脂肪冷却の効果はある?ない?脂肪吸引との違いを医師が徹底解説
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脂肪冷却と脂肪吸引、どちらにしようか迷われている方もいらっしゃるのではないでしょうか?実際、クリニックでもゲストから同様の質問をよくいただきます。
今回は、THE CLINIC総院長・大橋ドクターが脂肪冷却と脂肪吸引の違いや、それぞれのメリット・デメリットについて解説します。痩身施術をご検討中の方は、ぜひ最後までご覧ください。
脂肪冷却の効果には個人差がある

個人差があり効果がある人とない人がいる、というのが正直なところです。
私の主観では、痩せている人は効きやすいです。もともと脂肪が少ない人が、もう少し減らしたい、という場合には効果が期待できます。
一方、脂肪が多い人は「あまり効かなかった」と言って当院へ脂肪吸引のために来院してくださる方もいらっしゃいます。
脂肪冷却と脂肪吸引の違い
脂肪吸引は、細い管で脂肪を吸い取る外科的な手術です。傷が小さく、脂肪を確実に取れるところが大きな特長です。
一方、脂肪冷却は簡単に言うと脂肪を凍らせる施術です。凍らせることで細胞がゆっくりと死に、体に吸収されることで脂肪が減ります。
どちらも脂肪を減らす施術というところは共通していますが、脂肪冷却は針を使わず傷がつかないという点で人気があります。

脂肪吸引のメリット・デメリット
メリット
脂肪吸引で一番のメリットは、確実に脂肪細胞を減らせることです。皮下脂肪の約80%を吸引できます。脂肪細胞自体が確実に減るので、リバウンドしにくくなる点は大きなメリットです。

デメリット
脂肪を取ることで「皮膚のたるみ」というリスクが伴うことです。脂肪を取りすぎるとたるみが起きるため、注意が必要です。実際に脂肪の取りすぎや取り残しによる失敗も起きています。取り残しは皮膚の凸凹につながりますし、取りすぎて脂肪を0にしてしまうと皮膚が壊れ、柔らかさが失われてしまいます。

脂肪吸引のデメリットの多くは、術者の技術で回避可能です。また、ベイザー脂肪吸引など皮膚を引き締める脂肪吸引を上手に使えば、たるみを防ぐこともできます。脂肪吸引をする際は、脂肪吸引経験が豊富な医師がいるクリニックを選んでいただくことをお勧めします。
脂肪冷却のメリット・デメリット
メリット
脂肪吸引とは違い、傷ができないことです。また、傷ができないので術後のダウンタイムも軽く済みます。体へのダメージが少ないことが、最大のメリットです。
デメリット

どれくらい脂肪が減るか、正確に予測できないことです。効果が出る人・出ない人で個人差があり、部位によっても結果が変わります。また、脂肪冷却は大まかな範囲は指定できますが、脂肪吸引のようにピンポイントで脂肪を取り除くことはできません。
施術回数は1回で効果が出ることは少なく、ほとんどの場合数回の施術が必要です。
脂肪冷却で失敗することはある?

メスを使わない気軽な施術で人気の脂肪冷却ですが、失敗することもあります。
重大な合併症として挙げられるのが「過形成」です。過形成とは、脂肪冷却で逆に脂肪が増えてしまう症状のことで、明確な原因はまだ解明されていません。頻度は高くありませんが起こる可能性はあります。
過去に他院で脂肪冷却して脂肪が増えてしまい、当院へ脂肪吸引のご相談に来られた方がいらっしゃいました。下の写真のように下腹部だけポコッと膨らんでいる、これが過形成です。脂肪冷却を当てた部分だけ脂肪が増えています。
こちらの方は私が脂肪吸引を行って、下腹部の膨らみを解消することができました。

また、脂肪冷却後は脂肪が硬くなっているため、脂肪吸引が少ししづらくなります。経験の少ない医師だと、難しく感じると思います。
【結論】脂肪冷却と脂肪吸引なら脂肪吸引がおすすめ

脂肪吸引の経験豊富な医師による脂肪吸引が、最も確実だと思います。脂肪吸引に抵抗があるという方もいらっしゃると思いますが、確実に脂肪を落としたいのであれば脂肪冷却よりも早く、キレイに仕上がる脂肪吸引をお勧めします。
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監修ドクター
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大橋 昌敬masanori ohashi
THE CLINIC 総院長 / 日本美容外科学会専門医 / 日本美容外科学会会長
胸部外科学などで博士号を取得した後、高水準の医療技術を求められるカナダで、心臓外科医として活躍。帰国後は「女性に最高の美しさを提供したい」という思いから美容外科医に転身する。
豊胸、脂肪吸引などでトータルボディデザインができる希少なドクターであり、圧倒的な症例経験と、他院向け技術セミナーの開催をライフワークとしていることから、国内随一の技術と熱意の持ち主として知られる。また、新しい美容医療技術の探求にも熱心で、海外の最新技術を習得する努力を欠かさず、学会での発表も積極的に行なう。
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施術のリスク・副作用など
| 治療概要 | ベイザー脂肪吸引:ベイザー波という超音波により脂肪組織を遊離させ、その後刃のない「カニューレ」という専用の器具で脂肪細胞を吸引除去する。吸引後の線維組織には元に戻ろうとする作用が働き、皮膚はキレイに収縮し引き締まる。 |
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| 副作用・ リスク |
術後には内出血や浮腫み、硬縮(皮膚のツッパリ感)、疼痛などが出現します。その他にも何か経過で不安を感じた場合はすぐにご連絡ください。 |