豊胸の傷跡はどこにできる?施術別の特徴と方法について徹底解説!
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豊胸にはさまざまな方法がありますが、「傷跡が残るのではないか」と不安に思っている方も多いのではないでしょうか。
傷跡の仕上がりは、縫合の技術だけでなく、手術中にどれだけ愛護的に組織を扱えるかが大きく影響します。
この記事では、ゲストからよくいただく「豊胸後にできた傷跡は分かりますか?」という質問について、形成外科専門医の今西医師が丁寧に解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
豊胸の傷跡の大きさや位置について
豊胸にはいろいろな種類がありますが、現在、学会などで世界的に推奨されているのは主に2つです。
1つは脂肪注入、もう1つはシリコンバッグ。
これらは術式によって、傷跡の大きさやできる位置が異なります。
そこで、次にそれぞれの豊胸で傷跡がどこにできるのかを紹介します。

シリコンバッグ豊胸の傷跡
シリコンバッグの傷跡の位置は、脇のシワに沿った部分と乳房下縁(アンダーバスト)に沿った部分の2種類があります。どちらも3cmほどの大きさが一般的です。

脂肪注入豊胸の傷跡
脂肪注入豊胸では、脂肪注入部と脂肪吸引部それぞれに傷跡ができますが、シリコンバッグ豊胸と比べても傷跡は非常に小さいのが最大のメリットです。
脂肪注入部の主な傷の位置は、脇のシワに沿った約5mmの傷と、乳輪の中に1〜2か所の約3mmの傷になります。場合によっては乳房下縁に3〜5mmの傷は入ることもあります。
脂肪吸引する部位でも、シワや下着に隠れる位置に傷を設け、こちらも長くて5mm程度で、傷跡が落ち着けばほとんど分かりません。

医師が行う豊胸で傷跡を目立たなくする方法
「綺麗に縫えば傷跡は綺麗になる」とよく勘違いされがちですが、実際は決してそれだけではありません。
形成外科医として長年やってきて、傷跡がキレイになる要因として縫合が占めるのは、全体の3割ほどに過ぎないと考えています。縫合の他に、手術中の操作や工夫も関係します。具体的には以下が私の考えるポイントです。

シリコン豊胸|ケラーファンネルを使用する
工夫の1つとして当院では、小さい傷口からバッグをギュッと入れるための器具「ケラーファンネル」を使用しています。
これを使用する主な目的は、バッグが外部に触れることで生じる感染リスクを抑えることですが、その結果として傷跡をより愛護的に扱えるというメリットもあります。

シリコン豊胸|内視鏡を使用する
もう一つの工夫として、当院では内視鏡を利用することが多いです。 内視鏡を使えば、傷口を無理に引っ張らなくても中の状態をしっかり確認できます。 そのため、安全性の向上だけでなく、傷への負担を最小限に抑えるという点でも、内視鏡は非常に重要です。

シリコン豊胸|ボトックスによる傷跡ケア
最近では、ボトックスを併用すると傷跡が綺麗になりやすいという論文も増えてきています。
ボトックスは、術後に傷の周囲の筋肉の動きを抑えることで、傷が引っ張られる力を減らし、綺麗に治りやすくします。
時間が経ちすぎると効果が弱くなるため、基本的には手術と同時に行うことが多いです。

脂肪注入豊胸|スキンポートを使用する
乳輪の中の傷は非常に綺麗に治りやすい一方で、脇は脂肪を色んな層に細かく注入するたびに注入管が何百回も通るため、擦れて色素沈着が起こりやすい傾向にあります。そのため最近では脂肪吸引時に傷口を保護するために使用するスキンポートを、脂肪豊胸でも採用しています。これにより、注入管が直接傷口に触れないよう保護しながら、注入を行う工夫をしています。

豊胸のアフターケアで大切なポイント
豊胸による傷跡を綺麗に仕上げるためには、縫い方が約3割、手術中の操作や傷への愛護的な扱いが3〜4割、そして残りの約3割はアフターケアが重要です。
当院では、摩擦による刺激を防ぐこと、傷が開こうとする力をテープで分散させること、そして紫外線を予防することの3つを目的として、術後に傷部へのテープ保護を行っています。
一方で、乾燥対策として保湿を心がけることも大切ですが、保湿剤には油分が含まれているため、テープが付きにくくなる場合があります。そのため、最優先はテープ保護とし、その妨げにならない範囲で保湿を行っていただければ十分です。
テープは毎日剥がしても問題はありませんが、粘着剤による刺激が生じやすいため、基本的には3〜4日ごとに、汚れたタイミングで貼り替える程度で構いません。貼り替える際は、ふやかすなどして優しく剥がすことが重要です。

傷跡まで考えた豊胸をご検討の方へ
傷跡の目立ちにくさは、施術時の細かな配慮や、医師の経験の積み重ねによって大きく差が出ます。
そのため、傷跡への配慮やケアを含めた施術の工夫をしっかり行っているクリニックを選ぶことが大切です。
傷跡の治療や縫合は形成外科が専門分野となるため、形成外科医が在籍しているクリニックでは、傷をきれいに仕上げるための工夫がなされているケースが多いでしょう。
カウンセリングの際には、傷跡への配慮や術後ケアについて質問してみるのもおすすめです。
正しい知識をもとに、後悔のない選択につなげてください。
豊胸をご検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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監修ドクター
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今西 理也masaya imanishi
THE CLINIC 院長
大学病院を中心に、形成外科、美容外科医として、遊離皮弁を用いた頭頚部再建、乳房再建、眼瞼周囲の手術等で数多くの執刀、指導経験を持つ。大学病院在籍時には、講師として学生の教育や後輩医師への指導を行う傍ら、脂肪幹細胞による神経因性疼痛治療の研究に励んだ。研究していく中で、脂肪の持つ可能性に魅了され、脂肪を専門に扱うTHE CLINIC への入職を決意。15年以上にわたって積み重ねた形成外科領域での経験が、脂肪吸引や脂肪注入による豊胸、エイジング治療で存分に活かされている。
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施術のリスク・副作用など
| 治療概要 | コンデンスリッチ豊胸:太もも、腹部などの皮下脂肪を採取し、そこから老化細胞や血液等の不純物を特許技術の遠心濾過で除去。これをバストの皮下に注入する豊胸手術。ベイザー脂肪吸引を併用することで、より美しいボディラインに仕上がる。 |
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| 副作用・ リスク |
太もも、腹部などの皮下脂肪を採取し、そこから老化細胞や血液等の不純物を特許技術の遠心濾過で除去。これをバストの皮下に注入する豊胸手術。ベイザー脂肪吸引を併用することで、より美しいボディラインに仕上がる。 |