産後にしぼんだ胸は復活できる?カウンセリングから術後まで脂肪豊胸ゲストに密着
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出産や授乳をきっかけに、胸がしぼんだり垂れてしまい戸惑う方は多いのではないでしょうか。今回の動画では、そんな悩みを抱えるゲストが脂肪注入豊胸で変化を遂げるまでを密着。カウンセリングから術中の様子、そして経過診察までを追い、施術のポイントやボディの変化を、ご覧いただきます。
産後の胸を復活させるためのカウンセリングとデザイン設計
今回は、産後約20年が経過したゲストで、しぼんで変化してしまった胸を鏡で見るたびに、日々ストレスを感じていたそうです。特に、デコルテのげっそりとした印象が気になっているとお話しされていました。デコルテのボリュームはシリコンバッグでは解決できません。自然で柔らかいハリを出すためにも脂肪豊胸が最適と考え、ご提案しました。

デコルテをふっくらさせる注入デザイン
浮き出ている肋骨を確認しながらマーキングを行います。
脂肪は、しこりにならないよう皮下や乳腺下などさまざまな層へ分散して注入するのが基本です。しかし、今回の「骨ばったデコルテを改善したい」というお悩みに対しては、大胸筋の筋肉の中とその下の層への注入が不可欠と判断されました。これらの層に注入することで大胸筋に厚みを持たせ、骨のラインを目立たなくすることができます。

採取部位・太ももの吸引設計
痩せ型のゲストだったので、脂肪の採取部位の選択肢は少なく、太もも全周からできるだけ集めることにしました。脂肪吸引で最も重要なのは、バランスよく吸引すること。特に太もも裏側の臀部下の脂肪を過度に取ると、お尻が垂れる原因になるため注意が必要です。理想の脚のイメージを確認したうえで、今回はアスリートのような脚ではなく、女性らしいラインを残すデザインで吸引を行う方針となりました。

脂肪吸引で実際に行った工夫と技術
傷を最小限に抑える工夫
脂肪吸引の傷は、お尻下と膝裏のシワの中といった目立ちにくい位置に3mm程度と、最小限にとどめています。また、カニューレ(吸引管)操作の摩擦から皮膚を保護するスキンポートも必ず装着します。もちろん、術後も傷の大きさは変わっていません。

お尻のラインを崩さない吸引テクニック
脂肪は基本的にしっかりと吸引するのですが、取りすぎ注意の箇所や取ってはいけない脂肪があります。まず、太ももの内側と外側の癒着帯については取り過ぎると凸凹が生じる可能性があるため、特に注意が必要です。

また、カウンセリングでも説明した臀部下は、ヒップライン左右する重要な箇所です。ヒップラインを左右する重要な工程です。ここの脂肪を取ってしまうと、ヒップが下垂したりする可能性があるため、特にドクターの技術と経験値が求められます。
臀部下のシワに作った傷口からカニューレを挿入するので、臀部下はほぼカニューレが通ります。ただ、下の画像の三角にマーキングした部分だけは脂肪を残さないといけないので、正確に狙ったエリアだけを吸引する高度なカニューレ操作の技術が必要です。これは、経験値に左右されるポイントになります。

たるませないための浅層吸引
当院では、皮膚の収縮に有利なベイザー脂肪吸引で脂肪を採取しています。周辺組織へのダメージを抑えながら脂肪を除去できるため、術後に皮膚を収縮させる結合組織(線維組織)を温存できるのが特徴です。ただし、機器に頼るだけでは十分とはいえません。太ももは深層脂肪が多い部位ですが、浅層脂肪も丁寧に吸引しないと皮膚が十分に収縮しきらないことがあります。そのため、スーパーフィッシャルリポサクション技術で浅層まで適切に整えることで、しっかりと引き締め、たるみのない美しい仕上がりを目指します。

胸にハリを取り戻す脂肪注入の技術ポイント
定着を高める注入技術
脂肪を注入する際は、2.4mmヌードルインジェクション技術を用います。これは、1ccの脂肪を30cm以上、できれば50cmほどの長さで、できるだけ細く長い麺状で注入する方法です。そうすることで注入脂肪が生き残るのに必要な酸素や栄養を、受け取りやすくなります。つまり、定着しやすくしこりができにくいのです。

デコルテと胸の輪郭のカギは筋肉の中と下への注入
デコルテのエリアは、大胸筋の中にも入れ、凹みをなくしていきます。この部位の注入は慣れていないと危険ですが、毎日行っていることで安全に注入することができます。今回は、大胸筋に片側40~50ccほど注入したことで、骨張った印象が解消されました。
さらに、大胸筋と外側の前鋸筋の下にも注入します。前鋸筋は医学的に「肋骨上プレーン」と呼んでいる層で、ここに注入することで底上げが可能になり、バストの輪郭がきれいに出ます。ただし、不慣れな場合は気胸のリスクがあるため、経験豊富なドクターが行うべきです。

仕上がりを見ながら整える
一度体を少し起こしてバランスを確認します。この時点でデコルテの凹凸は解消されていますので、続いて乳房の高さを出すように乳腺下にも注入します。ここも塊にならないよう、できるだけ細かく注入していきます。

産後バストはどこまで復活した?4か月後の経過チェック
施術直後、目を覚ましたゲストは、術直後の胸を術前の写真と見比べ、「全然違う!自分じゃないみたい」と喜ばれていました。注入した脂肪のすべてが定着するわけではありませんが、およそ半分ほどは残ります。今回は特にデコルテにしっかりと注入しているため、変化を感じていただきやすい状態でした。「嬉しくて泣いちゃうかも」とおっしゃるほど、ご満足いただける結果となりました。

脂肪吸引部位の仕上がり
状態は良好で、デコルテのボリュームも手術直後からほぼ変わらず、改善されたままでした。太もも吸引でもっとも注意したのがヒップを下垂させないことでしたが、ヒップラインも崩れておらず、問題は見られません。

バストはエコーでもしっかりチェック
脂肪が定着しているか、しこりができていないかは、エコーで視覚的にチェックします。乳腺を確認すると、乳腺の上に脂肪が生き残っていることが分かります。皮下層は術前約2mmと薄い状態でしたが、術後は8mmと約4倍近い厚みになっています。さらに、今回の脂肪注入豊胸では皮下層だけでなく筋肉層にも注入を行っています。筋肉層は術前約5mmから9.2mmへと、倍近い厚みに変化しています。このようにさまざまな層に注入しているため、トータルで自然にきれいな状態となっています。しこりの有無も改めて確認しましたが、触診でもエコーでも認められませんでした。

ゲストインタビュー
バストの仕上がりや脂肪吸引部位のダウンタイムがどうだったかなど、心境も含め最後にゲストのインタビューをご紹介します。
胸の変化について
デコルテの骨ばった印象が気にならなくなり、鏡を見るたびに落ち込んでいた気持ちがなくなったことが一番大きいと仰っていました。施術直後よりは少し落ち着いたものの、施術前と比べると明らかにボリューム感の違いを感じられているようで、術後3ヶ月後には下着をつけた際にその変化を実感できたとのことです。

術後のダウンタイムについて
翌々日から仕事に復帰しなければならなかったため、着圧タイツを履き、その上にパンツを重ねて過ごされていたそうです。ダウンタイムがつらいと感じる場面もあったそうですが、家族や職場の方に気づかれることなく過ごすことができたと仰っていました。

まとめ
産後のバスト変化は、見た目の問題だけでなく、気持ちの落ち込みにもつながることがあります。今回の症例では、デコルテの骨ばった印象を改善し、層ごとに丁寧に脂肪を注入することで、自然な立体感とハリを取り戻すことができました。脂肪注入豊胸は「入れる量」ではなく、「どこに、どう入れるか」が結果を左右する施術です。脂肪を熟知した脂肪専門クリニックだからこそ提供できる技術があります。産後のバスト変化にお悩みの方は、ぜひ安心してご相談ください。
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監修ドクター
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大橋 昌敬masanori ohashi
THE CLINIC 総院長 / 日本美容外科学会専門医 / 日本美容外科学会会長
胸部外科学などで博士号を取得した後、高水準の医療技術を求められるカナダで、心臓外科医として活躍。帰国後は「女性に最高の美しさを提供したい」という思いから美容外科医に転身する。
豊胸、脂肪吸引などでトータルボディデザインができる希少なドクターであり、圧倒的な症例経験と、他院向け技術セミナーの開催をライフワークとしていることから、国内随一の技術と熱意の持ち主として知られる。また、新しい美容医療技術の探求にも熱心で、海外の最新技術を習得する努力を欠かさず、学会での発表も積極的に行なう。
カテゴリー
施術のリスク・副作用など
| 治療概要 | コンデンスリッチ豊胸:太もも、腹部などの皮下脂肪を採取し、そこから老化細胞や血液等の不純物を特許技術の遠心濾過で除去。これをバストの皮下に注入する豊胸手術。ベイザー脂肪吸引を併用することで、より美しいボディラインに仕上がる。 |
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| 副作用・ リスク |
太もも、腹部などの皮下脂肪を採取し、そこから老化細胞や血液等の不純物を特許技術の遠心濾過で除去。これをバストの皮下に注入する豊胸手術。ベイザー脂肪吸引を併用することで、より美しいボディラインに仕上がる。 |