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太もも脂肪吸引は何日で落ち着く?痛み・むくみ・仕事復帰まで医師が解説【術後当日〜6ヶ月】

脂肪吸引をご検討される際、術後のダウンタイムを気にされる方は少なくありません。なかでも太ももは吸引量が多くなることがあり、歩行への影響を心配されることから、不安を感じやすい部位のひとつといえます。
今回はTHE CLINIC 総院長の大橋ドクターが、美容外科歴25年以上の経験をもとに、太もものダウンタイムの経過を症例画像とあわせて詳しく解説します。術後に起こりやすい症状やよくあるご質問はもちろん、実際に太ももの脂肪吸引を受けられた方へのインタビューも交えながら、わかりやすくお届けします。これから太ももの脂肪吸引をご検討中の方は、ぜひ最後までご覧ください。

太もも脂肪吸引のダウンタイム経過

太ももはもともとの脂肪量が多く、吸引範囲や吸引量も多くなりやすい部位のため、他の部位と比べてダウンタイムがやや長くなる傾向があります。主な症状としては、「内出血・腫れ・痛み」が挙げられます。また、「術後にきちんと歩けるのか?」といったご不安の声も多く聞かれますが、術後当日から歩いてご帰宅いただくことが可能です。

【太もも脂肪吸引の術後当日】

手術当日は、術後にガードルを着用していただくことが多いため、ワイドパンツやスウェットなど、ゆとりのある服装でお越しいただくことをおすすめしています。痛みはコントロール可能な範囲であることがほとんどで、多くの方が当日から歩行されています。

【太もも脂肪吸引の術後1日目】

多少の内出血やむくみがみられます。見た目は痛々しく見えることもありますが、歩行が困難になるほどではありません。痛みは「筋肉痛程度」と表現される方が多いです。

【太もも脂肪吸引の術後3日目】

腫れや痛みのピークは術後2〜3日目にみられることが多く、3日を過ぎる頃から徐々に楽になっていきます。むくみは時間の経過とともに上部から下方へ移動し、膝周りに強く出ることがあります。また、階段の昇り降りが負担なく行えるようになるのは、術後4日目以降がひとつの目安です。

【太もも脂肪吸引の術後7日目】

内出血や腫れが落ち着き始めます。この頃から細さを実感し始める方も多く、仕上がりへの期待が高まる時期です。

【太もも脂肪吸引の術後2週間目】

周囲から「細くなったね」と気づかれ始める頃です。ただし、この時期には硬縮(こうしゅく)と呼ばれる、皮膚が一時的に硬くなる変化がみられることがあります。これは正常な経過で、必ず改善します。ストレッチやマッサージを行うことで回復が早まります。

【太もも脂肪吸引の術後6ヶ月目】

この頃になると硬縮も終わり、状態が安定します。きちんとした手術であれば、たるみや段差もなく自然な仕上がりになります。

術後3週間のダウンタイム体験|ゲストにインタビュー

術後3週間が経過したゲストにお越しいただき、現在の状態についてお話を伺いました。
今回の太ももの脂肪吸引量は、前側と内側あわせて800ccです。術後3週間の時点では、内出血はほぼ見られない状態まで落ち着いています。今後は硬縮が出てくる可能性がありますが、これは経過として自然な反応です。また、細さはここからさらに強調され、今後の仕上がりにも期待できる状態です。

術後何日目から仕事復帰しましたか?

翌日から仕事に行かれたとのことでした。実際にも、術後の経過には個人差はあるものの、翌日から仕事に復帰される方は少なくありません。翌日がお休みの方はゆっくり過ごされることもありますが、どうしても休めないという方も多くいらっしゃいます。その場合でも、痛み止めを服用しながら出勤されるケースは珍しくなく、翌日から通常業務に戻られる方も一定数いらっしゃいます。

痛みの程度を教えてください

当日の痛みを10とすると、1週間後には3程度まで落ち着き、2週間後にはほぼ0に近い状態とのことでした。現在は通常通り歩いてもほとんど気にならないそうです。階段の昇り降りについては、脂肪吸引を行なった翌日から1週間ほどはややつらさを感じたとのことでした。脂肪をしっかり吸引しているため、ある程度の痛みは伴いますが、時間の経過とともに軽減していきます。そして痛みが落ち着けば、吸引した分だけ確実にボリュームは減少します。また、脂肪細胞そのものの数が減るため、将来的に多少体重が増えたとしても、以前より太りにくい状態になる点も特徴のひとつです。

施術当日のことを教えてください

施術当日は、麻酔の影響でややめまいがあり、食欲もあまりなかったとのことでした。そのため、口にしやすいウイダーインゼリーやポカリスエットなどで水分補給を行い、無理のない範囲で体調を整えていたそうです。

その後のケアとして、当院では約3日間ガードルを着用していただいています。これは全体を均一に圧迫し、出血やむくみを抑えるためです。ガードル着用時は途中で段差ができるような圧迫ではなく、適切な範囲をしっかりサポートすることが重要です。

脂肪吸引後の3日間はできるだけガードルを着用していただくことを推奨していますが、その後の着用については絶対ではありません。むしろ、途中で止まるようなストッキングなどを長期間着用することで段差ができ、不要なラインがついてしまう可能性もあります。基本的には、術後3日間はしっかり圧迫を行い、その後は状態をみながら無理のない範囲でお過ごしいただいています。

太もも脂肪吸引後のダウンタイムに関するよくある質問

ここからは、太ももの脂肪吸引でよくある質問にお答えしていきます。ぜひ参考にしてください。

Q. 施術後 圧迫着による圧迫は必ず必要?

A. 術後のむくみを抑えるために術直後から約1週間は、ある程度しっかりとした圧迫を行うことを推奨しています。基本的な仕上がりは手術そのものによって決まるため、圧迫着の有無が大きく左右するわけではありません。しかしむくみを適切に管理しないと一時的に太く見えてしまうことがあります。なお、途中で止まるような不適切な圧迫は逆効果になる場合があります。必ずクリニック指定のダウンタイム専用圧迫着を、指示された期間・方法で正しく着用着用することが大切です。

Q.  脂肪吸引後の痛みはどんな痛み?

A. 筋肉痛のような痛みが多く、どちらかというと鈍痛と表現されることが一般的です。
ただし、痛み止めを服用すれば十分にコントロールできる範囲内であることがほとんどです。痛み止めについては、無理に我慢せず、必要に応じて適切に服用していただいて問題ありません。
激しいスポーツは控えていただく必要がありますが、通常の生活程度であれば体を動かすことは可能です。無理な運動は避けつつ、一般的な動きは行っていただいて構いません。

Q. 太ももの脂肪吸引の傷はバレない?

A. 傷口の位置は施設によって異なりますが、当院ではできるだけ目立ちにくい部位に設けています。前側はビキニラインの内側ぎりぎりの位置に、後ろ側はヒップ下のしわに沿って切開を行います。後方の傷もやや内側に配置することで、より目立ちにくくなるよう配慮しています。そのため、日常生活の中で目立つことはほとんどありません。傷口の数は、前側に2箇所、ヒップ下に2箇所の合計4箇所となります。

Q.  ダウンタイム中はどのように過ごせばいい?

A. ダウンタイム中は、まったく動かないことも、動きすぎることもどちらもおすすめできません。たとえば、ゆっくり歩いてコンビニへ行く、通勤をするなど、日常生活の範囲であれば問題ありません。ただし、術後1週間以内に急にトレーニングを始めたり、「翌日から走らないと嫌だ」と無理に運動をしたりすることは控えていただいています。基本的には「普段通りの生活を心がける」ことが大切です。もちろん痛みがあるため無理は禁物ですが、痛みの様子をみながら一般的な動きを行う程度で十分です。

逆に、ベッドやソファーでまったく動かずに過ごすことはおすすめできません。長時間横になっていると血流が悪くなり、術後合併症のリスクもゼロではないため、ある程度は体を動かしていただくことが大切です。また、就寝時に足を少し高くしていただくと、血流が心臓へ戻りやすくなり、むくみの軽減につながります。痛みが落ち着いてきたら、保湿をしながらやさしくマッサージを行うこともおすすめしています。

Q. 太ももの脂肪吸引は他部位に比べてむくみやすい?

A. はい、本当です。太ももは下半身にあたるため、上半身の部位と比べてむくみが出やすい傾向があります。対策としては、まず適度な水分補給が大切です。ミネラルウォーターなどでしっかり水分を摂ることで、不要なナトリウムの排出が促され、むくみの軽減につながります。そのほか、足を少し高くして休むことや、軽いマッサージを行うことも有効です。さらに、血流促進や組織の回復をサポートする効果が期待できるインディバのような高周波機器を用いたアフターケアも一つの方法です。体の深部から温めることで血行を促し、むくみの改善や回復のスピード向上につながります。

Q. 術後1ヶ月 吸引箇所が凹凸していますがこれは失敗でしょうか?

A. 術後1ヶ月の時点では、まだ最終的な形が決まる時期ではありません。一般的に、仕上がりが安定するのは術後3ヶ月から半年と考えられています。この時期の凹凸は、硬縮による一時的な変化である可能性もあります。ただし、大きなでこぼこや深いシワが気になる場合は、担当医に相談することをおすすめします。凹凸の原因には、硬縮のほかに、吸引量のバランス、圧迫の影響、体質による皮膚の変化など、さまざまな要素が考えられます。問題があると判断された場合には、適切な対応が必要になることもあります。そのため、術後の経過観察は非常に重要であり、不安な点をそのままにしないことが大切です。当院では、手術を受けられるゲスト皆様とLINEで情報共有を行い、気になる症状があればすぐにご相談いただける体制を整えています。

なお、仕上がりが3ヶ月で安定する方と6ヶ月かかる方の違いとしては、吸引量の多さがひとつの要因です。多く吸引した場合はむくみや回復に時間がかかる傾向があります。また、もともと細い方でさらに細さを求める場合は、変化がわかりにくく、完成までに時間がかかることもあります。もし3ヶ月から半年を過ぎても改善が見られない場合は、まずは施術を受けたクリニックに相談することが重要です。それでも不安が解消されない場合、当院では修正を含めたご相談も可能ですのでお気軽にご相談ください。

Q. 1回の脂肪吸引で何kg痩せますか?

A. 脂肪吸引では、吸引した分だけ脂肪は確実に減少します。脂肪は水よりやや軽いため、たとえば3,000cc吸引した場合、理論上は約2.5kg程度の減少が見込まれます。ただし、術後は必ず体がむくみ、水分を含む状態になります。そのため、術後約1ヶ月ほどは体重が1〜2kgほど増えていることも珍しくありません。むくみが落ち着いてから、実際の体重変化が反映されます。また吸引量によって体重の変化は大きく異なります。たとえば300cc程度の吸引であれば体重変化はわずかですが、太ももやお腹などで3,000〜4,000cc程度吸引した場合は、2〜3kg前後の減少が一般的な目安となります。

Q. 太ももの脂肪吸引後いつから細くなりますか?

A. 細さを実感できる時期は、吸引量によって大きく異なります。もともとボリュームが多く、しっかり吸引した場合は、最終的な変化ははっきりと現れます。ただし、術後直後から数日間は強いむくみが出るため、効果はほとんど分かりません。1週間後もまだ太く感じることが多く、はっきりと変化を実感できるのは1ヶ月前後が目安となります。一方で、もともと細い方がさらに細さを求める場合は、変化が分かりにくく、実感までに時間がかかることもあります。個人差があるため一概には言えませんが、1週間後にすっきり感じる方もいれば、1ヶ月経ってもまだむくみが残っている方もいます。ただし、むくみがある間も脂肪はきちんと減っています。最終的な仕上がりは3ヶ月から半年ほどかけて安定していきます。一時的なむくみによって不安を感じることもありますが、むくみは必ず落ち着いていきますので、アフターケアを行いながら経過をみていただくことが大切です。

太ももの脂肪吸引を安心して受けたい方へ

太ももの脂肪吸引は、他の部位と比べてむくみや内出血が大きく出やすく、術後の見た目に驚かれる方もいらっしゃいます。しかし、これらは基本的に正常な反応であり、時間の経過とともに落ち着いていきます。ダウンタイムを少しでも快適に過ごすためには、適切な圧迫管理や無理のない過ごし方に加え、術後までしっかりサポートしてくれるクリニックを選ぶことが大切です。当院では、カウンセリングから手術、そして術後の経過フォローまで一貫してサポート体制を整えています。不安や疑問がある場合も、LINEで随時ご相談いただけますので、安心してお任せください。

監修ドクター

大橋昌敬

大橋 昌敬masanori ohashi

THE CLINIC 総院長 / 日本美容外科学会専門医 / 日本美容外科学会会長

胸部外科学などで博士号を取得した後、高水準の医療技術を求められるカナダで、心臓外科医として活躍。帰国後は「女性に最高の美しさを提供したい」という思いから美容外科医に転身する。
豊胸、脂肪吸引などでトータルボディデザインができる希少なドクターであり、圧倒的な症例経験と、他院向け技術セミナーの開催をライフワークとしていることから、国内随一の技術と熱意の持ち主として知られる。また、新しい美容医療技術の探求にも熱心で、海外の最新技術を習得する努力を欠かさず、学会での発表も積極的に行なう。

資格
所属学会

施術のリスク・副作用など

治療概要 ベイザー脂肪吸引:ベイザー波という超音波により脂肪組織を遊離させ、その後刃のない「カニューレ」という専用の器具で脂肪細胞を吸引除去する。吸引後の線維組織には元に戻ろうとする作用が働き、皮膚はキレイに収縮し引き締まる。
副作用
リスク
術後には内出血や浮腫み、硬縮(皮膚のツッパリ感)、疼痛などが出現します。その他にも何か経過で不安を感じた場合はすぐにご連絡ください。