助けて!目の下の脱脂でまさかの失敗…その修正方法とは?

助けて!目の下の脱脂でまさかの失敗…その修正方法とは?

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脱脂とは、目の裏側をレーザーメスで切開して、余分な脂肪を取り出し、クマや目袋をなくす施術です。
この脱脂、非常に有効な施術ですが、除去する脂肪量をわずかでも間違えると、大きな失敗へと繋がります。場合によっては、術前よりも見た目が悪くなってしまうことも。実際「脱脂で失敗したので助けてほしい」と修正のご依頼をいただくことも少なくありません。
ここでは、脱脂の施術を受ける際に、リスクとして気をつけておいてほしいこと。また、当院での失敗の修正方法と修正事例についてご紹介します。

この記事の監修ドクター

志田 雅明
志田 雅明 医師
(THE CLINIC 統括院長

実際にあった他院脱脂の失敗と修正事例

目の下の脱脂で失敗しお悩みの方は、実は少なくありません。他院の失敗修正のご相談は増えており、当院ではその多くを脂肪注入で治療しています。
まずは、実際の修正事例をご紹介します。

20代女性の場合

20代の女性です。他院で脱脂したところ、あまり効果がなかったと当院に来院されました。診察したところ取り残しがありましたが、脂肪注入での改善が最善と判断しました。

他院脱脂後に脂肪注入でクマ改善を行った20代女性の症例

50代女性の場合

他院で脱脂してから目元が凹み、老けて見えるようになったとのご相談でした。脂肪注入では、ボリュームアップとともに肌の色味を明るくする改善効果も期待できます。

他院脱脂後に目の下がくぼんでしまいマイクロCRFで修正した50代女性の症例

施術名 コンデンスリッチフェイスマイクロCRF注入
施術概要 皮下脂肪を採取し、そこから老化細胞や血液等の不純物を特許技術の遠心濾過で除去。このCRFやこの中から粒子の細かい細胞群(マイクロCRF)を抽出して術部に注入するエイジング治療。
施術費用(標準モニター) ¥240,000~340,000(税込み¥308,000~374,000)
詳しくはこちらをご覧ください。
【脱脂の失敗修正も|目の下のお悩み無料相談に申し込む】
施術の副作用・リスク 施術後には一定期間、痛み、浮腫み、内出血、こわばり等の症状が見られることがあります。また、この他にも予期しない症状が現れる可能性がありますので、術後異常を感じた際には速やかにご相談ください。

脱脂で後悔するのはどんなとき?知っておいてほしい失敗

目の下のクマと聞くと40代以上に多いイメージがあるかもしれませんが、20代の方からのご相談も少なくありません。よくある失敗をご紹介します。

失敗1: 目の下に凹凸やくぼみが生じることがある

脱脂で脂肪に取りムラがあると皮膚に凹凸が生じることがあります。
また、目の下の膨らみ(眼窩脂肪)は、取れば取るほどクマやたるみの症状が軽くなるものではありません。脂肪を取りすぎると、目袋はなくなるかもしれませんが、目の下がくぼんでかえってクマが目立つことがあります。

失敗2: 効果を感じられないことがある

目の下のクマやたるみだけでなく、さらにその下にある頬の皮下脂肪(メーラーファット)が下垂してしまっている方は、脱脂法だけでは十分に治療しきれずに効果が現れないことがあります。
また、色素沈着や血行不良が原因で起こる茶クマや青クマの場合も脱脂では改善できません。クマの原因に応じて適切な施術を受ける必要があります。

失敗3: 目の下にシワやたるみが増えることがある

中年以降の方に特に多い失敗です。
脱脂を行うことで目の下の皮膚が一層たるんでしまい、シワやたるみが増えてしまう可能性があります。

失敗4: 目の下の肌の色が悪くなることがある

脱脂の際に剥離する範囲が広すぎた場合に見られる失敗です。
剥離した部分が術後硬くなり、色味が悪くなる傾向があります。

■脱脂後に気になる症状がある方へ■
経験豊富な医師が目の下の状態を診断し、分かりやすくご説明します。お気軽にご相談ください。

失敗症状で異なる脂肪注入の治療3ポイント

脱脂失敗の修正方法として脂肪注入が有効ということは、冒頭の事例でご覧いただいた通りです。ただし、脂肪を注入すれば良いというものではありません。
当院では脱脂の失敗症状に応じて、以下のようなことを意識して治療にあたっています。

失敗症状に適した脂肪の種類を選択

マイクロCRFとCRFの脱脂失敗修正の用途の違い

当院では目の下の症状を整えるためにはマイクロCRF、ボリュームが必要な場合にはコンデンスリッチファット(CRF)と、使用する脂肪の種類を変えています。
マイクロCRFは、極めて細かく滑らかな、選りすぐられた脂肪です。皮膚が薄く繊細な目の下を自然に仕上げるのに、とても適した素材と言えます。
また、目の下でも窪みがひどい箇所や、そもそもメーラーファットのたるみなどが原因で頬に立体感を取り戻すことが効果的なケースでは、ボリュームアップが必要です。そのため、マイクロCRFに加工する前のコンデンスリッチファットを使用します。

こちらは通常の目の下のクマ改善ですが、マイクロCRFの他、目の下でも窪みが深い箇所にはCRFを使い分けています。失敗治療においても脂肪の使い分けが有効なのは、冒頭の症例でお分かりいただけるでしょう。

目の下のクマをマイクロCRFとCRFを使い分けて解消した症例

施術名 コンデンスリッチフェイスマイクロCRF注入
施術概要 皮下脂肪を採取し、そこから老化細胞や血液等の不純物を特許技術の遠心濾過で除去。このCRFやこの中から粒子の細かい細胞群(マイクロCRF)を抽出して術部に注入する。
施術費用(標準モニター) ¥240,000~340,000(税込み¥308,000~374,000)
詳しくはこちらをご覧ください。
【脱脂の失敗修正も|目の下のお悩み無料相談に申し込む】
施術の副作用・リスク 施術後には一定期間、痛み、浮腫み、内出血、こわばり等の症状が見られることがあります。また、この他にも予期しない症状が現れる可能性がありますので、術後異常を感じた際には速やかにご相談ください。

失敗の修正目的に応じた注入層の選択

脂肪注入による脱脂の失敗治療は症状によって注入する層が違う

大事なのは、脂肪の種類だけではありません。失敗の症状によって注入層を変える必要があります。それを考慮して行わないと、せっかく治療しても改善効果が得られない可能性があるからです。
例えば、眼窩脂肪の取り過ぎの窪みを改善したい場合は、眼輪筋の下に注入して押し上げます。一方、目の下のくすんだ色味を改善したい場合には、マイクロCRFに豊富に含まれる幹細胞の血流や肌質改善の効果が十分に得られるよう、眼輪筋の上に注入します。

脱脂の修正症例ではありませんが、マイクロCRFでどれくらい目の下の色味が改善できるかを、以下の症例画像でご紹介しておきます。

マイクロCRFの肌質改善効果で茶クマを改善した症例

施術名 マイクロCRF注入
施術概要 皮下脂肪を採取し、そこから老化細胞や血液等の不純物を特許技術の遠心濾過で除去。この中から粒子の細かい細胞群(マイクロCRF)を抽出して術部に注入する。
施術費用(標準モニター) ¥240,000~340,000(税込み¥308,000~374,000)
詳しくはこちらをご覧ください。
【脱脂の失敗修正も|目の下のお悩み無料相談に申し込む】
施術の副作用・リスク 施術後には一定期間、痛み、浮腫み、内出血、こわばり等の症状が見られることがあります。また、この他にも予期しない症状が現れる可能性がありますので、術後異常を感じた際には速やかにご相談ください。

たるみが強い場合にはタイトニング機器も使用

繊細な目の下の引き締めにも対応するタイトニング機器「モフィウス8」

脂肪注入で膨らみを取り戻せば、皮膚のハリも多少は高まるので、脱脂でできたシワの改善が期待できます。ただ、取り過ぎの程度やもともとの皮膚の状態によっては、目の下に強くたるみが生じていることも…。そうしたケースでは、切らないタイトニング施術を使用します。

当院では、目の下のような繊細な部位でも強力な引き締め効果を生み出せる「モフィウス8」を採用。脂肪注入と併用することで、凸凹と同時に皮膚のたるみを解消できるので、より滑らかで自然な仕上がりが期待できるのです。

こちらも修正症例ではありませんが、脂肪注入にモフィウス8を併用しました。タイトニング効果がしっかり得られています。

脂肪注入とモフィウス8で目の下のたるみのクマを改善した症例

施術名 マイクロCRF注入モフィウス8
施術概要 皮下脂肪を採取し、そこから老化細胞や血液等の不純物を特許技術の遠心濾過で除去。この中から粒子の細かい細胞群(マイクロCRF)を抽出して術部に注入する。同時に、マイクロニードルを皮膚に刺入後、針の先端からRF(ラジオ波)を皮下へ直接照射するモフィウス8でたるみの引き締めを行う。
施術費用(標準モニター) 【マイクロCRF】¥240,000~340,000(税込み¥308,000~374,000)
【モフィウス8】¥100,000(税込み¥110,000)
詳しくはこちらをご覧ください。
【脱脂の失敗修正も|目の下のお悩み無料相談に申し込む】
施術の副作用・リスク 施術後には一定期間、痛み、浮腫み、内出血、こわばり等の症状が見られることがあります。また、この他にも予期しない症状が現れる可能性がありますので、術後異常を感じた際には速やかにご相談ください。

当院の治療のこだわりとゲストの体験談

ご説明した他にも、目の下に適した量で細かく脂肪を注入する方法や、脱脂と一緒に行った脂肪注入のしこりにどう対処するかなど、失敗修正では注意するところがあります。
こちらはそうしたポイントを、他院の失敗修正でご来院されたゲストの体験談と併せてご紹介した動画です。参考にご覧ください。

当院では脱脂後の失敗修正もお受けします

脱脂後の失敗修正で最も有効なのは、脂肪注入です。
ただし、失敗の症状によって細かい対処が異なり、それを怠ると二次被害につながりかねません。まずはどんな原因で失敗しているか、その上で何に注意して治療を行うべきかを診断する必要があります。
脂肪専門の当院では、顔の脂肪の分布や立体感まで意識しながら、症状に最適な治療を行っています。無料カウンセリングで、ドクターが診断とアドバイスいたしますので、脱脂に失敗したかもとお悩みの方は、まずお気軽にご相談ください。

コラムのポイント

  • 脱脂はクマの改善に有効だが、適応ややり方を間違うと大きな失敗につながる
  • 万一脱脂で失敗してしまった場合は、脂肪注入(マイクロCRFやCRF)が効果的
  • 脱脂の失敗にお悩みなら、まずは原因や何に注意して治療すべきか相談を

よくある質問

  • 現在40代で施術を希望しています。中年以降の施術はリスクが高いと聞きました大丈夫でしょうか?

    脂肪の少ない中高年の方に多い失敗が脱脂によるものです。
    脱脂は失敗すると目の下の皮膚が一層たるんでしまい、シワやたるみが増えてしまうことがあります。
    このような場合は脂肪注入を行うことでリスクを回避しつつ、目の下のたるみやクマを改善する事が可能です。当院ではゲストの目元のご状況に合わせ最善な方法ご提案いたします。

  • 目の下の脱脂でみられる失敗にはどのようなものがありますか?

    脂肪の取りすぎによるくぼみや皮膚の凸凹、クマが余計に目立ってしまうケースがあります。
    脱脂も有効な方法ではありますが、取り過ぎたり、適応を見誤ると後悔する結果になります。例えば色素沈着や血行不良が原因で起こる茶クマや青クマの場合、効果が見られないこともあります。
    こうした失敗を回避する方法として、当院では脂肪注入をおすすめすることがあります。頬に脂肪を注入しボリュームアップすることで、目の下と頬の境目の溝が解消され、クマやたるみが目立たなくなります。また、脂肪注入では、お顔を切ることなく施術を行うことができます。
    ご状態に応じて臨機応変に対応いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。

  • 目の周りのような繊細な部分に脂肪注入すると、しこりになりませんか?

    細かく分散して注入することで、しこりは回避できます。
    おっしゃる通り、脂肪は闇雲しに注入しても定着せず、逆効果になってしまいます。当院ではマフトガンという特殊な注入機器を用いて、塊にならないように丁寧に注入していきます。
    当院は脂肪施術専門で、脂肪扱いに離れています。その点を多くの方々に信頼していただけていると考えています。

  • 「40代以上で目の下のたるみ取りをすると後悔する」と聞きましたが本当ですか?

    40代以上で目の下のたるみ取り手術を受ける場合、年齢に関連するリスクはあるものの、これらのリスクは適切に管理できます。

    40代以上の方にリスクとして知っておいていただきたいことは、若い頃に比べて皮膚の弾力性が落ちていることと、回復力が低下していることです。弾力性が落ちるとどうしてもたるみやすくなりますし、回復力が低下するとダウンタイムが長引くことが懸念されます。
    とは言え、われわれもプロなのでその辺りはしっかり対応させていただきます。
    具体的には以下の点に配慮しています。40代以上の方であっても、まずは気兼ねなくご相談ください。

    【事前の健康評価】
    術前に、ゲストの全身的な健康状態をきちんと評価します。これには、血圧、心肺機能、血糖値などの基本的なチェックが含まれます。既往歴や現在の服薬状況も考慮されます。

    【適切な期待値の設定】
    事前のカウンセリングでは施術で得られる効果だけでなく限界やリスクについても詳しく説明し、無理に期待値を上げるようなことはしません。

    【適切な施術の選択】
    例えばゲストの方が脱脂を望まれたとしても、ご状態から適切でないと判断した場合は別の施術をご提案させていただくことがあります。美しく仕上げるために、最もリスクのない方法を採用します。

    【術前・術後のケア方法の提示】
    術前の生活で気をつけていただきたいことや、術後の腫れや内出血を最小限に抑えるために行っていただきたいことについて細かくご説明します(お困りごとはLINEで個別にご相談いただけます)。

<監修医師紹介>

志田 雅明

志田 雅明 (THE CLINIC 統括院長)

■経歴
  1. 2001年
    佐賀医科大学入学
  2. 2007年
    佐賀大学医学部医学科卒業
  3. 2009年
    初期臨床研修終了後 佐賀大学 一般・消化器外科 入局
    佐賀県医療センター好生館、佐賀大学医学部付属病院などで外科医として修練
  4. 2013年
    佐賀大学医学部医学科大学院 入学
  5. 2015年
    佐賀大学医学部医学科 博士課程早期卒業 医学博士取得
  6. 2016年
    独立行政法人国立病院機構 東佐賀病院 外科医長
  7. 2017年
    THE CLINIC 入職
  8. 2018年
    THE CLINIC 福岡院院長 就任
  9. 2022年
    THE CLINIC 統括院長 就任
  10. 2023年
    BUST CLINIC 院長就任(兼任)
■資格
  • 日本外科学会外科専門医
  • 日本抗加齢医学会専門医
  • TOTAL DEFINER by Alfredo Hoyos 認定医
■所属学会
  • 日本外科学会
  • 日本消化器外科学会
  • 日本形成外科学会
  • 日本美容外科学会(JSAS)
■著書
技術教科書『安全で​失敗しない​脂肪吸引の​手術』​(克誠堂出版)​

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