です。仮に間違ったクマ取りを行えば、余計に老け症状を悪化させてしまうことになりかねません。
そうは言っても、今回ご紹介した自己診断では不安に思われる方もいらっしゃるでしょう。そんな方は、美容のプロにお任せするのもひとつの手です。THE CLINICでは、ひとりひとりの状態を正確に診断し、最適なクマ取り治療をご提案します。
なかなか改善されない慢性的なクマにお悩みの方は、まずはお気軽にご相談ください。

コラムのポイント

  • 目の下のクマの症状は主に3タイプ(黒クマ・茶クマ・青クマ)
  • マッサージや美容クリームも症状によっては有効
  • 自分の症状に合ったクマ取り治療を選択することが大切

よくある質問

  • 目の下のクマに加えて、たるみも気になります。改善方法はありますか?

    脂肪注入なら目の下のたるみとクマを同時に改善できます。
    質問者様のように、たるみとクマの両方にお悩みの方は沢山いらっしゃいます。たるみの原因は、クマと同様、脂肪の減少です。加齢で少なくなってしまった脂肪を自身の脂肪で補うことで、双方の症状を解消することができます。
    詳しくは、以下のコラムにも掲載しているのでぜひご覧ください。
    ▷目の下のクマ・たるみ取りで後悔しないために~よくある失敗とその回避法~

  • 20代ですが、目の下のクマ取り手術をうけることはできますか?

    はい、どの年齢層の方でも基本的には可能です。
    近頃は、スマホによる眼精疲労が原因で、若い方でもクマにお悩みの方は少なくありません。目元は元々皮膚が薄い部分ですが、人によっては、皮下の血管が透けやすい方もいらっしゃいます。まずはどのような状態か判断した上で、最適な治療法を提案させていただきます。

  • クマ取り再生注射で目の下のクマは解消されますか?

    おすすめはしておりません。
    再生注射、再生医療をうたったクマ取り治療では、PRP注入が代表的です。自身の血液から抽出した血小板血漿(PRP)を目の下に注射するという治療で、豊富に含まれる成長因子の血流増加やコラーゲン産生の働きから、青クマや茶クマの改善を図ります。
    しかし美容医療診療指針において、顔のシワやたるみに対するPRP単独での治療効果は50%未満とされており、推奨度は低いです[7]。当院でも以前は行っていましたが、改善されても効果が一時的だったり個人差があるなどの理由から、現在はおすすめしておりません。
    また、最近では脂肪溶解注射やヒアルロン酸、bFGFという線維芽細胞増殖因子を混ぜて注射するクリニックがあります。特にPRPにbFGFを添加した治療は、注入部が固くなったり不自然に膨れ上がってしまうといった副作用が多数報告されており、日本美容外科学会で推奨されていない治療法です。もちろん当院でも行っておりません。
    クマ取り注射を受けるにしても、クリニックによって内容が異なるので、どういった目的で何を注射するのか、リスクや副作用なども含め、事前に確認することをおすすめします。

<監修医師紹介>

大橋 昌敬

大橋 昌敬 (THE CLINIC 総院長 / 第112回日本美容外科学会会長 / CRF療法・VASER Lipo技術指導医)

【経験年数】医師歴34年 / 【年間症例数】約300件 / 【学術発表数】論文15件以上・学会発表35件以上

■経歴
  1. 1990年
    久留米大学医学部 卒業
    久留米大学医学部 第二外科 外科学 入局
    (胸部外科学、救急医学、麻酔全般を習得/博士号取得)
  2. 1994年
    Toronto General Hospital(Canada)
  3. 2000年
    聖心美容外科 東京院副院長 就任
  4. 2003年
    聖心美容外科 福岡院院長 就任
  5. 2009年
    THE CLINIC 福岡院院長 就任
  6. 2012年
    THE CLINIC 東京院院長 就任
  7. 2015年
    THE CLINIC 技術指導医 就任
  8. 2017年
    THE CLINIC 統括指導医 就任
  9. 2022年
    THE CLINIC 総院長 就任
  10. 2023年
    第112回日本美容外科学会長就任
■資格
  • 日本胸部外科学会認定医
  • 日本外科学会認定医
  • 日本美容外科学会専門医
  • コンデンスリッチファット(CRF)療法認定医
  • VASER Lipo認定医
  • VASER 4D Sculpt(ベイザー4D彫刻)認定医
  • TOTAL DEFINER by Alfredo Hoyos
  • サーメージ認定医
  • カンタースレッズ認定医
■所属学会
  • 日本外科学会
  • 日本胸部外科学会
  • 日本形成外科学会
  • 日本美容外科学会(JSAS)
  • 日本美容外科学会(JSAPS)
  • アメリカ形成外科学会(ASPS)
■著書
技術教科書『安全で失敗しない脂肪吸引の手術』(克誠堂出版)
豊胸にまつわる30の口コミ都市伝説【噂の「ウソ?」 or「 ホント?」を専門医が徹底解説!】(THE CLINIC)
豊胸手術で失敗しないために絶対に押さえておきたい15の常識(THE CLINIC)

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