糸リフトの効果は?メリット・デメリットや持続期間について徹底解説
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年齢とともに気になってくる、フェイスラインや頬のたるみ。
「切らずに改善したい」「できるだけダウンタイムを抑えつつ、しっかり効果を感じたい」と考える方に選ばれているのが、糸リフトです。
今回は、そんな糸リフトの仕組みや期待できる効果、施術の特徴について、実際の症例を交えながらわかりやすく解説します。
糸リフトとは?挿入のやり方や効果をご紹介
糸リフトの挿入方法は種類によってさまざまですが、ここでは当院で主に使用しているVOVリフトの入れ方をご紹介します。
VOVリフトは、糸に付いたギザギザを皮膚やその他の組織に引っかけることで、皮膚を引き上げ、たるみを改善します。このギザギザを利用して、たるみを物理的に持ち上げていきます。
VOVリフトでは、外筒と呼ばれる筒の中にギザギザの付いた糸が入っており、針を組織に刺してから外筒だけを抜くと、糸のみが皮膚の中に残る仕組みです。中に残った糸を引くことで、皮膚がぐっと引き上げられます。



針の先端が丸いため血管を傷つけにくく、出血がほとんどない点も特徴です。最近の糸は昔に比べて進化していますので、本当にほぼ出血が少なくなっています。傷跡も小さく、施術時間は30分程度と短いため、手軽に受けられるたるみ治療として高い人気があります。
糸リフトの実際の効果
こちらは、当院で実際に脂肪注入と同時に糸リフトを受けたゲストの症例です。加齢とともにたるんだ皮膚を糸で引き上げることで、全体的に引き締まり、若々しい印象へと変化していることがわかります。


| 施術名 | 顔の脂肪注入/VOVリフト |
| 施術概要 | 皮下脂肪を採取し、老化細胞や血液等の不純物を遠心濾過で除去。同時にコグ(突起)のついた吸収性の糸で組織を引き上げる。 |
| 施術費用 | 顔の脂肪注入:1部位 ¥260,000〜550,000(税込¥286,000〜605,000) VOVリフト:¥30,000(税込 ¥33,000)/本〜 ▷【糸リフトの無料カウンセリングに申し込む】 |
| 施術の副作用・リスク | 痛み、浮腫み、内出血、引きつれ、知覚障害など。(※この他にも予期しない症状が現れる可能性があるので、術後異常を感じた際には速やかにご相談ください。) |
こちらは、頬・顎下の脂肪吸引と糸リフトを組み合わせて行った症例です。施術後はフェイスラインがすっきりと整い、「顔が小さくなった」と、ゲストにも大変喜んでいただけました。
顎下の脂肪吸引を行った場合、脂肪を取り除いた後に、皮膚が多少余ることがあります。そこで糸リフトを併用することで、余った皮膚を引き上げ、適切な位置で固定する役割を果たします。
個人差はあるものの、顎下の脂肪吸引を行う際には、このように糸リフトを併用したほうが効果的なケースもあります。そのため当院では、状態に応じて、ゲストへ適切な治療方法をご提案しています。


| 施術名 | ベイザー脂肪吸引/VOVリフト |
| 施術概要 | ベイザー波で脂肪細胞を柔らかく遊離してからカニューレで脂肪細胞を吸引除去し、コグ(突起)のついた吸収性の糸で組織を引き上げる。 |
| 施術費用 | 顔(頬顎)の脂肪吸引:1部位¥270,000(税込 ¥297,000) VOVリフト:¥30,000(税込 ¥33,000)/本〜 ▷【糸リフトの無料カウンセリングに申し込む】 |
| 施術の副作用・リスク | 痛み、浮腫み、内出血、引きつれ、知覚障害など。(※この他にも予期しない症状が現れる可能性があるので、術後異常を感じた際には速やかにご相談ください。) |
糸の種類と当院で使用している糸
糸リフトにはさまざまな種類があり、3ヶ月ほどで溶け始めるものや、半年〜1年ほど効果が持続するものなど、太さや長さ、素材も多岐にわたります。
糸の選択は、それぞれの糸の特徴を正しく理解し、適切に選択できる医師を選ぶことが重要です。

当院では、「VOVリフト」という糸を主に使用しています。柔らかく、筒状の構造をしているため、数ある糸の中でも特に出血が少なく、歪みが出にくい点が特徴です。
糸リフトのメリット
切らずにたるみ改善できる

糸リフトの最大のメリットは、顔を切らずにたるみを改善できる点です。
たるみ治療には、フェイスリフトといって、皮膚や皮下組織を引き上げ、余分な皮膚を切除する方法もあります。しかし、このフェイスリフトは高い効果が期待できる一方で、ダウンタイムは重くなります。さらに、傷の長さに驚かれる方も少なくありません。
「そこまでの手術はハードルが高い」「できるだけダウンタイムを軽くしたい」という方には、糸リフトがおすすめです。
たるみ予防ができる

糸リフトは今あるたるみの改善だけでなく、将来のたるみを予防できる点もメリットのひとつです。引き上げ効果が落ち着いた後も、糸が溶けていく過程で周囲の真皮組織が刺激され、コラーゲンの産生が促されます。これにより、肌のハリやツヤが出て、たるみの進行を抑える効果が期待できます。
たるみ改善効果の高いフェイスリフトであっても、一度行えば老化が止まるわけではなく、時間の経過とともに再び皮膚は下がってきます。そのため、フェイスリフト後のメンテナンスとして、糸リフトを継続的に行うことを推奨するドクターも多くいます。
糸リフトのデメリット
長期的な引き上げ効果は期待できない
糸リフトのみで、長期間にわたる引き上げ効果を維持することはできません。例えば、「糸リフトだけで2年間の引き上げ効果を得たい」といったイメージを持っている方は、満足のいく効果を得られない可能性があります。
たるみの予防効果はおよそ2年程度期待できますが、引き上げ効果自体は半年ほどです。ただし、1〜2年に1回の頻度で糸リフトを行い続けた場合、10年後でも驚くほどたるみが少ない状態を保てている方も多くいらっしゃいます。そのため、たるみ防止のメンテナンスの一環としておすすめの施術です。
糸リフトが適している人

糸リフトは、たるみを引き上げたい方に適した施術です。ただし、たるみが強い場合には、フェイスリフトのような切る手術のほうが適しているケースもあります。
目安としては、たるみが軽度から中等度の方が、糸リフトで最も効果を感じやすいでしょう。30代・40代のたるみが気になってきた方で、「切るほどではないけれど、もう少し引き上げたい」「ここがすっきりするといいな」と感じている方には、糸リフトが非常に向いています。
できるだけ傷を小さく済ませたい方

できるだけ顔を切らずにたるみを改善したい方にも、糸リフトはおすすめです。フェイスリフトは高い効果が期待できる反面、どうしても顔に傷が残る施術であり、ハードルが高いと感じる方も少なくありません。
糸リフトであれば、傷は小さく済むため、「できるだけ大きな傷をつけたくない」という方に適した施術といえます。
まとめ
糸リフトは、切らずにたるみを改善できる点や、将来のたるみ予防にもつながる点が魅力の施術です。一方で、たるみの程度やご希望によっては、他の治療法が適している場合もあります。
そのため、「自分には糸リフトが合っているのか」「どの治療法がベストなのか」と迷われた際は、まずは専門医によるカウンセリングを受けてみることが大切です。
当院では、無料カウンセリングを実施し、お一人おひとりのお悩みや状態に合わせて、最適な治療プランをご提案しています。糸リフトをご検討中の方は、どうぞお気軽にご相談ください。
<監修医師紹介>
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大橋 昌敬 (THE CLINIC 総院長 / 第112回日本美容外科学会会長)
- ■経歴
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- 1990年
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久留米大学医学部 卒業
久留米大学医学部 第二外科 外科学 入局
(胸部外科学、救急医学、麻酔全般を習得/博士号取得)
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- 1994年
- Toronto General Hospital(Canada)
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- 2000年
- 聖心美容外科 東京院副院長 就任
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- 2003年
- 聖心美容外科 福岡院院長 就任
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- 2009年
- THE CLINIC 福岡院院長 就任
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- 2012年
- THE CLINIC 東京院院長 就任
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- 2015年
- THE CLINIC 技術指導医 就任
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- 2017年
- THE CLINIC 統括指導医 就任
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- 2022年
- THE CLINIC 総院長 就任
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- 2023年
- 第112回日本美容外科学会長就任
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- 資格
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- 日本胸部外科学会認定医
- 日本外科学会認定医
- 日本美容外科学会理事
- 日本美容外科学会専門医
- VASER Lipo認定医
- TOTAL DEFINER by Alfredo Hoyos 認定医
- 所属学会
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- 日本外科学会
- 日本胸部外科学会
- 日本形成外科学会
- 日本美容外科学会(JSAS)
- 日本美容外科学会(JSAPS)
- アメリカ形成外科学会(ASPS)