『顔の脂肪吸引』成功デザイン学-成功の鍵は自然なV字ライン-

『顔の脂肪吸引』成功デザイン学-成功の鍵は自然なV字ライン-

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小顔人気が定番化し、顔の脂肪吸引の需要は高まるばかり。しかし、実は経験豊富で技術力の高いドクターが施術しないと失敗のリスクも含む高難度の箇所なのです。今回は、顔の脂肪吸引の成功ポイントをまとめました。

この記事の監修ドクター

大橋 昌敬
大橋 昌敬 医師
(THE CLINIC 総院長 / 日本美容外科学会専門医 / 日本美容外科学会会長

少しのミスが命取り。顔の脂肪吸引のリスクとは?

顔の脂肪吸引の失敗例

ほっそりした小顔は女子の永遠の憧れ。それは好みに左右されず、恋とお洒落を制する最強パーツであるからです。それ故、美容医療業界でも顔の脂肪吸引は大変に人気なメニューですが、実は少しのミスで大失敗の仕上がりになってしまう高難度の施術。成功すれば脂肪融解やエステよりも時間も値段も効率的かつ完成度の高い小顔になれますが、失敗した場合は貧相で老けた印象になってしまうのです。例えば頬骨直下の脂肪は無理に吸引すると仕上がりが悪くなるため、アプローチすべきでないゾーン。しかし、そのNGゾーンの脂肪まで取って頬をコケさせてしまったり、若々しさを保つために適量は残しておくべき頬肉を取り過ぎて皮膚がペラペラになったり、たるんだりしてしまう失敗ケースは少なくありません。
一般的には脂肪吸引に慣れていない、経験の浅いドクターが陥りがちな例ですが、デザインを無視して吸引量の多さに固執する故に失敗する医師もいるので注意すべきでしょう。

成功ポイントはリフトアップ効果も高い自然なV字ライン

顔の脂肪吸引で成功のカギを握るポイント

顔の脂肪吸引術に長けたベテランドクターは、皆一様にいいます。顔の脂肪吸引の後悔しないための成功ポイントは「〝V字〟ラインを意識したデザインと施術の手順」と。V字は頬がスリムで顎がキュッと出た、最高に小顔の印象になるラインのこと。そして成功の鍵を握る手順には、小顔効果と同時にリフトアップ効果ももたらすための重要な意味があるのです。右図の手順で若々しさをキープしたままスリムなフェイスに仕上げることができるのでご参照ください。VASER波とは、ベイザー脂肪吸引から照射される特殊な超音波のことで、周辺組織を傷つけることなく脂肪吸引が可能です[1]。そのため、ダウンタイムも軽く済みます[2]
ただし丸顔の方は、小顔の条件であるV字ラインを強調させる方法として、脂肪吸引だけでは少し弱い場合があります。より完成度を上げるためには、脂肪吸引と糸リフトを併用した「小顔Vリフト」がおすすめです。糸リフトで皮膚を引き上げることでシャープな輪郭をつくり、理想の小顔を叶えます。

コラムのポイント

  • 顔の脂肪吸引は失敗すると貧相な老け顔になるリスクがある
  • 成功の秘訣は頬骨直下の脂肪を取らないこと、自然なV字をつくること
  • 上手なドクターが施術すれば、リフトアップと小顔のW効果が得られる!

よくある質問

  • 顔の脂肪吸引のデメリットは何ですか?

    顔の脂肪吸引のデメリットは、術後にダウンタイムがあることです。痛みや内出血はむくみ、硬縮といった症状が現れ、術後2ヵ月程度で落ち着きます。
    また、頬やフェイスラインがたるんだりこけたりする失敗リスクがあります。失敗しないためには、取ってはいけない脂肪を熟知しているドクターを選ぶことが大切です。

    失敗から学ぶ下記のコラムもぜひご覧ください。

    ▶小顔脂肪吸引のよくある失敗はこちら

<監修医師紹介>

大橋 昌敬

大橋 昌敬 (THE CLINIC 総院長 / 第112回日本美容外科学会会長 / CRF療法・VASER Lipo技術指導医)

【経験年数】医師歴34年 / 【年間症例数】約300件 / 【学術発表数】論文15件以上・学会発表35件以上

■経歴
  1. 1990年
    久留米大学医学部 卒業
    久留米大学医学部 第二外科 外科学 入局
    (胸部外科学、救急医学、麻酔全般を習得/博士号取得)
  2. 1994年
    Toronto General Hospital(Canada)
  3. 2000年
    聖心美容外科 東京院副院長 就任
  4. 2003年
    聖心美容外科 福岡院院長 就任
  5. 2009年
    THE CLINIC 福岡院院長 就任
  6. 2012年
    THE CLINIC 東京院院長 就任
  7. 2015年
    THE CLINIC 技術指導医 就任
  8. 2017年
    THE CLINIC 統括指導医 就任
  9. 2022年
    THE CLINIC 総院長 就任
  10. 2023年
    第112回日本美容外科学会長就任
■資格
  • 日本胸部外科学会認定医
  • 日本外科学会認定医
  • 日本美容外科学会専門医
  • コンデンスリッチファット(CRF)療法認定医
  • VASER Lipo認定医
  • VASER 4D Sculpt(ベイザー4D彫刻)認定医
  • TOTAL DEFINER by Alfredo Hoyos
  • サーメージ認定医
  • カンタースレッズ認定医
■所属学会
  • 日本外科学会
  • 日本胸部外科学会
  • 日本形成外科学会
  • 日本美容外科学会(JSAS)
  • 日本美容外科学会(JSAPS)
  • アメリカ形成外科学会(ASPS)
■著書
技術教科書『安全で失敗しない脂肪吸引の手術』(克誠堂出版)
豊胸にまつわる30の口コミ都市伝説【噂の「ウソ?」 or「 ホント?」を専門医が徹底解説!】(THE CLINIC)
豊胸手術で失敗しないために絶対に押さえておきたい15の常識(THE CLINIC)

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