垂れ乳を解決する手術4選〜リフトアップ整形術の種類と費用〜

垂れ乳を解決する手術4選〜リフトアップ整形術の種類と費用〜

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垂れ乳(垂れた胸)には、別名”老け胸”という呼び方もあるのだとか。バストの垂れは、女性が老化を実感する切実な問題です。事実ネット上には、垂れた胸に関する多くの解決策が提案されています。
もしあなたが「運動やエクササイズ、矯正ブラでは効果を感じない」「今すぐになんとかしたい」と感じているなら、是非このコラムを読み進んでください。垂れ乳の解消が期待できる方法をご紹介します。

この記事の監修ドクター

大橋 昌敬
大橋 昌敬 医師
(THE CLINIC 総院長 / 日本美容外科学会専門医 / 日本美容外科学会会長

胸が垂れる原因は?

胸が垂れるきっかけは大きく3つ考えられます。姿勢の悪さによる筋力の低下、授乳後のバスト縮小に伴う皮膚のたるみ、加齢によるクーパー靭帯の伸びです。
姿勢の悪さが原因であれば、運動やエクササイズ、矯正ブラなどで解決できるかもしれません。しかし、セルフケアはあくまで垂れ乳の「予防法」です。また、残り二つの原因は気を付けてどうにかできるものではありません。すでに垂れてしまっているバストを改善したい場合、期待する状態に近づけるには美容整形がもっとも有効です。

胸が下垂する3大原因

垂れた胸の整形術には何がある?特徴や費用をチェック

美容整形が有効として、どんな方法があるのか気になりますよね。ここでは、垂れてしまった胸を直すために有効な、4つの整形手術をご紹介します。メリット・デメリットや費用の目安など、まずはポイントをまとめたので参考にご覧ください。

乳房切除 コンデンスリッチ豊胸 RFタイトニング 脂肪吸引
施術内容 たるんだ皮膚や皮下組織を切除し、縫い縮めてバストの下垂を改善する手術 自身の不要な脂肪をバストに注入し、ボリュームアップで皮膚のハリを取り戻す 皮下組織に照射するRF(ラジオ波)の熱エネルギーで組織をタイトニング 皮膚の引き締め作用もあるベイザー脂肪吸引で、脂肪を減らし、皮膚の収縮を促す
こんな人におすすめ 垂れ方が重度で胸を小さくしたい バストアップしたい 垂れの原因が皮膚のたるみ 垂れの原因が脂肪で胸を小さくしたい
メリット
  • バストの縮小効果が高い
  • バストアップできる
  • 体に低負担
  • 自然で柔らかな仕上がり
  • 体に低負担
  • 肌質の改善効果
  • 比較的にダウンタイムが軽い
  • バストの縮小効果が高い
  • 術後たるみ防止効果が期待できる
デメリット
  • バストに傷が残ってしまう
  • 重度のたるみには対応できない
  • 原因が脂肪にある場合、効果は少ない
  • ダウンタイムがある
費用・料金 ¥1,500,000〜¥2,000,000(税込¥1,650,000〜¥2,200,000) ¥864,000(税込¥950,400) ¥200,000(税込 ¥220,000)/1部位 ¥270,000~(税込¥297,000~)/1部位
乳房切除 コンデンスリッチ豊胸 RFタイトニング 脂肪吸引
施術内容 たるんだ皮膚や皮下組織を切除し、縫い縮めてバストの下垂を改善する手術 自身の不要な脂肪をバストに注入し、ボリュームアップで皮膚のハリを取り戻す 皮下組織に照射するRF(ラジオ波)の熱エネルギーで組織をタイトニング 皮膚の引き締め作用もあるベイザー脂肪吸引で、脂肪を減らし、皮膚の収縮を促す
こんな人におすすめ 垂れ方が重度で胸を小さくしたい バストアップしたい 垂れの原因が皮膚のたるみ 垂れの原因が脂肪で胸を小さくしたい
メリット
  • バストの縮小効果が高い
  • バストアップできる
  • 体に低負担
  • 自然で柔らかな仕上がり
  • 体に低負担
  • 肌質の改善効果
  • 比較的にダウンタイムが軽い
  • バストの縮小効果が高い
  • 術後たるみ防止効果が期待できる
デメリット
  • バストに傷が残ってしまう
  • 重度のたるみには対応できない
  • 原因が脂肪にある場合、効果は少ない
  • ダウンタイムがある
費用・料金 ¥1,500,000〜¥2,000,000(税込¥1,650,000〜¥2,200,000) ¥864,000(税込¥950,400) ¥200,000(税込 ¥220,000)/1部位 ¥270,000~(税込¥297,000~)/1部位

垂れ乳の整形術としては、バストの脂肪や皮膚を切除する手術「乳房切除」が有名です。乳房切除には、乳房吊上術と乳房部分切除(リダクション)の2通りの方法があります。
胸に直接メスを入れるため、バストに傷が残ってしまう点がデメリットですが、確実な垂れの改善、バストの縮小効果は、他のどの施術にも引けを取りません。そのため、垂れ方が重度な方には有効な方法です。

乳房吊上術

たるみの見られるバストの皮膚を切除して、残った部分を縫合する手術です。重度の下垂を改善する際に適しています。下向きになったバストトップを引き上げたい場合は、図のように乳輪上部を三日月状に切除して縫い縮めます。
乳輪の位置を引き上げたい場合は、乳輪周りをドーナツ状に切除し、バストトップを上に移動させます。どちらも、乳腺や乳管への影響はありません。

乳房吊上術の種類

乳房部分切除(リダクション)

バストの縮小と胸の垂れの改善を、同時に行う方法です。皮膚の余剰が少ない場合は、乳輪周囲を楕円形に切除するGoes法が最適。この方法なら、授乳機能も温存できます。
皮膚の余りが顕著であれば、Mckissock法が有効です。乳輪周辺をT字状に切除して縫合する手技ですが、状態よっては皮下組織や乳腺を切除することもあります。

乳房部分切除の種類

ただ一口に垂れ乳といっても、バストの状態やご希望はゲストによって異なります。そのため当院では、お一人おひとりのバストの状態やご希望に応じてご提案できるよう、乳房切除術の以外にも、高周波でタイトニングしたりバストアップでハリを取り戻すなど、バストを「切らない」方法もご用意しています。以下に詳しくご紹介します。

垂れ乳の改善とバストアップの両方を叶えたい方におすすめなのが、コンデンスリッチ豊胸
特に授乳後の垂れたバストの形を整えたい方には、コンデンスリッチ豊胸が最適です。コンデンスリッチ豊胸する際、バストには脂肪を注入するスペースが必要です。授乳経験がある方は、乳腺の発達により皮膚が伸びているため、十分なスペースが確保された状態にあります。よって、通常より脂肪が定着しやすくなっているのです。ダウンタイムは術後から2週間程度、痛みや腫れ、内出血がありますが、時間と共に回復していきます。

コンデンスリッチ豊胸の授乳後のたるみ改善症例

施術名 コンデンスリッチ豊胸
施術概要 太もも、腹部などの皮下脂肪を採取し、そこから老化細胞や血液等の不純物を特許技術の遠心濾過で除去。これをバストの皮下に注入する豊胸手術。ベイザー脂肪吸引を併用することで、より美しいボディラインに仕上がる。
施術費用(標準モニター) ¥864,000(税込¥950,400)
モニター募集に関して詳しくはこちらをご覧ください。
▷胸のたるみ・しぼみ改善【産後のナチュラル豊胸モニター募集】
施術の副作用・リスク 施術後には一定期間、痛み、浮腫み、内出血、こわばり等の症状が見られることがあります。また、この他にも予期しない症状が現れる可能性がありますので、術後異常を感じた際には速やかにご相談ください。

コンデンスリッチ豊胸とは?

コンデンスリッチ豊胸とは、不純物を取り除いた良質な脂肪のみをバストに注入する豊胸手術です。垂れ方が軽度なら、脂肪でボリュームを補填することでハリのあるふっくらとしたバストラインを取り戻すことができます。
従来の脂肪注入では、注入脂肪の不純物が十分に取り除くことができず、注入した脂肪が壊死してしこりや石灰化を起こすリスクを伴う、という事実も存在しました。 対して、コンデンスリッチファット(CRF)注入は、コンデンス(濃縮)技術によって壊死する可能性のある死活・老化細胞を取り除き、健全な脂肪のみを無菌状態で注入するため、これらのリスクを最小限に抑え、定着率を高めます。

脂肪注入で使用する通常の脂肪とコンデンスリッチの違い

新たな豊胸手術【エクソソーム豊胸】

脂肪注入豊胸の定着率は、血流増加の働きが期待できる幹細胞が脂肪に豊富に含まれていると有利となります。そして幹細胞のこうした働きは幹細胞から分泌されるエクソソームによってもたらされることが、最近の研究から分かってきました。
当院では、このエクソソームを用いた豊胸術「エクソソーム豊胸」を2021年の夏より他院に先駆けて実施しています。このエクソソーム“だけ”を幹細胞から抽出し、脂肪にを加えてバストへ注入することで、従来法を大きく上回る効果が期待できる他、エクソソームは細胞の修復を促すように働きかける性質があるため、ダウンタイムの軽減も期待できます。

エクソソーム添加の有無とダウンタイムの比較症例

施術名 エクソソーム豊胸
施術概要 太もも、腹部などの皮下脂肪を採取し、そこから老化細胞や血液等の不純物を特許技術の遠心濾過で除去。これに幹細胞由来のエクソソームを加えてバストの皮下に注入する豊胸手術。
施術費用(標準モニター) ¥1,004,000(税込¥1,104,400)
モニター募集に関して詳しくはこちらをご覧ください。
▷授乳後の定着さらにUP【エクソソーム豊胸モニター】
施術の副作用・リスク 施術後には一定期間、痛み、浮腫み、内出血、こわばり等の症状が見られることがあります。また、この他にも予期しない症状が現れる可能性がありますので、術後異常を感じた際には速やかにご相談ください。

エクソソーム豊胸を受けたゲストの体験談▼

タイトニングRFとは、ラジオ波という電磁波(RF)の熱エネルギーによって皮膚や線維組織を引き締める、切らない施術です。こちらの症例は右胸だけクーパー靭帯が切れてしまった改善が難しいケースでしたが、コンデンスリッチ豊胸にRFタイトニングを組み合わせることで、垂れ乳による左右差を目立たなく改善することができました。

右胸だけクーパー靭帯が切れて垂れてしまった左右差を脂肪注入豊胸とRFタイトニングで改善した症例

施術名 コンデンスリッチ豊胸RFタイトニング併用)
施術概要 太もも、腹部などの皮下脂肪を採取し、そこから老化細胞や血液等の不純物を特許技術の遠心濾過で除去。これをバストの皮下に注入する豊胸手術。RF(ラジオ波)と呼ばれる高周波を照射することでたるみを強力に引き締めるタイトニング施術を併用。
施術費用(標準モニター) ¥1,130,000(税込¥1,243,000)
詳しくはこちらをご覧ください。
垂れや左右差も同時に改善【産後のナチュラル豊胸モニター募集】
施術の副作用・リスク 施術後には一定期間、痛み、浮腫み、内出血、こわばり等の症状が見られることがあります。また、この他にも予期しない症状が現れる可能性がありますので、術後異常を感じた際には速やかにご相談ください。

エンブレイスとは

当院ではタイトニングRFの機器として、体の深部から強力な引き締め作用を促すエンブレイスを採用しています。
エンブレイスの施術では、まず引き締めたい箇所の皮下組織につまようじほどの極細のカニューレを挿入します。その先端の電極から、皮膚表面に当てた電極に向かって特殊なRFを照射。このとき発生する熱エネルギーが、線維組織や真皮などに最適な温度で働きかけることで各組織を強力に引き締め、リフトアップ効果が期待できます。また、組織が収縮する過程でコラーゲンが大量に産生されるため、術後半年は引き締まり続けます

エンブレイスRFがたるみを強力に引き締めるメカニズム

脂肪の重みで垂れ下がった胸を小さくしたい方には、脂肪吸引が有効です。
メリットは、物理的に脂肪を取り除くので、確実に胸を小さくできること。そして、メスを使わないのでバストが傷つかない点です(脇のシワになじむ5mm程度の小さな傷が残る程度です)。
「脂肪を取ってしまったら、皮が余ってたるむのでは? 」と思われるかもしれませんが、当院ではベイザー脂肪吸引を採用していますのでご安心ください。ベイザー脂肪吸引は従来の脂肪吸引と異なり、周辺組織を傷つけるリスクが少ない点が特長です。このため、皮下の線維組織を温存できるので、ボリュームダウンとともにたるみ防止効果も期待できます。さらに、スーパーフィッシャルリポサクションという上級テクニックを使うことで、より強力な引き締め効果も得られます。

従来の脂肪吸引と、ベイザー脂肪吸引の違い

垂れ具合や皮膚の状態によって、RFタイトニングを組み合わせることも効果的です。

ベイザー脂肪吸引とRFタイトニングによる垂れ乳改善の症例

施術名 ベイザー脂肪吸引RFタイトニング併用)
施術概要 ベイザー波という超音波を皮膚の内側から脂肪組織に照射して、周辺組織と脂肪細胞を遊離。その後カニューレという専用の管で脂肪細胞を吸引除去する。RF(ラジオ波)と呼ばれる高周波を照射することでたるみを強力に引き締めるタイトニング施術を併用。
施術費用(標準モニター) ¥400,000(税込¥440,000)/1部位
詳しくはこちらをご覧ください。
引き締めながら胸を小さく【タイトニング脂肪吸引モニター募集】
施術の副作用・リスク 施術後には一定期間、痛み、浮腫み、内出血、こわばり等の症状が見られることがあります。また、この他にも予期しない症状が現れる可能性がありますので、術後異常を感じた際には速やかにご相談ください。

ベイザー脂肪吸引のモニター募集に関して詳しくはこちらをご覧ください。▷『ベイザー脂肪吸引モニター』

胸を小さくする手術は、垂れの原因を見極めて提案

ご紹介した通り、胸をリフトアップする方法は、メスを使って物理的にたるみを取り除くものから、メスを使わない低負担なものまで様々。それぞれに異なる特徴があるので、胸の状態、垂れの原因をしっかり見極めた上で、最適な解決法を選ぶことが大切です。
当院では、おひとりお一人に合ったベストな方法をご提案いたします。もし興味をお持ちいただけましたら、是非ご相談ください。

コラムのポイント

  • 胸の垂れ(垂れ乳)を解消したい場合は、整形手術という選択も
  • THE CLINICではバストをリフトアップする施術を5種用意
  • カウンセリングでは、胸の垂れの原因を見極めた上で、最善の施術を提案

よくある質問

  • 垂れ乳予防に自宅でできるセルフケアはありますか?

    胸の垂れを根本から解決するには手術が最も有効です。ただ、もしまだそれほど深刻ではない。あるいは将来に備えて予防したいとお考えでしたら、まずはご自分でできる対応を検討されても良いと思います。以下に具体的な対策をご紹介します。

    正しい姿勢を意識する
    イメージすると良いのは操り人形。頭のてっぺんから糸で吊るされているように背筋を伸ばし、顎を引き、肩を落とします。その状態でお腹から胸にかけて内臓を持ち上げるように胸をはります。

    サイズに合うブラジャーをつける
    サイズが合わないブラジャーをつけると、バストがしっかり固定されないためクーパー靭帯が伸ばされ、垂れの原因になります。専門店でジャストサイズを測ってもらい、フィットするものを選びましょう。

    ナイトブラをつける
    寝ている間もクーパー靭帯に負担をかけないように、ナイトブラの着用をお勧めします。寝ているの時の動きは、自分の意思では制御不能です。ナイトブラは、予測不可能な寝返りからもバストを保護してくれます。

    うつ伏せで寝ない
    胸を圧迫するうつぶせ寝は、胸を体重で圧迫することになるので、形の変形が懸念されます。また、バスト周辺の血行が悪化するので、バストにとってはあまり良い環境とは言えません。できるだけ避けるようにしましょう。

<監修医師紹介>

大橋 昌敬

大橋 昌敬 (THE CLINIC 総院長 / 第112回日本美容外科学会会長)

■経歴
  1. 1990年
    久留米大学医学部 卒業
    久留米大学医学部 第二外科 外科学 入局
    (胸部外科学、救急医学、麻酔全般を習得/博士号取得)
  2. 1994年
    Toronto General Hospital(Canada)
  3. 2000年
    聖心美容外科 東京院副院長 就任
  4. 2003年
    聖心美容外科 福岡院院長 就任
  5. 2009年
    THE CLINIC 福岡院院長 就任
  6. 2012年
    THE CLINIC 東京院院長 就任
  7. 2015年
    THE CLINIC 技術指導医 就任
  8. 2017年
    THE CLINIC 統括指導医 就任
  9. 2022年
    THE CLINIC 総院長 就任
  10. 2023年
    第112回日本美容外科学会長就任
■資格
  • 日本胸部外科学会認定医
  • 日本外科学会認定医
  • 日本美容外科学会専門医
  • VASER Lipo認定医
  • TOTAL DEFINER by Alfredo Hoyos 認定医
■所属学会
  • 日本外科学会
  • 日本胸部外科学会
  • 日本形成外科学会
  • 日本美容外科学会(JSAS)
  • 日本美容外科学会(JSAPS)
  • アメリカ形成外科学会(ASPS)
■著書
技術教科書『安全で​失敗しない​脂肪吸引の​手術』​(克誠堂出版)​

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